以前から気になってたのですが、お役所や公的機関のホームページの資料は
PDFが圧倒的に多く、ファイルを開かないと内容が全くわからず、要約的な
解説すら無いことが殆どで、見る人の事を考えて作られてないと感じてました。
この政治資金収支報告書データベースは、東大大学院の方が開発されたようで、
Xには個人名も乗ってましたが信憑性がわからないので気になる方は調べてください。
作者の方はさておき、このデータベースはとても使いやすく、検索条件もよく
考えられていると思います。検索条件は大きく3つに分けられます。
・議員の氏名
・政治団体
・企業、政治団体
の3つです。いづれもフリーワード検索が可能なのでうろ覚えでも検索でき、
一度検索して結果から候補を選べます。肝心のデータソースですが総務省および
各都道府県の選挙管理委員会がインターネット上で公表している政治資金収支報告書
なので、怪しい点はまったくなく公開されている情報を信じる前提になりますが
日本で一番正しいデータと言えるでしょう。
一番使うであろう議員名検索をすれば、企業・政治団体による寄附ランキングが
すぐ分かります。支出の方は経常経費と政治活動費に分けて摘要1、摘要2、金額、
日付、政治団体名、Linkまで表示してくれます。
気になっている岩屋外務大臣でみると、案の定ですが支出に「その他の支出」という明細が散見されました。こんな記載で許されてる時点で論外だとは思いますが、
これはどの議員も同じようなものでしょう。国民にはインボイスを強要しておいて、
よくもまあ、と思いますがね。
ともかく、興味を持たれた方は一度使ってみて下さい。企業名で検索すれば
その企業がどこに寄付をしているのかがすぐわかるので面白い材料です。
ただ企業名検索はある程度正しく入力する必要がありました。これはまあ
仕方ないところでしょうが、このような仕組みを構築した一般社団法人政策
推進機構はすごいですね。もちろん利用規約も明記されているので、安易な流用
なんて出来ませんが、かなり画期的なデータベースだと思います。
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Posted at
2025/04/19 19:22:33