2025年06月27日
かつて名門企業だったパイオニアの資本関係がまた変わってしまう
スウェーデンの投資会社であるEQT傘下でしたが、台湾のイノラックスグループの
傘下に入ると発表がありました。2019年の上場廃止以来変動が続きますが、今でも
定期的な新製品発表と優れたサポート体制は健在なので何とかこのまま維持して
欲しいと思います。嫁車ムーブキャンバスでも検討した結果選んだ楽ナビで、
地図更新契約をどうするか検討中だったので少なからずショックを受けてます。
世界中のトレンドに逆行して日本の経済成長が著しく停滞してしまったために、
企業名は変わらなくても資本関係が変わってしまった企業も後を立ちません。
つい先日も大手広告代理店のADKが韓国ゲーム大手のクラフトンに買収されたという
ニュースが流れたばかりです。日本だけが失われた30年で衰退を続けたことは
残念でなりませんが、IT企業や半導体企業だけでなく世界水準のアニメ分野まで
外資に渡ってしまう現状は最早末期的だとも思います。ADKはドラえもん、
クレヨンしんちゃん、プリキュアなどの有名作品に長い間携わってきており、
今後の作風の変化も懸念される非常事態だと思います。
また検証できていませんがトランプ大統領からは関税措置に関して最終通告を
受けていたのに現政権がそれを隠して性懲りもなく赤澤経済再生相を7度目に
なる交渉に出発させたそうですが、事実だとするとあまりにも非礼でもっと重い
関税が課せられることになるのではないかと勝手に心配しています。
米国の強行とも言える手段でホルムズ海峡封鎖を免れ、事実上何もしなかった
日本政府は指摘されている中東諸国の好感度を激しく落としていることも問題です。
田中角栄首相の頃から地道に信頼関係を構築し、好感度を上げて貿易の問題を
解消してきた歴史は過去のものになってしまい、すっかり好感度も落ちてしまい
昔のように恩恵に預かることも出来なくなりました。
この状況で海峡封鎖が現実になったらせっかく増産による原油価格の値下がり
効果が出始めていたのに、8割程度を中東からの輸入に頼る日本は大打撃を
受けた可能性が高いことに異論を唱える人はいないはずです。それが回避された
ことに感謝どころか評価すら明確にせず一体どの国に気を使っているのか?
もう本当に訳がわかりません。
世界中で唯一政策失敗による『貧困』と名指しされている日本が立ち直る可能性は
本当にあるのか?とても興味があります。来月の参院選である程度今後の見通しが
出ると思うので、じっくり行く末を見届けたいと思います。この状況でも選挙に
いかない人には、実質負担率が8割を超えても構わない意思表示だと思ってます。
どうぞ好きなだけ納税して、僅かな年金で死ぬまで貧困を味わって下さい。
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Posted at
2025/06/27 00:04:58
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