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前職は携帯電話のソフトウェア開発をやっていたので、地震報道に関連して
思うことがあります。スマホが登場する前はフューチャーフォン全盛期で
各キャリアが色んなメーカーの新製品を半年ごとに投入し、シェアを競って
ました。所謂第三世代規格で通称３Ｇですね。最近では５Ｇに移行してますが
日本は世界で初めて３Ｇの商用サービスを開始した国なんです。

で、この３Ｇ規格の中で最初にエリアメールが生まれました。正確に言えば
NTTドコモの登録商標なんですが、ベースは世界標準で規定された３Ｇ規格が
ベースです。報道では他社の同様のサービスもエリアメールと呼ばれてました。
その後ETWSという方式に移行し、この頃には販売されていたiPhoneも対応し
あの東日本大震災の影響で、当初の意図とは全く異なり日常でもおなじみに
なってしまい、各メーカーで共通だったアラーム音がどこに居ても鳴り響く
状態になってしまいました。

若い方はわからないかも知れませんが、マルチタスクが当たり前のスマホと違い
フューチャーフォンはタスク切換が必要だったんです。このため、緊急性が
最も高いエリアメールを最優先タスクでユーザーに通知するのは設計上難しい
面がありました。試験環境も特殊で、各キャリアが用意する試験環境に
行かないと評価すらできないことがありました。

規格上の話ですが、世界のハードメーカーの技術者を集めて作った３Ｇは厳格
でしたが、４Ｇ・５Ｇはあくまでその延長上なので規格が緩くなっています。
このため、緊急地震速報は３Ｇの頃とは事情も異なりスマホメーカーの
実装や、インストールするアプリに依存するようになってしまっています。
端末の言語設定をみて英語設定なら英語で緊急メッセージを表示するといった
３Ｇでは当たり前だった機能が無くなったことで、海外旅行者の方が日本に来て
最近の地震に関する注意で情報取得に不自由しているというニュースを
見ました。

日本で携帯電話に関する主管は総務省ですが、ETWSが事業者間ローミングで
動作しないことを報告する報告を出したのは今年３月です。能登地方地震の
後なんです。それ以前にSIMフリー機や技適未取得のスマホでは動作しなくて
当たり前です。日本で使うスマホが国内メーカ産ではない事が当たり前に
なった今、災害情報の取得方法は見直さないといけない時期に来ていると
思います。

報道では１週間注意しろだとか、日用品の買い占めに関する報道ばかりのように
思うんですが、そもそも情報取得をどうするかはユーザーの意思に依存するので
買い占めなんかに走る前に自分で再確認して欲しいと思います。

それはそうと日用品の転売価格はちょっと異常ですね。フリマを運営する
企業もそろそろ上限を設けるようなルール作りが必要ではないでしょうか・・・

今日は親戚の家に行ってました。亡くなって３年になる叔母の家です。
ご主人は９０歳でまだ健在なのですが、娘さんと２人だけで住んでいるので
手土産に『陸乃宝珠』という和菓子を選んで持っていきました。

この和菓子、私が大学生の頃発売開始になってますが、当時から岡山駅の
土産物屋で売り切れになるほどの売れ行きでした。
販売しているのは、宗家源吉兆庵という会社です。岡山の会社なんです。
店舗も結構展開してて、銀座や海外にも出店してます。銀座店では毎年店舗に
ホタルを放つので報道されることも多いです。

公式オンラインショップもあって、陸乃宝珠は期間限定（6/25～8/20）で
送料無料で購入できます。岡山産のマスカット・オブ・アレキサンドリアが
一粒丸ごと入ってて、ゼリーの好きな方ならより美味しく食べれると思うので
是非一度試してみてください。お勧めします。

８月９日に移転オープンしたアストロプロダクツ倉敷店に行ってみました。
午前中は家族に用事を頼まれたので午後から行ってみたのですが、
１３時過ぎに着くと１０台程ある駐車場はほぼ一杯でした。
店内は移転前より大きくなったのかな？あまり変わらないのかも知れません。

例によってチラシを確実に手渡してくれる店員さんがいらっしゃいました。
閉店前の30％引が魅力的すぎて、２０分ほど店内をじっくり見て回りましたが
今日は買いたいものはなかったので退散。
移転前と比べると私の通るルートだと渋滞にあまり影響しない場所になったので
行きやすくなりました。

どうでもいいのですが、買った調光サングラスが全く変化してくれません。
この日差しで駐車する時にダッシュボードに置いてみても、透明のままです。
やはり値段なりということでしょうか・・・