世界で水道水が飲料用にできるのは、たった9ヶ国だそうです。
でも、今の日本は本当に安全な水道水といえるのでしょうか?
就職して大阪に住んだ時一番驚いたのは、梅雨時期位から感じた水道水の『臭さ』
でした。物件は一応新築なので水道タンクも当然新しい状態です。気になって
同じように大阪勤務になったほかの人に聞いても、四国出身の4人とも気になる
と言ってました。管理会社も検査合格したばかりで問題ないと一蹴されました。
それから30年以上経ってますが、このような報道を見るとさすがに怖いと感じます。
宮古島は行ったこともないですがTVでたまに紹介されるイメージから南国の楽園と
いう印象だったのですが、発達障害がわずか8年で44倍と聞くと、完全に異常な
事態だと思います。島内にどんな企業があるかははなから説明もなく、ほぼ断定で
農薬の影響と報じています。私は農薬には縁がないのですが、グリホサートに関する
海外と国内の動きに差があることは以前から知っていたので真っ先に思い出しました。
グリホサポートは国際がん研究機関(IARC)がを発がん性分類で「グループ2A」
という『おそらく発がん性あり』に認定したことをきっかけに注目されるように
なりました。発売禁止になった国も多く訴訟事件もありましたが、なぜか日本は
真逆で、この情報発信した側が敗訴し多額の賠償金を請求されています。
岡山県でも吉備中央町の水道水から基準値を超えるPFASが検出され、住民から
採血するまでに至っています。こちらは農薬の影響というより産業廃棄物の
不適切な扱いが問題のように言われていますが最終結論でもなかったかと思います。
この時初めて知ったのはPFASの基準値はまだ世界でも研究歴史が浅く、設定した
数値が本当に人体に影響がないかどうかまで明らかになってない、ということです。
この点は環境省HPでも明記されている事実です。
話を宮古島の問題に戻すと、どの農薬のどんな成分なのか特定は難しいと思います。
ただ元農林水産大臣の山田正彦さんという方が講演で触れているように、欧米でも
見直されている有機農業を推進することが大事、というところがもっと日本中で
報道されて行かないと同様の事態が今後どんどん広がるように思えます。
これだけ農薬がたくさん使用されていてはどの成分がどんな悪影響を人体に与える
のか検証なんてできないでしょうし、検証を待つ間に影響は広がるでしょう。
子供だけでなく気が付くと日本人の2人に1人ががんで亡くなる時代です。食の
欧米化の影響とかいろんな見方があるようですが、こちらも原因特定に至って
いないことも明白です。でもいくら何でも多すぎるのではないかと思っています。
農薬だけでなく食品添加物も多すぎるのでしっかり自分で選ばないといけません。
何を信じて選べばいいのかも悩ましい問題ですが、売ってるから安心などと決して
思えないですね。少し前に改正食品衛生法の影響で昔から手作りで作ってきた
名物ともいわれていた漬物が手に入らなくなってしまいました。漬物なんて
それこそ大昔から各家庭独自の方法で作った味です。それを小規模生産では叶わない
HACCP適合を義務付けたのがこの結果に繋がったわけで、絶対に法改正の時点で
分かってたはずです。一体何を守ろうとしているのかさえ分かりませんね。
Posted at 2025/10/13 17:56:26 | |
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