2013年12月24日
P0420 CAT EFFICIENCY BELOW THRESHOLD
先日のエンジンチェックランプ点灯について調べています。
(状況)
アルミラジエーターに換装後、時々クルコンも使いながらほぼ巡航速度で走り高速を降りる。
高速降りてすぐの赤信号で停車したらエンジンチェックランプ点灯。
すぐに青信号に変わったのでそのまま走る。エンジンチェックランプは付いているものの、至ってフツーに走るし、停車する場所もなかったのでそのまま自宅まで走行。ただしSIドライブは切り替え不能(Sが点滅)の状態でした。
自宅に戻りエンジンを停止し再起動するもエンジンチェックランプは消えず。(何度やっても同じ)
RomRaiderLoggerでLVT(LearningViewTable)を調査したがノック等の気になる情報はなし。
ツールにある「Read Diagnostic Codes」というメニューからDTCコードを調べたら『P0420 CAT EFFICIENCY BELOW THRESHOLD』と判明(最初の画像)
とりあえずエラーコードの画像を保存し、チェックランプを消すためにECU&TCUをリセットし、エラーコードを消去。結果通常に戻りました。その後エラーは出ていません。
※エンジンチェックランプ点灯時の画像ありました。

記憶が定かではありませんが、赤〇のランプ3か所が点灯、黄〇が交互に点滅していたと思います。
さて、『P0420 CAT EFFICIENCY BELOW THRESHOLD』を検索すれば英語の解説がネット上にいくつかありますが、拙い英訳では非常にわかりにくいのでオイラは整備書でDTCコード”P0420”を検索してみました。
注意:以下は(転記ミス等がなければ)整備書そのまんまです。内容を聞かれてもオイラはわかりませんのであしからずご了承下さいw
DTC P0420 触媒システム
DTCの検知条件:
2回の連続したドライブサイクルで不具合が発生すると検出する。
不具合の症状:
• エンストする。
• アイドリング時の混合比が仕様外である。
注意:不具合箇所を修理または交換後、クリアメモリーモードと点検モードを実行すること。
【ステップ1】エキゾーストシステムの点検
ナットおよびボルトのゆるみや外れによるガス漏れやエアの吸込み、およびエキゾーストパイプの穴あきがないか点検する。
参考:
以下の場所を点検する。
• シリンダーヘッドとフロントエキゾーストパイプの間
• フロントエキゾーストパイプとフロント触媒の間
• フロント触媒とリヤ触媒の間
• フロントO2 (A/F) センサーまたはリヤO2センサーのゆるみ、不完全な取付け
チェック項目:エキゾーストシステムに不具合があるか?
YES⇒エキゾーストシステムを修理または交換する。
NO⇒ステップ2へ
【ステップ2】スバルセレクトモニター上の波形データの点検(走行中)
1) 80~112 km/h (50~70 MPH) で一定走行する。
2) 手順1) の状態で5分経過後、走行状態のままスバルセレクトモニターを使用して波形データを読取る。
• 正常時

• 異常時(反転多数)

QUESTION:正常時の波形が表示されるか?
YES⇒DTCが検出されても、この時点では回路は通常の状態に戻っている。不具合を再現させてから、再度診断を行う。参考:この場合、コネクターの一時的な接触不良、ハーネスの一時的な断線またはショートが考えられる。
NO⇒スバルセレクトモニター上の波形データの点検(アイドリング中)
1) 車両をアイドリングさせる。
2) 手順1) の状態でスバルセレクトモニターを使用して波形データを読取る。
• 正常時

• 異常時1(反転多数)

【ステップ3】スバルセレクトモニター上の波形データの点検(アイドリング中)
1) 車両をアイドリングさせる。
2) 手順1) の状態でスバルセレクトモニターを使用して波形データを読取る。
• 正常時

• 異常時1(反転多数)

• 異常時2(ノイズ混入)

チェック項目:正常時の波形が表示されるか?
YES⇒DTCが検出されても、この時点では回路は通常の状態に戻っている。不具合を再現させてから、再度診断を行う。参考:この場合、コネクターの一時的な接触不良、ハーネスの一時的な断線またはショートが考えられる。
NO⇒ステップ4へ
【ステップ4】触媒の点検
チェック項目:触媒に損傷があるか?
YES⇒触媒を交換する。
NO⇒ステップ5へ
【ステップ5】リヤO2センサーコネクターおよび中間コネクターの点検
チェック項目:コネクターに水が浸入しているか?
YES⇒水の浸入を完全に取除く。
NO⇒ステップ6へ
【ステップ6】ECUとリヤO2センサーコネクター間のハーネスの点検
1) イグニッションスイッチをOFFにする。
2) ECUおよびリヤO2センサーからコネクターを切離す。
3) ECUとリヤO2センサーコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。
コネクター&端子
(B136) No. 20 — (E25) No. 3:
(B135) No. 30 — (E25) No. 4:
チェック項目:抵抗は1 Ω未満か?
YES⇒ステップ7へ
NO⇒ハーネスおよびコネクターを修理する。
参考:以下の場所を修理する。
• ECUとリヤO2センサーコネクター間のハーネスの断線
• 中間コネクターの接触不良
【ステップ7】ECUとリヤO2センサーコネクター間のハーネスの点検
1) ECUにコネクターを接続する。
2) イグニッションスイッチをONにする。
3) リヤO2センサーコネクターとボディアース間の電圧を測定する。
コネクター&端子
(E25) No. 3 (+) — ボディアース (−):
チェック項目:電圧は0.2~0.5 Vか?
YES⇒ステップ8へ
NO⇒ハーネスおよびコネクターを修理する。
参考:以下の場所を修理する。
• ECUとリヤO2センサーコネクター間のハーネスの断線
• ECUコネクターの接触不良
【ステップ8】リヤO2センサーシールドの点検
1) イグニッションスイッチをOFFにする。
2) リヤO2センサーコネクターのボディ側ハーネスのセンサーシールドをむき出しにする。
3) センサーシールドとボディアース間の抵抗を測定する。
チェック項目:抵抗は1 Ω未満か?
YES⇒リヤO2センサーを交換する。
NO⇒リヤO2センサーハーネスの断線を修理する。
・・・ということのようです。あぁ難しいw
これは(再発するようなら)Dで見てもらったほうが良さそうですな(^^;
とりま排気漏れだけ点検しよ~っと♪
おしまい。
(追記)動画みっけ♪
(追記2)参考になりそなURLも追加。
http://www.jaspa-oita.or.jp/jissen/2013/08/page1_1.html
(追記3)2014/01/09気になったのでエラーコードを伝え、Dに点検してもらいました。
が!既にエラーコードを消しているので「はっきりした原因はわかりません。次回はチェックランプが点灯した状態で入庫して下さい。」とのことw
ついでに「もしO2センサー交換ならおいくら万円?」と聞いてみたところ「約4諭吉です」と(@_@;)
これは軽でも変わらないそうな・・・
整備士の方個人は、「チェックランプを消せば問題ないということは、恐らく触媒そのものではなく、リヤO2センサーまたはコードの接触不良、あるいはノックセンサーではないか」との見解。触媒が活性化しない温度(高いか低いかのどちらか)だった可能性もあるそうな。
それにしても2回共、高速を降りてすぐの信号で停止という状況で起きている。
鹿児島で高速を降りた時はチェックランプが点灯しなかったことを考えると、高速後ある程度のクーリングタイムがあればチェックランプ点灯はないのかも知れない。
ちなみにチェックランプ点灯中は濃い燃料を吹きまくっているので、当然燃費は悪くなるとのこと(笑)
保証の範囲で直してもらうためにも、次回のエンジンチェックランプ点灯に期待しよう!(え?
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ECU | 日記
Posted at
2013/12/24 13:31:16
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