プロボックスとハイエースはトヨタの良心だと思う。
耐久性・使い勝手・走行性能・デザイン・・・etc。
ライバルは数あれど、やっぱり抜きん出ている。
今はキャラバン/ADのOEM軍団しかいないけれど・・・。
高速道路・バイパス・峠道・・・ステージは問わない。
そこに道路とお得意先がある以上、”やつら”には勝てない。
私たちに出来ることは、たった一つ。道を譲ること、それだけだ。
そのベストセラー・商用車の片翼を担う、プロボックス/サクシード。(以下プロサク)
こいつが世に出て12年になるそうな。時の流れの速いこと。
200系ハイエース共々、全く古さを感じさせない。
商用車なのにデザインも良い。まさに王者の風格ここにあり。
その王者が改良されたってんだから、穏やかじゃない。
(主に日産が)
詳細や画像はリンク先でどうぞ。↓
【リンク:car.watch.impress・MCしたプロサク】
マイナーチェンジといっても、フロントのフロアパネルを刷新。
なんでも
現行ヴィッツのものを幅を詰めてねじ込んだそうな。
その結果新型エンジンとCVTが載りました。やったね!と。
ま、CVTの採用に関してはADバンのほうがずっと早かったわけで。
このあたりトヨタらしいね。良くも悪くも。変わらないねぇ。
ただADは1.5Lのみ。4WD・1.6L・1.8Lは4ATのまんま。
こちらはこちらで、詰めの甘さが日産らしい・・・。
1.5Lの1NZはそのままに、1.3Lの2NZを1NR(非改良型)にってのはヴィッツと同じ。
しかし1NZは息が長い。初代ヴィッツからだもんなぁ。まぁ改良されてるだろうけど。
1NRはダイハツ製。1.0Lに続き1.3Lもダイハツ製か・・・うん。
そのうち1.5Lもダイハツ製になるんかね?1NZもそろそろアレだし。
と思ったら、
新興国向けには1.5Lの2NRなるエンジンが既にあると。
可変バルタイ等は未採用らしいけど、手直しして日本に来るのかね?
2AZみたいに中国生産のモノが混じるというロシアンルーry(ゲフンゲフン)
オイル喰いだの何だので結局保障延長・・・うん。
友達が前乗ってたヴェルファイア2.4もオイルが減るって言ってたなぁ(遠い目)
ま、メカニカルな部分は素人にゃよくわかりません。
カタログスペック見てあーだこーだ言うのも楽しいから良いけどね。
とにかく、排ガス・燃費規制の為に1NR+CVT乗っけて、
なおかつフロント形状見直して衝突安全性の向上に努めました、と。
何ともいえないクドイ顔になったのは、
対人衝突、脚部の衝撃緩和の為だったのか。
ハイエース共々、厚化粧とか言ってごめんなさい。
【リンク:トヨタ自動車HP・プロボックスの安全性能】
ん?でもハイエースのメッキデカグリルはそうじゃないみたいだけど・・・。
【リンク:トヨタ自動車HP・ハイエースバンの安全性能】
ま、フルキャブのハイエースでフロント柔らかくしたら・・・乗員の脚部がヤバイわな。
安全装備のトピックとしては、
全車VSC&TRC、ヒルスタートアシスト搭載。
いやぁ、まさか営業バンにまでこんな装備が付く日が来るとは。
ま、走行距離が多くて積載も多い車にこそ必要だとは思うんだけどね。
そこはまず第一にコストとの戦いだっつーことで(メーカー・ユーザー共々)
車内装備でいいなと思ったのが、三つ。
・インパネ収納式のテーブル(~10kg)
・スマホ充電にぴったりのホルダー
・牛乳パックも置けるドリンクホルダー
このあたり、さすがはトヨタ。インパネ自体ヴィッツ風のものに大進化。
見た目だけでなく使い勝手も大幅向上。ニクいねぇ、トヨタさん。
ま、作ってるのはダイハツなんですが。
(三代目カローラバンの頃かららしい。)
このあたり、トヨタ&ダイハツ車の耐久性の裏付けになるんじゃなかろうか。
まともに整備してなかった我が家のハイゼット、16年間ほぼ故障なし。オソロシヤ・・・。
さて、面白いのは
ライバルがどう出るか。
目下プロサクのライバルといえば、ADバンとOEM軍団。
上記の三つのいいな!はADバンには備わらない。
何より
安全デバイスがABS&EBDのみ、ちと苦しい。
ガラッとMCで内装から何から変えてくるのか、装備追加でしのぐのか。
キャラバンであれだけ力を入れたFMCをした日産さん。
それはもう、期待して良いんでしょうね?(煽り)
最後に、一つ悲しいお知らせ。
現行ADはオートマチックオンリーでデビューし、
マニュアルのバンとして最後の砦を守ってきたプロボックス。
ついにこのMCで・・・
マニュアル車が・・・消えた・・・。
え?現場のドライバーには朗報だって?そりゃそうか・・・。
Posted at 2014/08/06 15:52:21 | |
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