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ふりくしょんのブログ一覧

2014年09月16日 イイね!

フォード・エコスポーツ試乗。

フォード・エコスポーツ試乗。









昨日の続き。フィエスタと一緒に試乗したのでその感想を。

※写真はみん友・霧島氏撮影のものを拝借。(© 2014 霧島

・エクステリア

白だと少しボッテリした印象を抱くが、実車はスタイリッシュに見える。
フォードのファミリーフェイスに則ったものだが、
フォーカス(MY 2015)やフィエスタといった実用ハッチや、
SUVの兄貴分クーガー、更に上の兄貴、エッジの次期コンセプトとも、
また違ったテイストをまとっている。このあたりの処理はうまいと思う。
【リンク:フォード エッジ コンセプト】
 個人的にこのあたりはスバルが良い塩梅に出来ていると思う(内装除く)
 逆にマツダはちょーっとやりすぎかなって。デミオとか特に・・・。


リアデザインは背面タイヤがRVブーム華やかなりし頃を思い起こさせる。

画像の車はむき出しだが、ちゃんとカバーも設定あり。
ここはカワセミの絵が書かれたカバーでも付けましょうか。(どこのパジェロだ)
こうしてみると、トヨタ(ダイハツ)・ラッシュ(ビーゴ)とシルエットが良く似ている。

投稿者:Mytho88 Wikipedia CC BY-SA 3.0

ボディサイズ・1.5L、NAエンジン・横開きのドア・中央に配置された背面タイヤ・・・。
競合車と言われるジュークやヴェゼルより、ラッシュに近い仕立てに思える。
ま、方や縦置きFRベースの4WD、他方は横置きFF。
タフネスな印象のラッシュ(ビーゴ)よりもファッション的なモデルに見える。
それでも十二分の最低地上高を持ち、ブラジル他では4WDも選べ、
何よりラテンアメリカではベストセラーのモデルである。走破性は推して知るべし。


・インテリア

フィエスタとほぼ似通ったデザインだが、クオリティはさに非ず。
触れると少しガッカリする。フィエスタ見た後だと特に。
素材の問題か、サプライヤーの技術力なのか・・・。
ダッシュボード中央上のモニター部、フードがグラグラしたり。
暑さの所為か、巨大なダッシュボード上部がベタベタしたり。
日が当たると結構な映り込みが視界に広がる有様。


白内装やベージュならともかく、何故黒内装でこんなことに!?
おそらく微妙にテカリのある材質が問題なんだと思う。
フィエスタのダッシュボードはごく普通のマットなものだったのに。何故?


ブラジルで企画・生産され、ラテンアメリカを主なターゲットとするこのモデル。
生い立ちを知ると、そういう突っ込みはナンセンスなのかもしれない。
しかし、グローバルモデルとして全世界的に販売され、
激戦区である欧州にも輸出されるのだから、ちょっとこれで良いのかと。
 日本向けはタイ生産モデルだが、登場時散々言われたK13マーチ初期車や、
 同じ境遇のミラージュだって簡素な造りはともかく、
 私が実際見て触れた分にはクオリティに問題はなかった。

フィエスタよりも乗り降りしやすいシート、若々しいデザインなど、
いいところも一杯あるのに粗が目立つ。もったいない。

・エンジン

話題のエコブーストを引っさげたフィエスタと違い、
この車のエンジンは実にシンプルな1.5L 直4・NA。
フィエスタと同じく、滑らかだが鋭さのあまり無い6速DCTと相まって、
実に普通に、過不足なく、滑らかに走る。
エンジンのキャラクターが目立つフィエスタとは正反対の仕立て。
個人的には気に入ったが、輸入車を求める層にとっては・・・?


・乗り心地
フィエスタと同じく、乗り心地はとても良い。
内装のクオリティにちょっとガッカリした分、ここは喜ばしいとこころ。
さらに高いアイポイント、205/60R16というタイヤと相まって、
乗り心地だけをみればフィエスタよりも上かもしれない。
 ただ195/45R16というタイヤでアレだけ快適なフィエスタは改めてすごい。
後部座席も広くは無いがシート座面がたっぷりあるので快適。
助手席を少し前にしてもらえれば長時間のドライブも大丈夫そう。
 足元はバカっ広いのに、シートが公園のベンチ級の某車とはえらい違い・・・。


・ステアリング
内装のクオリティが一番の懸念事項だとすれば、その次がこれ。
そこいらの軽自動車や、軽すぎと言われた電動パワステ黎明期もビックリ。
小指一本でもフルロックできそうなほど軽い。
めっさ軽い。鬼軽い。
ステアリングインフォメーションだとか、しっかり感とか、別の世界線です、そんなの。

じゃ、直進安定性はどうなるんだ!と心配になるでしょう?
ところがどっこい!
直進性を取り戻すようアシストを効かせているそうな。
だから、高速道路やバイパスを走るのは楽。びしっと直進してくれます、ハイ。
軽いのに、結構な力で直進に戻ろうとするハンドル。不思議な感覚である。
これまたすごく人を選びそうな味付けだな、と。


・その他
良いな、と思ったのがコレ。

投稿者:Thesupermat Wikipedia CC BY-SA 3.0 を加工しました。
リアランプの中にドアノブが配置されてるの。コレはお洒落!!
反対側は普通のクリアランプになってて、これまたうまく処理されている。
カッコよさのために細部まで手を抜かない。素晴らしい。



個人的好みのドストライクで完璧に思えたフィエスタと違い、
このエコスポーツは「ちょいとアクのある車」といった印象だった。
ただ、それは「走りのよい欧州車」という視点で見た場合。

少々粗はあるが、ファッショナブルで乗り心地のいい小型車。

それがこのエコスポーツの率直な印象だった。
煌びやかな外装や、鮮やかなボディーカラーも相まって、
じつに活発なイメージを日常に添えてくれる一台ではないだろうか。
Posted at 2014/09/16 16:58:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2014年09月15日 イイね!

フォード・フィエスタ試乗!

フォード・フィエスタ試乗!









みん友、HPK.Claesさんのお誘いを受け、霧島氏と共に試乗と相成った。

輸入車といえば学生時代友人のBMWミニを運転させてもらったくらいで、
とーんとご縁がなかった。何よりそんな甲斐性がなかった。
地元にはBMW・MB・MINI・VW・ルノー・プジョー・ヤナセ・フィアット系等々、
様々なディーラーがあるにはあるが・・・。そんなところに飛び込む訳にも行かず・・・。
しかし!赤信号みんなで渡れば何とやら。いざフォードディーラーに突撃。

こんな私たちでもとても丁寧に対応して下さった営業さん。
挙句、2台×3人も試乗させて頂いて。ホント頭が下がります。


で、フィエスタですよ、フィエスタ!
評判は各方面から聞き及んでいたのだけれど、
実際乗ってビックリした。全て想像の上をゆく車だったからだ。

※写真はみん友・霧島氏撮影のものを拝借。(© 2014 霧島

・エクステリア
Bセグど真ん中のコンパクトサイズなのにカッコイイ。
アストン風のグリルは賛否あるだろうけど、私はとても気に入った。
何よりイメージカラーのブルーメタリックが実に良い。
ヴィッツなどのソレに比べるともう少し緑がかった色合い。



・インテリア

コンソールや各操作類はデザインが凝っている。
ソフトパッドや光沢パネルが使われているが、全体の質感はそれなり。

輸入車の宿命か、ビルトインの社外ナビはどうも付けれないらしい。
どうしてもというユーザーにはポータブルナビを、ということだそうな。
ま、最近はスマホでも何でもナビ代わりになるから良いけれど、
こういう車を選ぶ層はインダッシュナビを希望しそうなだけにちと微妙。

輸入車の右ハンドル車なのでウィンカーレバーとワイパーが逆。
右左折時にもれなくワイパーを動かしてしまうのは慣れでカバー!
加えてゴルフ等と同じくヘッドライトのスイッチはダッシュボードにある。
上の画像真ん中あたり、運転席側エアコン吹き出し口の下のダイヤル


メーターはプジョー208に近い印象を持った。ちょーっとオモチャっぽいかな?


・エンジン
一番の目玉である、1.0L3気筒ターボ・エコブースト。
かなりドッカンな味付け。ちょっと踏んだだけですごいパワー。
エンジンの回転が上がる頃にはにスピードが十分出ている、といった感じ。
i-MiEVやリーフといった、出だしからトルクMAXのEVと似た印象を受けた。
3気筒特有の音はあるが、遮音&抑振がバッチリなのか殆ど気にならない。
フルスロットルで4000回転を越えたあたりだろうか、かすかに3気筒特有の
「ワーーーン」という音が聞こえてくるが、そんな状況は殆ど無い。
Dレンジで停車していても、昔の軽ATや初代パッソのように、
ハンドルがブルブル震えることは無い。
ま、格安車ミラージュだってそんなことは無いんだけどね・・・。

で、カタログを見て驚いたんだけど、今時タイベル駆動なの!!

おもわず「げぇー!」っと。タイベル交換ってすごーくお高い。
で、何でだろうって思って考えたら、そこは欧州車。
数十万キロ走破する場合、ベルトの方が交換できていいのかな~と。

・・・思ったら大間違い。ただのタイベルに非ず。

【リンク:高強度グラスコードを使用した高性能タイミングベルト】
超強化型タイミングベルトで、チェーン式と同様オイル潤滑でメンテフリー。
・・・いや、すごい代物なんだろうけど・・・ちょーっと耐久性が心配だね・・・。


・6速DCT
アクセルを踏み込んだときの反応がとても良い。
クリープは若干弱めながら違和感なし。
渋滞や右折待ちでノロノロ進む場面では少しギクシャクした感じはあるが、
『DCTはギクシャクする』という前評判程ではなかった。
VWのDCTとは違い、まろやかな味付けにしてあるそうだけど・・・。
 でも長年乗る場合はちょっとクラッチの耐久性が心配になる。

DCTの利点として素早い変速が挙げられるが、上記の味付けゆえか、
正直普通のトルコンATとの違いが分からなかった。
むしろ、BRZのアイシン6速ATの方がスポーティだったと思う。
裏を返せば普通のトルコンATから乗り換えても不満が無い、とも言える。

惜しむらくはパドルシフトが無いこと。
手動変速はSレンジに入れて、シフトレバー右側面、
O/Dスイッチのようなものを操作することで行う。

こいつはちょっと使いづらいが、慣れればそうでもない・・・のかも。

・乗り心地
走りの良い欧州車、となると、ガチガチの脚かと思えば、そんなことはなく。
運転しても、助手席でもとても乗り心地がよく快適。
車内はサイズ相応、シャープなボディ故に広いとはいえない。
ただ足が張り出したパネルに当たるだとか、そういうことはないのでご安心を。
加えて車内はすごく静か。これが一番驚いたかもしれない。


・シート

程よくホールドしてくれる。乗り降りもしやすくバランスの良いシート。
でもこれに関しては10分そこら乗っただけでは判断できないので不明。
表面は硬めでざらっとした感触。日本的な高級感は皆無。

・その他
コンパクトなボディなので当然なのだが、非常にとり回しが良い。
車幅こそ1720mmと3ナンバーだが、気にならなかった。
が、狭隘道路ではネガが出るかもしれない。そのあたりは不明。

ヘッドライトは正直あまり明るくなかった。ちょっと不満。

輸入車といえば(またか)ドアを閉めたときの音。
期待して乗り込んだものの、う~ん、実に普通。
ま、ガシャコン!なんて音は全くしなかった(当然だが)

ハンドルのグリップ部がとても小径で特長的な形をしている。



写真だと分かりにくいが、10時10分の位置にでっぱりがある。
私は扱いやすく気に入ったが、霧島氏は真逆の印象だったそうだ。
これは好みが分かれそうなポイント。要確認!




正直、ここまで気に入った車はそうない。
MTでもFRでもクーペでもないのに、心をわしづかみにされてしまった。
昔から小型車に強い欧州フォード謹製とはいえ、こりゃ日本車には無い魅力。


ただ、国産Bセグは勝負にならない!・・・なーんて言うつもりは無い。
値段が倍、とまではいかずとも、1.5倍ほどはするわけで。

このフィエスタはスマートキーから自動ブレーキ、7エアバッグまで装備のフル仕様。
スイフトスポーツ・フィットRSなどに各装備を追加したら、もっと差は縮まる。
そこまでのモノが必要か、と言われれば首を傾げたくなるのも事実。
ご自慢のエコブースト&DCTも、山道や高速に行けばそれはもう楽しいだろうが、
街中を普通に流している分にはせっかくの性能を活かしきれない。

燃費や扱いやすさ、車内のユーティリティ等、そういうニーズでは、
アクア、HV・ガソリンフィット、ノート、ラクティスを選んだほうがずっと賢いと思う。
ヴィッツやマーチ、ミラージュでもシティユースには十二分に事足りる。

だから国産Bセグと比べて・・・という文句はあまり意味を成さないと思う。
唯一、ガチンコライバルといえそうなのは、次期デミオXD・ツーリングLパケか。
いや~面白くなってきたねぇ。やるじゃんマツダ。

ルノー・ルーテシアやプジョー208の該当グレードに比べ、かなり戦略的な価格と言える。
欲を言えば、ここまでの過剰装備はいらないので、
ルーテシア・アクティフや、208・アリュール5MTのような、
ベーシック仕様が200万程度であれば・・・。

もーっとこのフィエスタにぞっこんになりそうなのが恐ろしい。
現状そうはなっていないのが救いと言えるのだが(私のお財布的な意味で)

日本でのフォードというブランドイメージをひっくり返すようなこの車。
フォーカス共々、欧州フォードのテイストがもっと広まれば・・・。
でも、大抵の人はVW・ポロにいっちゃうんだろうナァ・・・。
Posted at 2014/09/15 18:48:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2012年10月14日 イイね!

【試乗】欧州の風、蒼い猛獣、CX-5・ディーゼル

いや、試乗したのは赤いCX-5だったんだけどね。

CMのイメージでどうもCX-5=青なんだよなぁと。



前評判がもの凄く、「マツダはスバラシイ!!」ってなお祭り騒ぎになってる要因のコレ。

私ふりくしょんはまれに見る捻くれもので、流行ってるものが大嫌い。

故にスマホなんて絶対もたねー!!などと強がっている人間。
 ・・・え?1万円/月払えないからだろって??・・・そうだよ!!

で、このCX-5、「ホンマけ~?ホンマにええのんけ~??」ってな印象。

営業さんが回してきたCX-5を外からしげしげと眺める。

大柄なボディにカラカラカラ・・・というディーゼルの音。

うーん、カッコいいんだけど・・・こんなの運転できるかな・・・と不安に。

乗り込んでビックリが3つ。


・内装がとても上質
 今までのマツダのちゃっちい感じがない。

・車内はディーゼルの音がほとんど聞こえない
 かすかに(カラカラカラ・・・)と聞こえるかどうか。
 空ぶかしすると「グオーン!!」と殆どガソリン車。こりゃスゴイ。

・見切りがいい
 ボンネット両端がわかりやすい。コレはすごくいい。
 絶対的な大きさは大きいけれど、運転のしやすさはプリウスより上かも(後退除く)


こいつ・・・只者じゃないぞ・・・!?


走り出してビックリが3つ。


・スロットルは穏やか
 もっとこうグオッ!!っとGが来るのかと思いきや、マイルドこの上ない。
 でもかったるいわけではなく、扱いやすくてパワーがずっと続く感じ。

・回る回る、エンジンが回る
 とにかく回る。よどみなく回る。シフトダウンすると自動でフリッピング、回る回る。

・静か。チョ~静か。
 こりゃもう高級車です。高速道路をどこまでも走っていきたくなる。


試乗はあっという間に終わってしまい、もっと乗っていたくなるクルマでした。

ただ、引っかかった点も無いわけではない。

・足回りがちょっと硬すぎる
 細かい振動や揺れが結構感じられた。
 デミオの「なにこれすごい」って足回りに比べるとちょっと残念。
 新車ゆえの硬さなのかもしれないけど、う~ん。

・バックは怖い・・・
 バックモニターもあるんだけど、やっぱり後方の見切りは良くない。
 まぁミラーも大きいし、慣れだと思うけど、普段トッポに乗ってる私には・・・キツイ。
 コイツで普段の買い物に毎日スーパーに行くのは・・・やだなぁ・・・。


捻くれものの私でも土下座で謝るレベルの素晴らしさ。

うん、特にエンジンとATが素晴らしかった。

マツダはCVTやめてAT・MTに専念したほうがいいと思う。
 CVTの制御が苦手なんだろうね・・・。

路上を駆ける、蒼い猛獣。しかし中身はとても優しいクルマ。

軽油が昔みたいにレギュラーと価格差があれば、もっと売れると思う。

でもこの不況時、HVでもない、あのマツダの(失礼)300万近い車がバンバン売れる。

それでもう判るよね、コイツの素性が。ユーザーは正直だ。

売れるクルマがいいクルマっつーつもりは毛頭ないけどね。
Posted at 2012/10/14 17:52:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2012年10月14日 イイね!

【試乗】乗ってミラ~ジュッ!!

引き続き奈良モーターフェアでの試乗の感想などを。


まず一台目。三菱の新型ミラージュ。



試乗車はスポイラーとかメッキパーツでデコレーションされているもの。

赤めのピンクメタリック、黄色っぽいゴールドメタリック、そしてこのブルーメタリック。

最近のコンパクトカーは色鮮やかで良いね。

こういうクルマは明るい色で乗りたいな~。

まぁ実際買うとなると白黒銀に落ち着くんだろうけど・・・。



前述の日記でも書いたけれど、このミラージュ、なかなか良い。

内装はシンプルだが奇をてらったところが無く、シボや成型など立派。



ただ、上級グレードくらいはドアトリムに色を使うとか、もう少し頑張って欲しかったなと。

メッキも良いけど、グレーグレーしてるとちと寂しい。




で、このミラージュ。何が良かったって、走り。

まずハンドル。見た目に反してすごくしっかりしてて、重い。

もっと大きな車に乗ってるような気分になる。
 そういえばトッポも意外とハンドルは重めで驚いたっけ。三菱の味付け?

かといって不快な感じではなく、運転しやすいいいフィーリング。

ただ、女性にはどうかな・・・「なにこれ おもい」と敬遠されそうな感じはする。

加速はごくごく普通。1.0Lのクルマ。それ以上でもそれ以下でもない。

私は必要十分と感じましたが、そこは人それぞれ。

後に試乗したN-BOXターボのほうが加速は良かった(~60km/h)
 ただ値段は数十万円m上だけどな!!!

ロードノイズや不快な振動も無く、CVT特有のスルスル・ヌメヌメと加速する感じ。

これがダメって人も多いけど、私はぜんぜん気にならないタイプの人間です、ハイ。

3気筒ということでプルプルすんのかと構えて乗ったけど、ほとんど気にならず。

以前乗った先代パッソとはえらい違いで。技術の進歩だねぇ。
 トッポも3気筒の割にぜんぜんプルプルしない不思議。三菱の技術力ェ・・・。

ただ、アイドリングストップ時、ブルルンと最後に若干の振動アリ。

このあたり経年劣化でどうなるか、ちと心配な点でもある。

ロールはソコソコした気はするが、まぁ気にならん程度だったかと。

山坂道を走ったわけではないので、特に感じることはなかった。



しかし、一点ダメ出しをするなら、アイドリングストップ。

普通のセル始動式だと思うが、タイムラグが結構ある。

一旦停止で止まって、すぐ発進するときなどがかなり厄介。

数秒はロスしてるんじゃねーの?ってくらい(始動自体は早い)

右折待ちとかでこれやられると結構危ないと思う。

その点マツダの直噴式アイドリングストップは始動がスゲー早くてスムーズ。
 ここはちょっとデミオ等に負けるかな。まー値段が20万ほど違いますが。


あと、興味は無いけど試乗車にはとてもいいナビ(音響が)がついていて。

なんでも数十万円するオーディオの技術を、

14.5万のナビにつめ込んだものなんだとか。


純正フロント2スピーカーなのにやたらと重厚でいい音がしていた。

営業さんに「・・・オーディオとかは興味ないですか??」と悲しげに聞かれてしまった。

車自体が(予想よりも)かなりよかったんで、そこまで気が回らなかったんだ・・・。



タイ産でイロイロといわれる三菱ミラージュ。

昔の元気なミラージュとは全く違うクルマ。

そこが受け入れられない人も多いかと思うけれど、実車は良い。

乗って見て、感じれば、三菱の力の入れようが感じられると思う。
Posted at 2012/10/14 09:38:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2011年10月22日 イイね!

パッソ・プチプ・・・プルプル?

※辛口注意※














「カワイイふりしてあの娘~割とやるもんだね~と♪」
市原悦子さんが出演していらっしゃった、デュエット(ストーリア)のCM。
その後継車というべきこの初代パッソも、
「パッソ♪プチプチプチトヨタ~♪」
というテーマソングCMが記憶に新しいところ。

そんなプチトヨタが代車でやってまいりまして。
丁度出かける用事があったので、バイパスや山坂道を転がしてみようという魂胆。

本日のパートナー、パッソの1000ccモデル。グレードは恐らくX。
H20年登録・走行3万キロ強。まぁ新車みたいなもんですね。





この初代パッソ。個人的には好きなデザイン。
プレーンかつオーソドックスながら、程よくカッコカワイイ。
デュエットのような独創性はないものの、反面ヘンテコリンでもない。
飽きの来ないベーシックカーとしてよく出来たエクステリアだと思います。

さて、キーレスで開錠し、乗り込んでみる。


・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・





あ~





シートが・・・良くないです。体にフィットしない。

肩から背中中ほどまで、シートから浮く。ヘッドレストのせい?
んでクッションがもうボヨンボヨン。トランポリンみたい。
何ていうか、懐かしい感じ。昔のセダンってこんな感じの座面だった気がする。


気を取り直し、しげしげとインテリアを眺める。



うん、こりゃナカナカ。イイじゃないですか。
決して高級ではないけど(当たり前)、ポップで洒落っ気のあるデザイン。
配色やメーターのデザインが、安っぽいのに惨めじゃない。
 よく廉価グレードだとタコメーターのとこ黒い何かで蓋してあって、
 無理やり感満載の時計や燃料計が押し込まれてたりするあれとは大違い。

オモチャっぽいけど、それが似合ってて「こういうのもアリ!」と思える。

特にメーター。非常に見やすい。

どでかいスピードメーター。正面に時計と燃料計。
一番よく見るものが集約されていて、非常に効率的かつオシャレ。
僕としてはタコがないのは寂しいけど、このクルマに関しては「そんなモンいらんだろ」ってなもんで。

シートポジションを合わせ、ふと後ろはどんなもんじゃいと気になって。
後部スペースを覗いてみれば、アラアラ意外に広いじゃないの!


最近の車の車内を見るたび、一体どういうカラクリなのか不思議になります。


さてさて、座って見てるだけじゃどうしようもないので、イグニッションをひねる。
キュルル・・・ウォン。という咆哮は、まさに軽自動車のソレ。
このへんは3気筒、まぁ気になるかと言われると・・・どうでもいい(笑)

タントと似たようなL字型コラムシフトをDに入れ、左足でサイドブレーキを解除。
砂利の駐車場から動き出す。さてさて。その印象は?



ステアリング:軽い。ものっすごく軽い。
サスペンション:柔らかい。ものっすごく柔らかい。
おまけに
シート:柔らかい。ものっすご以下略


路面のせいで車が揺れ。柔らかいシートでさらに揺れ。手を置くステアもつられて揺れ。
なんというか、ぷにょんぷにょんしたクルマという印象です。
なるほど、プチトマトっぽいかと言われると、そうなのかも(ヲイ)

先日試乗したデミオとは全く違う。良し悪しではなく、ベクトルが違いすぎる。
シャキッとした快活なクルマが好きな人は、数メートルでしかめっ面になるかもしれない。

さて、この白いプチトマト。その走りっぷりはいかに?
結論から言うと、おおよそ【ダイレクト・レスポンス】とは対極にあるクルマ。

加速は可もなく不可もなく。~70km/h程度なら過不足なく走ってくれる。
「みゅお~・・・・ぉぉひゅうぅぅおおおお・・・・ん」ってな感じの、
何というか軽自動車のAT車の奏でる謎のあの演奏が聞こえてくる。
 あれ何なんですかね?ローギアのうなり?普通車はしないんだけど・・・。
 パッソのATは軽のものと同じと聞いたことがあったような・・・?

走り出しても相変わらずステアが軽い。多少重くはなるものの、やっぱり軽い。
路面が悪いと所在無さげに右往左往するのはいかがなものか。

乗り心地はこれまた可もなく不可もなく。微振動の収まりが多少悪いのは気になるものの、
まぁ軽よりは質感の良い走りをしてくれる。パワーも軽NAよりは【多少】ある感じ。
加えて横幅が軽よりずっと広いので、座り心地は割と良い。・・・シートはアレですが。
 でもこのシート、不思議とそんなに疲れない(1時間弱程度なら)
 
個人的にいただけなかったのが、トランスミッション。
この4AT、まことに忙しない。シフトアップに限っては。
おそらく燃費対策なのだろうが、結構踏み込んでもお構い無しにシフトアップ。
反面、加速しようと踏み込んでも、しれっと変速をサボる。
で、オイオイ!とさらに踏み込むと、「・・・仕方ないなぁ、もう」とばかりにワーンとシフトダウン。
でもって、シフトダウンしてエンジンが吼えるも、車は前に進まない。
アレレレ?と戸惑っていると、忘れた頃に加速が追いついてくる(つっても2秒くらい?)
普段CVTやMTの車に乗っているからかもしれないが、どうにもこれには慣れない。
一昔前のこのクラス。3ATで当たり前!だった事を考えると、まぁいいかと思えてくる・・・?

さてさて、色々言ったものの、このクルマ。まことに運転しやすい。
小さいから当然といえばそれまでだけれど、これは重要ですぞ。
小回りはかなり効くし、ミラーも見やすい。フレンドリーなクルマである。





が。





信号待ちで停まる。Dのままブレーキを踏んでいると、
ハンドルからメーターからシートから挙句Aピラーまで、
プルプル震えるのはどういう了見だ!?

 不思議なことにA/Cをオンにするとマシになる。回転数の問題?
 50km/h程度で流しているときも、ヴーンという微振動がステアとシートから伝わってくる。


3年オチの3万キロ。慣らしが終わったくらいでしょう?
なのに何故10年オチの軽みたいなバイブレーションが襲ってくるのか!?


いくら3気筒だからって、こりゃちとあんまりですぜ、トヨタさん。
いや、ダイハツさんと言うべきか?まぁどっちでもよろしい。


これには流石に閉口します。
1300ccの4気筒ならこんなことないんでしょうが、それならヴィッツをえらゲフンゲフン

ダイハツの軽でもこんなにプルプルせんぞ?それが1000ccになるとこうなる不思議。

シティコミューターとしては優れたこのクルマ。
でもその街中で頻繁にプルプルしてちゃ、ねぇ・・・。




このまま印象悪くサヨナラするのも心苦しく。
じゃあ山坂道はいかがなもんでぃ!?ってな具合に白いプチトマトは山に向かってエッホエッホ。

やはり1000cc。登りはキツイ。わーーーーーーーん!と唸る唸る。
んで少しでも右足を緩めると、待ってましたとシフトアップ。アレレと失速。
こいつめ!とシフトをセカンドへ叩き込む。わーーーん!と吼える、吼える。

お・・・!?


加速をサボる4ATをセカンドに緊縛・・・もとい、固定すると。
ナカナカどうして、元気よく走ってくれるではありませんか!

足はやっぱり柔らかくて、ロールしながらガードレールの方に吸い寄せられるのはちと怖い。
でもそれはこの手のクルマ。そういうもんだと割り切れば、右へ左へクイクイとナカナカ楽しくもあり。
ふと「MTで足固めれば・・・面白そう」と考えてしまうのはカーキチの持病でしょうか?
 そういう人はブーンX4とかパッソTRDを選べ!っつーことですね。失礼!

山坂道を走ると、いつも思うのは「車は軽さだよなぁ」ということ。
軽い車をローパワーで引っ張りながら登る。下りはヒラヒラと舞い降りる。
軽けりゃ多少のことは気にならなくなる不思議。気がつくと楽しんでました。


計100kmほど乗り回した感想。

かわいいスニーカー、プチトマト君。
プルプルしなけりゃ楽しいクルマ!


個体差なのかな?そうだといいのだけれど。
現行モデルでは改善されていることを望みます・・・。
Posted at 2011/10/22 18:19:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

プロフィール

「@Dr.Mutti あ~、確か産経とどっかの大学が共同で作ったやつだったかと。新聞記事に載ってました。」
何シテル?   08/29 01:25
貧乏偏屈なクルマ好き。 あーだこーだとクルマの話をするのが日課。 素人が好き勝手書きなぐる落書き帖だと思って下さい。
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