……だったら良かったんだけどなぁ、というね。
【スズキ・アルト・ターボRS発売】
どうも、また更新が滞ってました。
特に気になるネタもなく、書いては消しの繰り返しで。
さて、ここ最近一番の期待株(当社比)であった、アルト・ターボ。
まぁコンセプトモデルが出た時点で、
「MTは期待しないでね☆」という、
実質AGSオンリーともとれる宣言があったので、予想通りではあったのだけれど。
久々のスポーティ・ターボエンジン+パドルシフト付きAMT。
足回り・ブレーキの補強に専用シート。
見た目の迫力は満点で、
値段はワゴンRの普及グレード(NA)より安い。
もう文句のつけようがないよね。うん、頑張った、スズキさん。
正直すごく欲しいし、乗ってみたい。見た目も好みドストライク。
たとえプアマンズ・アバルト仕様だと言われようともね。
トドメに今流行の自動ブレーキも付いてくる。
……そう、トドメに、である。
なぜMTベースのAMTがあるのに、その元であるMTがないのか。
スバルのアイサイトと同様、
MT向けに自動ブレーキを設定する、
そのコストを抑える為、というのも一因なのではないだろうか。
スバルの場合はアイサイトが設定される2.0LにMT設定無いのが原因だが。
MTだから自動ブレーキを付けれない、なんてことは無い。
海外では当たり前にラインナップされているし、
国内でもマツダはデミオからアテンザまでMTにもしっかり付けている。
結局、どこにコストをかけるか、に尽きる話である。
趣味性の塊である、ダイハツのコペンだって、販売の7割がCVTと聞く。
そのCVTも7速に味付けしてあるスポーティ仕様。
一昔二昔前の「妥協で選ぶAT」とは訳が違う。
86/BRZのように、積極的にATを選びたくなるスポーツカーだってある。
コペンや次期ビートはまず値段が違う。下手しなくとも200万オーバーの世界だ。
それに引き換えこのアルトターボRS。上にも書いたが、
普通の軽の廉価グレード並みの価格でこの装備。
数の出ないMTを設定するより、そのコストで主力のATを磨き上げる。
それがスズキの選んだ道だってこと。
「軽は庶民の乗り物、スポーツカーは不要」
そう発言した会長とスズキの最大限の譲歩ということだ。
だから、私としてはコレでいいと思う。
そりゃ、MTで乗れればなぁと心底思うけれど、
そういうのはホラ、+20万くらいで限定車でも出せばいいんじゃね?
……え?それはどこのトヨタだって?
Posted at 2015/03/12 20:43:19 | |
トラックバック(0) |
スズキ | クルマ