燃費悪化、低速時の加速不良のため追加修理①

前回スロットルハウジングの交換作業が終了し、メカ担当者が試乗したところ・・・
『これ、4.4の走りじゃないよね・・・』という印象を持ったようです。

私自身、この低速時の加速の無さには、気付いていましたが。。
高速時には気持ち良い加速をするので、『まあ、こんなもんかなぁ。。』と思っていました。

警告灯の点灯はありませんでしたが・・・・
詳細なテスターを再度掛けたところ、故障メモリーが残っていたようです。。涙

メモリーの内容です。
『VANOSインテーク側、バンク１及び２　継続故障　左右エンジン、可変バルブタイミング機構に異常がございます』とのこと。。
さらなる精査で、カム、オーバーラックが高速側に振れているとのことでした。。
つまり、通常は、低速から高速回転に随時変更するカムシャフトを制御するVANOSが、常に高速側で固定されていたとのこと。（大汗）

なので、高速走行では通常通り加速していたが、低速では全く機能してなかったということでした。。

交換作業としては・・・
①VANOSソレノイドバルブ交換後試乗---症状改善していれば作業終了
②症状改善されていない場合には、左右VANOSアクチュエーター交換とのことでした。。（大泣）

交換したばかりのバタフライサポートの左側にあるんですね。
左のバンクにあるVANOSユニットって。。

知らないことばかり・・・(^^ゞ

右バンクにあるVANOSユニットです。

パーツ図の⑨が、今回交換したVANOSソレノイドバルブです。
これが、左右VANOSアクチュエーターへの油圧切り替えバルブだそうです。

しかし、VANOSって機能があったことさえ、知りませんでした。。
いわゆる、HondaのVテックエンジンと一緒の機能なんですね。

右が現車両に装着されていた、VANOSソレノイドバルブです。
左が新品です。

写真では分かりにくいですが。。。

バルブ自体の摩耗があり、回転時の軸振れがあったようです。

左右交換です。

ようやく修理が完了しました。。

請求書
①VANOS機能点検　
6615円
②VANOSソレノイドバルブ両側脱着/交換
16065円
③ガスケットフランジ（純正品番：1114 1435 023）
1962円
④ソレノイドバルブ（純正品番：1136 7524 489）
42704円
⑤アンチフリーズ（0.1L）（純正品番：8319 2211 191）
4530円
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合計　71876円（in TAX）

トホホ・・・

交換も終わり、担当メカが試乗に出たようですが・・・・

症状が不変だったようです・・・・

ということは・・・
②の左右VANOSアクチュエーター交換作業に移るのでした。。（呆）

これが、入院が長引いていた理由です。