
今宵桜 舞い落ちた
二度と私に 向かぬ愛
未練色した この涙
言えぬ気持ち 濡らすだけ。
さて、今回は思考を変えて?
動画でも楽しんで頂きたく、作成してみましたので
のちほど(*^_^*)
いざ 艦隊乙女 参ります (*゚ω゚*)んっ?
あれは
満開のソメイヨシノが、タイトル通り
散りこぼれ落ちる、桜の花びらに変わる頃…
あっ、タイトルちゃんと読めましたか?(笑)
山深き渓に入り
戦(イクサ)を終え
里に下りる頃には、薄暗く
商店は皆、閉店ガラガラ(笑)
山でしか買えない、ある物をいつも買いそびれる。
なので、今回は渓に入る前に忘れずにゲットしておいた。
とち餅。
トチノキになる実、とちの実をもち米と共に搗いたお餅。
トチノキは、比較的標高が高い場所にあり
西日本ではそれほど多くないが、東日本ではポピュラーな木なのかな?
縄文時代から食べられてたり、かの信玄公もとち餅を食べて病を克服したとか
歴史ロマンが、感じられる食べ物なのだ。
しかも、この餅を作るまでの工程が
気の遠くなるほどの、手間暇が掛かっており
作り手の高齢化などで、技術継承が上手く行かなければ、絶滅が心配される。
私が知ってる限りだと、県内で手に入るのはここだけだ。
ブナ原生林の入り口から
かなりの透明度を誇る渓を、足を滑らさぬよう遡行して行く。
本日のイニシアティブを握るため、遠距離からのアプローチで魚影を探す。
何者かが岩陰から、猛然とチェイスして来たが食わせ切れず…
次でバイトさせなければ、おそらくもう出て来ない。
立ち位置を変え、集中。
アップクロスで対岸際にキャストし、ミディアムレンジを軽快にトレース…
「ズンっ!」乗った♪
シングルフックバーブレス故、バレも多いが何とかランディングに成功。
綺麗な、アマゴだ!
写真を撮らせてもらい、「ありがとう♪」と呟き
そっと流れの中に戻すと、一目散に付き場へ戻って行った。
川通し出来ない場所は
高巻き出来る所を、慎重に選び登って行く。
安全最優先だが、掴んだ木が腐っていたり
岩だと思って足を掛けたら、ただの苔の塊で激流に吸い込まれそうになったり(汗)
ま~自然の中で揉まれながら、EXPを上げて行く。
1㎞弱の区間を下りたり上ったりしながら
アマゴ成魚を主体に、22㎝くらいまでのゴギや
昨年末にこの川で生まれたと思われる、アマゴの幼魚を含め
20匹を越えたあたりで、退渓。
これでストップフィッシングとしても良いが
もう1本、気になる沢があるので次回の下見の意味も込めて、車を走らせてみた。
これが後にドラマとなる事とは、露知らずに…
林道の入り口付近に車を止め、そこからは歩き。
渓相を見る為、林道から覗き込むも
辺りは薄暗く、ベストなビューポイントも中々見付からない。
木の枝だと思い蹴ろうとしたら、黒光りした大蛇(青大将)だったり…
神聖な渓に、オサーンの悲鳴が響き渡った事は言うまでもない(爆)
話を元に…(笑)
木々の隙間から、かろうじて見える渓ではあるが
淵っぽく見える場所が、どうしても気になり、下りかけた山をまた上った。
もう一度覗くも、よく分からん。よく分からんが、気になる。
時間も押し迫って来てるので、思い切ってエントリーして見た。
慎重に崖を下り、ストーキングしポイントまで。
緑のトンネルは暗く情報量が少なく、3D的なテンプテーションは、し難い。
何れにせよ、一旦ボトム付近を絡めた方が良いと判断。
低い姿勢のまま、フォアハンドにループを加えた特殊なキャストでアプローチ。
しかし、のっけからフォールに違和感が…
「んっ?」
「ズドドドドドド!」Σ( ̄ロ ̄lll)
ヤバいヤバい!
「カリカリカリカリ!」唸りを上げるドラグ!
左のお手手は、リールのハンドルを巻き続けるのに必死。
巻いた量とドラグで出て行く量が相殺され、ターゲットとの距離は一向に縮まらず…
ドラグを締める為、左のお手手を放そうものなら
一瞬にしてバレるのは、経験則から熟知している。相対している相手はそのクラスだ!
もう一つ問題が…
「2lbラインだぞ!持つのか?」( ̄□ ̄;)
こう言う場合、右のお手手が最重要になってくる。ロッドのベリーを上手く使いながら
フル稼働中の左のお手手とリンクさせ、距離を縮め続けるしかなく
途中で一気に出て行っても、焦って違うアクションを起こしてはならない。
ラインブレイクの元となる。通常とは違うエマージェンシーモードなのだから!
「デカっ!」(・:゚д゚:・)ハァハァ
これ、行ったんじゃないの!
幻の魚、ゴギ。
中国山地の源流近くにだけ、 ひっそり生きている。
その、まぼろし中の幻と言われるのが「尺ゴギ」!
トラウティストの憧れ…純粋なゴギの尺越え…行ったんじゃないの~♪
測ってみよっ♪
あれ…
29.5…
どっからどう測っても、「29.5㎝」!
泣尺じゃ~ (・ε・`)スネチャウ
でも、凄いファイトだったね。
流石のしんでんさんも、焦ったよ。しれっと、自己記録は更新したよ(笑)
その後、淵と思っていた場所、見てみたら、淵ではなく浅っい場所でした。
だから、のっけから違和感があったのね。でも、よくこんな場所に居たね~(*^_^*)
いや~満足、満喫♪
車まで、林道を歩く足取りは、軽やか。
車まで戻ったが着替える前に、目の前のよさげな流れが目に入る(笑)
「ギュンっ!」
あれ?巻いた量とドラグで出て行く量が相殺され、ターゲットとの距離は一向に縮まらず…
ヤバいよ!どっかで聞いたセリフだよ!
また同じパターンだよ!デカイよ!
今度は、28㎝…
また出たよ♪この沢のポテンシャルは、半端ないね。
今シーズン中に、尺ゴギ出るかもよ。
そんな期待を持たせてくれる山の神に、感謝 (*>ω<)v Thanks!!
さて
それでは、お待たせ致しました。
いつも見て下さる皆さんに、感謝の意味も込めて
一緒に渓流へ、釣りに行った気分を味わって貰うべく
動画を作製しましたので、ご覧下さい。
皆さん準備は良いですか?
では
いざ、渓へトリップ♪