約1ヶ月の海外出張から無事帰国ができた。
インドとインドネシアが2週間づつ。
はじめてのインドは、ただただ面白い。
人、交通、食事、習慣、すべてが面白い。
長い期間はともかく2週間程度の滞在であれば、苦はない。
インド人はよくしゃべる。
人の話をさえぎって、自分の話をする。
ほっておくと数時間ずっとしゃべっている。
カーストによる差別は法律上は禁止されているが、格差は確実にある。
それは収入や出世のスピードに影響するそうだ。
収入の格差はとても大きいが、大部分の人はそれぞれの生活で幸せに暮らしているようにも見える。
交通環境は悪い。
通勤時間帯の渋滞はひどく、マナーの悪さは中国と並びアジア圏ではトップクラスという。
ただ、アジアの国々を経験すると、日本のマナーの良さが異常に見える。

今回の仕事場。
インド南部の東海岸、タミル・ナードゥ州の州都チェンナイに夜中に到着した。
人口ではインドで5番目の大都市で、旧名称マドラスも耳馴染みが良い。
飛行機から見る夜景はとても綺麗だ。

到着した次の日、最初の夕食はホテル近くのショッピングモールのフードコート。
最初の日はとりあえず、カレーを食べてみる。
十分に美味しい。
パンの種類はたくさんあり、日本ではなじみのナンに出会うことは殆どない。
味、食感がそれぞれ異なり、飽きることがない。
日本でいうカレー、つけ汁のマサラは、南インドのものはあまり辛くないものが多い。
ヨーグルトも良く付いていて、パンやご飯と混ぜて食べる。
香辛料から胃を保護する意味があるようだ。

ホテル近くのショッピングモール、エクスプレスモールの4Fにあるフードコート。
タイ料理や中華、ジューススタンドが並ぶ。
KFCやピザハットもある。

インドの代表的な3輪タクシー、オートリキシャ。
乗客用の後部座席は3人が座れる幅で、路面入力をよく吸収し、乗り心地は良い。
2サイクルエンジンは後部座席下にあり、ガソリンかLPGを燃料とするようだ。
メーカーも2社か3社あるらしい。
車両の世代による仕様差、ドライバーの志向による差、メンテナンス状況の差など、車両状況はまちまちで、これをチェックするだけでも楽しい。

TATAの最量販セダンIndigo。

タクシーや警察車両としてよく使われている、アンバサダー。
現在も新車として販売されているようだ。

現地メーカー製の典型的なトラックのスタイリング。
鉄板をつなぎ合わせたような外板で自分でも作れそうだ。
窓はない。
シートはベンチのよう。

Ford Figoのラッピングバス。
賞をたくさん取ったようだが、市場の実数はそれほど多くない。

こんな載せ方、こんな乗り方は普通。

都心部では見かける頻度が少なくなるが、少し郊外へ移動すると、牛を頻繁に見かけるようになる。
なぜか皆、中央分離帯でくつろぐ。

郊外ではトラックの比率が高いように感じる。
トラック等の貨物車は前面と後面を黄色に塗装している。
法規でもあるのだろうか。

デフケースには必ず顔の絵が書いてある。
魔除けだそうだ。
皆が羨む良いものを持っていると、その思いで悪いことが起こるので、それを跳ね返すらしい。

道端のゴミ。
高級住宅街でない限り、あらゆるろところで道端にゴミが散らばっている。
掃除をしている人も稀にいるが、追いつかない。
そもそも、たいていはゴミをゴミ箱に捨てない。
牛や犬や山羊がよくアサっている。
また、道端はトイレでもあり、寝床でもあるようだが、外国人には見分けは難しい。
Posted at 2012/02/13 23:33:12 | |
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