2011年10月10日
朝4時半出発で前日に宿泊した嬬恋高原から1時間ほどかけてスポーツランド信州へ移動。
偶然にも宿はチームifの山岳ラリーのヘッドクオーターになっていた。
昨年の成績から今年は13番手からのスタートのため、優勝を狙うにはレース初期での順位上げが必要との判断で、第1走者を任された。
9時30分から始まったレースは波乱から。
1回目のローリングスタートでスタートライン直後の先頭の転倒により、いきなり中断。
再開後のローリングスタートは12番手からの順調なスタート。
なかなか抜かせてくれない遅い車の処理に手こずりながら4台ぐらいを抜いた9周目に折れたマフラー修理のためにピットイン。
修理後は別のドライバー走行後にもう一度乗る予定が、ブレーキフェードによってミスを誘発された第2走者が転倒してしまい、Aチームのレースは終了。
その後ももう一台のBチーム車両はトラブルが続くが、何とか完走させようと繰り返し修理した。
ナックルとショックを留めるボルトが外れたことによる右ドライブシャフト交換、アッパーマウント破損でショック交換、前走との衝突による冷却水漏れからラジエータ交換、原因不明の左ドライブシャフト交換。
結果は約80周回と優勝車の150周の半分。
レースが終われば、現役学生の車から剥ぎ取った部品を元に戻したり、学生が乗れるように転倒車を修復したりで午後6時まで作業。
今日は本番の学生大会だが結果はどうだったろうか。
修復した車は無事走りきれたのだろうか。。。
自分の走行や完走させるための修理など、レース自体は楽しかった。
軽でのダートドライビングの勘所は掴めたし、信州での抜きどころもだいたい分かった。
速く走るための意外な発見もあり、今後考察・検証すべき課題も見つかった。
レースで勝つための要点と同時に安易にお金を掛けずに勝つ難しさも感じた。
年イチでこのレースに出るだけのドライバーも多く、競技走行経験の浅さから、自分の遅さを自覚していなかったり、ペースを落とさず速い車に抜かせる上手さが無かったりと、中団からのスタートは厳しいが、慌てなくても5時間あれば何とかなるだろう。
出来れば、レース後には他のメンバーとともに宿に戻り、反省点の振り返りや、次の日に走る学生、特に1年生や2年生にドライビングの基礎やコース攻略やドライバ交代の要点なんかを話したかったが、仕事のため帰ってきてしまい、それが心残り。
来年はレースには出れなさそうだが、練習会なんかで機会があれば学生のお手本に自分のインカー動画を撮りたい。
今は自分たちの時のように、EP71に代表される安価で玉数の多い速い競技車ベースはないが、軽耐久レース規格の車両は競技ドライビングの入門には悪くない。
車は遅いが、パワーの無さ、キツイ上り勾配、LSD無し等で速く走るためには無駄な操作やライン取りは厳禁で、精密で再現性の高いドライビングの基礎を作り易いし、車も速過ぎなくて初心者にはちょうど良い。
それでもダート走行の楽しさはしっかりあるし、本番ではレースの楽しさも味わえる。
来年は全日本を休んで、このレースに賭けようか。。。
Posted at 2011/10/10 23:21:27 | |
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モータースポーツ | 日記
2011年10月09日
軽耐久が終わり、宿泊組みを残し、帰宅してきた。
結果は残念だったが、それでも楽しかった。
走りに行ったというよりも、作業をしに行った様な感覚だけど、何とか完走させようとトラブルが続いてもみんなで繰り返し修復をした結果、1台は完走させることが出来た。
リベンジのため来年も出たいが、また全日本と日程はかぶるだろう。
軽での信州攻略法もだいたいつかめたから、記録に残してまた次回に生かさねば。
Posted at 2011/10/09 23:20:34 | |
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モータースポーツ | 日記
2011年10月07日
遠征のときにランサーを運ぶためにたまに使うトラック。
車を2台とタイヤも積載するので、積載重量は3トン近くにもなる。
このあたりの積載量になると、ショックはフルストローク付近になるようで、バンプラバーで走っているのではないかとも思える突き上げ感がある。
キャブサスペンションで付きでも、そう感じるショックがある。
高速道路には乗用車では気づかない、あるいは気にならない程度の段差やうねり、ヘコミがたくさんあり、まともに乗り越えると結構な突き上げ感と突き上げによるキャビンが震えるような音が発生し、たまったものではないので、これらを避けながらの走行になる。
上下に2台積むので重心は高くなり、安定性は決して高くはなく、長距離の移動では、振動による疲労と荒れた路面を避けねばならない気遣いで、結構な疲労がたまる。
このような状況では、ハーシュネスの大きさ、直進性の良さ、ライントレースのし易さ、ライン修正のし易さの良し悪しが疲労のたまり方に大きな影響を与える。
このトラックには今まで、横浜ゴム、住友ゴム、ブリジストンと異なるタイヤが装着されてきていて、それぞれに特色・性能差があり、面白い。
トラック用タイヤの最優先事項は転がり抵抗の低さ=燃費、耐磨耗性と価格とのバランスであると推測するが、それらを競合他社と同等の性能を確保しつつ、操縦安定性、乗り心地、音、振動、グリップ等の各性能を各メーカーの基準に則ってそこそこに仕上げているのだろう。
長距離を運転してると、ハーシュネスの大きさ、直進性の良さ、ライントレースのし易さ、修正のし易さで大きな差があることに気づく。
空荷でも十分な差があるが、フル積載では差がより明確になる。
燃費やライフや価格競争力だけでなく、運転者の立場に立って、操縦性や安全性を真剣に作りこんでいると感じるものと、そうではないものとの差が明確に分かるのだ。
乗用車用のタイヤでは各メーカーでそれなりの性能のタイヤを作れているわけだから、技術力の差があるわけではなく、どこまで作りこむかや、どれだけコストをかけるのかの判断に違いがあるように感じる。
安価に良いものを作るという意味では、技術力や、生産量の差が出てくるのかもしれないが。
そうはいっても、トラック用タイヤも、もう少し真剣にタイヤを作って欲しい。
Posted at 2011/10/07 23:56:22 | |
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日常 | 日記
2011年10月04日
8年近く前のタカタの路面は、固い路面の上の砂利がきれいにはけて、いたるところでブラックマークが付く路面だった。
その後、砂利を多く入れるようになり、一昨年あたりからまた砂利が少なくなってきている。
今年の路面は、固い路面で、ある程度砂利ははけるのだが、完全に砂利がなくなる場所はなく、適度に残るか、締まり切っていなくて砂利が多めに残る路面が多く見られた。
適度に固められていて、固いのだけど、少しずつ削れているのだろう。
出走順による路面の差が少なく、固すぎるダートらしくない路面ではなく、ダートらしく適度にすべり、タイヤメーカー違いによる有利不利もなく、ある意味良く出来た路面といえる。
細かなコース改修も行われて走りやすくなっていたし、今年もタカタはやはり進化していた。
好みとしては砂利は少ないほうが良いけれど。
SC3はすでに011のチャンプが確定している。
それでも手は抜いておらず、走りはダントツにすばらしい。
北海道で、ギャップでオイルクーラーを破損して、エンジンを壊した後、元のパワーは戻っていないというが、十分にパワフルだし、トラクションも良く、もちろんコントロールもすばらしい。
どこかでスピンしたらしく、タイムダウンしてしまったが。
Posted at 2011/10/04 22:27:36 | |
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ダートラ | 日記
2011年10月03日
数年ぶりの完全高速設定で、ほぼ昔のツイントライアルコースのレイアウト。
追走コースで前走と後走の走行軌跡が交差しないので、前走の飛び石が後走に当らないようにタイミングをずらすことに気をつければ、どんどんスタートさせても安全。
車がどんどんくるので、間が空かず、見飽きない。
路面は全体的に固い路面には砂利が残るが、ギャラリーのようにブラックマークの付く場所があったり、外周のように砂利のはけたラインが狭い場所があったり、ショートカットのように砂利が多く残る場所があったりと、タイヤ選択が悩ましい路面。
SA2は044と041のチャンプ争いが見ものだった。
044は自分が優勝して041が5位以下であれば、逆転チャンプの可能性があり、相手のことはともかく、A036を信頼して、自分が勝つことに集中していた。
結果、しっかり仕事をして、見事優勝。
041はスタート前に1本目のタイムで3位が確定を放送で聞き、チャンプ獲得を確認したので、2本目はサービスのドリフト走行。
タイヤ選択は大分悩んだようだが、87Rを選択していた。
Posted at 2011/10/03 22:34:44 | |
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ダートラ | 日記