ながらくお待たせしました♪
やっとみんカタ@魔法の鍋編ができました。
ぜひぜひ、一緒に魔法にかかっておいしいものを作りましょう。
わたしが使っているのはLODGE社のものです。
いかにもアメリカ的な大雑把で頑丈な鉄のお鍋です。
http://www.lodge-cooking.com/(LODGE HP)
まず、鉄鍋の欠点から先に。
*重い
*慣れるまでの手入れが少しだけ面倒
この2点ぐらいでしょうか。 「THE 鉄」なので重いです。
これで中身が入ればもっと重くなります。
けれど、どうでしょう?中華鍋のようにしょっちゅうフリフリするわけでもないし
一旦火にかけたら、蓋を持ち上げるぐらいなので そんなに気にならなくなるかもしれません。
洗うときも重くて最初は面倒でしょうが、洗うと言っても丸洗いはほとんどしないので
ちょっとだけ力を入れればOKです。それか優しい男子に頼めばOKです。
みんともの男子はみんな優しいから大丈夫!(ですね?)
手入れについては、基本的に食器洗い洗剤は使わないので
今までのお鍋を洗う概念を捨てて、慣れてしまえば難しいことは何もありません。
とは言っても 結局お料理がおいしく出来上がるので
多分最初の数回の調理で、欠点は帳消しになると思います♪
長所は・・・
*とにかく簡単に調理ができる
*フライドチキンは絶品である
*野菜も甘く焼きあがる
*安いお肉のほうがおいしくできあがる
*時代と逆行してて楽しい
などなどです。
それでは、きのこ家の鍋コレをご覧下さい。
写真右上はキャンプ用の足つきです。
地面に置いたり、お鍋の上にお鍋を重ねるために足が付いているようです。
台所には適しません。五徳に足が引っかかって面倒です。(使って使えないことはないです)
右下の蓋はキャンプ用のもので、縁が少し捲れ上がっています。
蓋の上に炭を置いて上からも加熱するために、炭が転がり落ちないようになっています。
写真真ん中はスキレット(フライパン)です。10・1/4インチです。深さは4,5センチ。\3500ぐらい?
蓋と、左側がキッチンオーブン鍋です。 同じく10・1/4インチで蓋と鍋で8、9千円ぐらい?
これらがあれば充分です。
わたしのように、鍋を買って その後鍋と同じサイズのスキレットを買えば、蓋を共用できます。
鍋は必ず蓋つきで売っていますから、後でスキレットを買うといいと思います。
ネットか大きめのホームセンターやスポーツ用品、アウトドア用品のお店で売っています。
でも最初は重さや大きさを知るために、どこかお店で現物を見たほうがいいと思います。
わたしは富士市の友愛スポーツで買うことが多いです。
こちらは発送も対応していますし、若干安いので送料などを加味して検討してみてもいいかもしれないですね。
http://www.yuaisports.com/lodge.htm (友愛スポーツ)
蓋は突起付きと普通のとがあるようです。
鍋に付いているのは突起つきかな? スキレットの蓋付きも売っていますが
そちらはひっくり返せばスキレット浅型としても使えるみたいなので、突起無しのようです。
突起があるほうが、食べ物から出た水分が満遍なくまた食べ物にふりかかって
いい塩梅のお料理ができるようです。
写真左下の小さいスキレットは今川焼きみたいなパンケーキを焼くのに
いいみたいですが、灰皿のようです。もう廃盤かも。
魔法鍋を手に入れたら、少しだけお手入れが必要です。
このごろ売っているものはすべてシーズニング済みのようなので
お湯とたわしで何度か洗い流してからすぐに使えるようですが、
もし時間があったらお鍋と仲良くなるためにもぜひシーズニングをしてみてください。
お鍋を育てる感じで楽しいです。
換気扇を充分にまわして、キッチン以外の部屋に匂いが入らないように準備してから
お湯とたわしで洗った鍋を火にかけて煙がでるくらい熱します。(ヤケドと火事に気をつけて)
10分以上熱したほうがいいみたいですが、できる範囲で。
鍋が冷めてから、裏表両方にオリーブオイルを薄く塗る。玉子焼きを作るときぐらいの要領で。
でも神経質にならなくてOKです。キッチンペーパーにオイルをしみこませてササっと塗ればいいです。
その後、鍋を火にかけて ネギ、玉ねぎ、しょうが、キャベツなどの野菜や野菜クズを入れて
炒める。 (野菜はもったいないけど捨ててください。ちょっと古くなっちゃった野菜や芯で充分です)
炒める→捨てる→炒める→捨てる 3回ぐらいするといいと思います。
野菜を炒めることで鉄臭さを取り除けるそうです。
野菜を取り除いたら、オリーブオイルを塗って完成です。
最初だけちょっと面倒ですが、あとはず~っとお鍋が楽をさせてくれますから
先行投資だと思ってやってみてください。
結局は、最初に付いていたワックスのようなものを落として
新鮮な油を焼き付ける作業をするということです。
お鍋を買うとき、頑丈なミトンと亀の子たわし、トングも一緒に揃えるといいです。
さてさて、何を作りましょうか?
油を馴染ませるには、フライドチキンが近道だと聞いて
わたしはフライドチキンを作ってばかりいました。
スキレットに油をいれて・・・
チキン投入!
片面に色がついたらひっくり返して(トングが便利)・・ 蓋をします。
しばし、さようなら~
そして、蓋の隙間から少しだけ水蒸気が出るので
それが出なくなるまで中火で。その後は弱火に。
けっして、蓋をあけないでください by鶴の恩返し
カーネルおじさんの言い伝えでも、高圧で揚げるからおいしいと言っていました。
おうちでカーネルです。おうちでケンタのようなチキンが!と思って
じっとがまん。蓋を開けてはなりませぬ。
気になりますよね・・・気になる。 でも、開けても何もいいことないのです。
圧が逃げるから風味が落ちてしまいます。
でも恐いですよね。わたしも揚げ物は結婚して13年、この鍋を手にいれるまでは
家で揚げ物は5回したかどうかです。二人だけのための揚げ物っておいしくないし恐いし面倒でした。
でも、今はフライドチキンだけは張り切っちゃいます。
さぁ、お鍋の中がとっても気になりますよね。
でも、開けなくてもわかる方法があります。「音」です。
最初、チキンを入れたばかりのときは「土砂降り」みたいな音がします。
ちょっと音も重めです。
しばらくすると、鍋の隙間から出ていた水蒸気も消えて
音が乾いた感じの「ピチピチピチ」という音になります。
そうそう、あのプチプチを潰したような音ですよ~
プチプチを充分潰したと思えたら、蓋を開けてみましょう。(油はねに気をつけて!)
さてできあがり。
おいしくいただきましょう。ギャートルズみたいに元気にかじりつきましょう♪
うちはもっぱらコーラとともにですが(コーラはパンダ君の命の水だそうです)、
ビールにすごく合うらしいです。多めにつくるようにとあちこちのレシピに載っています。
骨付きチキンがおいしいです。
わたしはチキンの味付けはクレイジーソルトと片栗粉と小麦粉のパターンが多いですが、先日は普通の唐揚げ粉でも作りました。
何でもおいしく仕上がります。
焼肉のタレに漬け込んだりしてもいいみたいです。
油は冷めたら別の容器に入れて処理してください。
絶対に、このお鍋に固めるテンプルを入れてはいけません!
鉄の表面の小さな気孔にテンプルが入り込んでしまいます。
油を移し変えたら、お湯で洗い流して軽くふき取って
コンロで空焚きして乾かして終わり。
揚げ物のときは油いっぱいなので、油を塗る必要がないかもしれません。
普通の料理のときは、お湯で洗い流したら拭き取って空焚きして乾かしてからオリーブオイルを塗っておやすみなさい。です。
油を馴染ませるために何度か揚げ物をすると、一気にそれらしいブラックポットが出来上がります♪
黒くてピカピカだからブラックポットだそうですよ。
とうもろこし、さつまいもなどは、アルミホイルで下駄を履かせて直接お鍋に触れないようにしてから
蓋をして最初10分ぐらいは強火、あとは中火で。最後は余熱で寝かせると完璧。
とうもろこしは、皮付きのまま入れるとよかったです。
深いお鍋はサムゲタンやスタッフドチキンに。
スタッフドチキンは、鶏のお腹に冷凍のピラフを詰めれば簡単で確実です♪
こちらも使った後はお湯でよく洗って、さっきの要領で油を塗っておやすみなさい。
このお鍋で何かを作った場合、調理が済んだら別の容器に移し替えてください。
よく、煮物などたくさん作ったとき 普通のお鍋の場合はそのままにしておきますが
このお鍋はそれに適していません。そこがちょっと面倒ですが・・・
焼き物もよろしいですよ~ 写真はポークソテー。
まず火にかけてスキレットを熱する。油はひかなくてOK
ブーちゃん投入。
蓋をしてもいいししなくてもいいです。
でも蓋をしたほうが蒸し焼きっぽく仕上がるかな。
鳥の足などは蓋をしたほうがいいです。
これまた味付けはハーブソルトやクレイジーソルトなどなど。
食べた後は・・・
このお鍋にお湯を入れます。そしてぶくぶく煮ます。急冷はNGなのでお湯を!
すると汚れが浮き上がります。 そしたらお湯で流していつものおやすみのお手入れを。
万が一、不幸にも焦がしちゃったときは・・・・
割り箸などの木で焦げを擦り取ります。
それでも取れないときは、思い切ってその鍋を火にかけて汚れを「炭化」させます。
すると、パリパリパリっと汚れが剥がれ落ちます。
そしたら、またおやすみまえのお手入れを。
オイルはオリーブオイルなどがいいようです。
サラダオイルは塩分が入っているようで適していません。
塩と鉄は仲が悪いですよね。
お鍋を扱うというよりは鉄を扱うつもりで
鉄に対して やってもいいこと、悪いことを考えながら扱うと
扱いに迷った時の答えが出るかもしれません。
今はキッチンダッチオーブンのレシピもネットにいっぱい載っていますし
本もいろいろ出ているようです。
もしお友達の誰かが買ったなら、一緒に鍋を育てましょう♪ 情報交換して
おいしいものをたくさん作りましょう。 あっ、鉄鍋部活動です。
長く使わなかったりすると、ちょっと油の古くなったような匂いが気になることがあります。
そういうときは、お湯で洗い流せばOKです。
亀の子たわしと、厚手のミトン、シリコンミトンもいいですね。
トングもあると便利です。
とにかく火傷に気をつけてください。取っ手を持つときは特に注意です。
鉄鍋はパンも焼けるし、万能に近いですが
酸には弱いので、コンポートを作るときなどはこのお鍋を使います。
このお鍋もすごく便利で超愛用品です。
これも焦げても、金だわしで擦ればOKだし、なによりも中身が見えるのでとっても便利です。
肥満に効くと聞いて杏のコンポートを作ったときに、とても重宝しました。
作る量が少なかったので、肥満に効かなかった・・・ようです。
今年はたくさん作る予定です。
なんだか鍋マニアみたいですが、実はわたしはお料理が得意ではないので
道具でなんとかしようと思う気持ちが強いのか、お鍋がよく集まります。
幸い、どれもすごくラッキーなことがあって格安で買えたり、いただいたりで助かります。
でも5万近く出して買ったドイツの圧力鍋は、最初はスタメンでしたが
今は長期休暇中です。 圧力鍋の場合、途中で開けられないので
お手軽に圧がかかる鉄鍋にシフトしてしまいました。
いろいろ考えてみると、それぞれの特性を活かして
使い分けていけば、お料理が苦手なりにも幅が広がります。
ここ最近、汁物をつくるときはこれです。
韓国料理店でお会いしたことがありますでしょうか?
チゲを頼むと出てくるあの鍋です。
これは土に特徴があるのか、すごい保温性です。
さらに、これに入れて出すとそれっぽく見えるという特性もアリ。
あとは石焼ビビンバ用の鍋も焼きカレーや石焼ビビンバに重宝です。
これらは、欲しいけど韓国から持ち帰る勇気もなく
遠巻きに見ていたら、知り合いの韓国料理店が閉店するときに
いただきました。
お鍋の原料や形状で、ずいぶんと便利に使い分けられることが
よぉーくわかります。
あとは、10ヶ月待ちの超密閉鍋を手にいれれば
もうお鍋は要らないかなぁと思っています。たぶん^^
いろいろ書きましたが、ダッチオーブンはオススメです。
わたしのような大ザッパーな人には特によろしいです。
なんせ、入れる→焼く→食べる ですから!
今度、ホットケーキを焼いた図をご紹介しましょう。
そしたら、きっとおともだちのみんなもトリコになっちゃうかも?
おともだちのみんなも一緒に鍋使いになりましょう♪
わたしもまだまだ鍋知識が浅くて勉強中ですが
何かわからないことがあったら一緒に勉強しますので聞いてくださいね。
以上、みんカタ@魔法の鍋編でした。おしまい、おしまい。