ISC（アイドルスピードコントロールバルブ）の清掃

プラグ交換を前に、それ以外の要因を潰して行くべくISCの清掃をしました。

EZ30の場合、スロットルの上部にあるアルミのブロック部分がISCです。
周囲のコネクタを含めてコネクタ2個とゴムパイプ1本、ビス2本を外せば簡単に取り外せます。

取り外したところ。

下の四角い部分がカーボンで真っ黒です。
上の窓はスロットル内部に貫通してます。
光が回ってないのでこっちも黒く見えますが、実際は金属地肌がピカピカでした。

上の窓の中も真っ黒な車はブローバイが汚い可能性があります。その場合はスロットル全体も取り外して清掃する方が良いかも。

ISCとスロットルの間にガスケットがあります。
写真写りはあまり変化ありませんが、実際は熱でヘロヘロに伸びて変形もしています。
エア漏れ防止のためにも新品交換が必要（とオガクズさんに教えてもらいました）。

部品名：ガスケット　エアコントロール　22659AA120 　160円也
（この品番はEZ30使用の BHE C型後期モデルの場合）

外したISCの中身

カーボンで真っ黒.......
バルブの動作が....ちょい渋いのが明確に判ります。

パーツクリーナーとウェスで清掃した後

金属地肌が見えてます (^^)
内部に見える黄色っぽい金属部分がバルブのアーム。
これも軽く動作する様になりました。

取付けてエンジン始動！........
アイドリング振動が減った.....回転も安定しています

試運転して思い知ったんですが、低速からの立上がりにこのバルブは結構影響しています。　吹き始めとかスロットルオフ時の反応が全然良くなりました。

特に回転落ちのスムースさは「え？ストール？」と一瞬思う程早くなりました（苦笑）