その昔、私は母の硬い頭と、いつも闘っていた。
子供の頃、私はすでに漫画が好きだったのだが、母は漫画を読むことを認めなかった。
与えられる「本」の類は、「海底2万マイル」とか「トム・ソーヤーの冒険」とか「シャーロック・ホームズ」といった、名作小説ばかりだった。
テレビにしても、断続的に無い時期が数回あったと記憶している。
今では番組そのものがクッソ面白くないため、「テレビ捨てた」なんて人も珍しくないとは思うが、私の子供の頃は、「マッハGo!Go!Go!」に興奮し、「ゲゲゲの鬼太郎」に震え上がるのが必要な時代だった。
鬼太郎は、、今のはよくは知らないが「ぬこねーさん!!」などと萌える番組ではなく、おどろおどろしい怖いものだったのだ。
しかし、それらのTVアニメも、テレビが無い時期は見れない。友達の家などでたまたま見れる時は、食い入るように見た覚えがある。
どうも母の頭には、「漫画を見るとバカになる」という、まことしやかな嘘がこびりついていたのだと思う。
私がアニメを見たがるもんだから、テレビは調子が悪くなるたびに、一定期間無い時期があったのだろう。
さすがにしばらくすると、新しいテレビがやってはくるのだが、やはりアニメなどは自由に見せてもらえなかった。
しかし、悪いコトばかりでもなかった。
おかげで国語の「長文読解」などは、得意中の得意であった。
問:ここで主人公〇らの言う「あの時」とは、どのスマートのどこの電球を交換していた時か答えよ。
とか、
問:室〇庵が脱水症状になりかけてまで撮影したピンボケ写真は、なんの写真だったか答えよ。
みたいな問題のことである。
ぶっちゃけ、各SNSのレスなんかでも、「いや、そこのコトじゃねーよww」って時があるよね?(笑)
現代人の読解力の無さは、ちょっと驚く時さえある。
そんな子供時代からウン十年・・・・・
今や朝一にタブレットのほうに・・・
こんなモノが届く、立派な大人になりましたwww
あ~長かった。書き過ぎた。
書き過ぎたし、ネタバレもいくないので、あとひとつだけ。
とうとう「アドミラリティ・コード」が現出!!
いっとき、「ひょっとしたら、最後まで謎のまま終わるんじゃ・・・」とまで心配した、アドミラリティ・コードさん。
ちゃんと出て来たよ。良かったね!(爆)
Posted at 2018/07/30 23:39:09 | |
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