井上靖の名作がドラマ化されていますね。舞台が国内の穂高滝谷からK2へ、問題となる機材がナイロンザイルからカラビナへなど、かなり現代風にアレンジされてますけど。ストーリーはもちろん、山本太郎に玉木宏、鶴田真由、石坂浩二など俳優陣もなかなかしっかりしてそうだし、今後の展開もみごたえありそうです。金曜が楽しみになりましたよ。しかし、この「氷壁」しかり夢枕獏の「神々の嶺」しかり、山岳系の話には女性との恋愛関係、それもただならぬ関係がかならず絡みますね。私の思い過ごしかな?単に登山だけでは綺麗過ぎて、もしくは逆に残酷すぎて話にしにくいのかな。しかしそれらを差し置いても、大自然、ことに雪山はやはり綺麗で雄大ですね。映像を見てるだけでも十分満足できそうです。改めて雪山の登山意欲とともに、原作を読み直してみたくなりました。ところで・・・「氷壁」がドラマ化できるなら「孤高の人」や「点の記」もドラマ化できそうですよね。映画にでもなるようなら必ず見に行くのになあ。「氷壁」が好評ならどこか考えるかなあ・・・