2006年02月20日
トリノ五輪を見て思うこと、2
日本勢、不調不調って言われてますけど、それは単に開幕前にメディアが過剰にはしゃいで騒いでただけのこと。地元開催で強化が進んだ長野五輪と、快進撃が印象的だった夏のアテネ五輪の残像をいつまでも引きずりすぎでしょう。
世界的に見た日本の実力を冷静に考えてみたら、ある程度現状は予想されていました。
それがモーグルの愛子ちゃんやスノボーの成田・今井兄妹、フィギュアのミキティなどというメディア受けする選手をアイドル化することで本質と離れたところで大騒ぎしすぎていました。フィギュアでは真央ちゃんも絡んでたから大変でした。
でも・・・、良く考えてください。リレハンメル・長野の感動劇に代表されるジャンプ陣やスピードスケート陣のように、ここ2~3大会、エースといわれる日本選手の顔ぶれはほとんど同じなんですよ。いかに新人育成・強化が進んでいないか・・・
ぎりぎりにところで競っている選手たちが、年齢やケガと戦いながら10年以上も一線級でいつづける事はほとんど不可能に近いでしょう。そういう選手たちに毎回メダルを期待するのはあまりにも、酷。
企業が続々と撤退し、スポンサーすらいなくなってしまったウインタースポーツ界で手をこまねいているだけじゃ競技人口は減っても有望な新人が育つはずはありません。あいも変わらず五輪を純粋なスポーツの祭典とみなしている平和な日本じゃ・・・
今の日本では彗星のように現れる天才を待つしかないのかもしれないですね・・・
それにしても・・・、勝手に祭り上げるだけならまだしも、ああも毎日インタビュー攻勢じゃ選手もたまったもんじゃないですよ。特に美姫ちゃん。なんだかんだいってもいち女子高校生、それも緊張もプレッシャーもかかる五輪の本番直前。もう少し気楽にさせてあげれないもんなんだろうか・・・
このままじゃ有望な選手たちがつぶされちゃう。普及や強化すらできない日本の協会おえらさん連中、せめて彼女らを守ることくらいできないのか!?
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Posted at
2006/02/20 11:39:56
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