マリーンズ、激動の年２００５の代償・・

いやあここに来ての福浦とベニーの負傷離脱は大きい。打撃はもとより、何より内野を支えてきた福浦の好守が抜けるのが痛い！

ところで前半が終了しました。そしてマリーンズは４位。シーズン前、個人的な展望として「今年こそ３位狙い、PO進出狙いが妥当」と思っていました。図らずもそんな展開に・・・

昨年の交流戦の優勝からPO制覇、日本シリーズ優勝、アジアシリーズ優勝、WBC参加、そして”シーズン前の”劇的な世界優勝！

これまで表舞台に出たことのなかったマリーンズ。メディアに追われることもほとんど無かった選手達は突然のフィーバーにさぞや戸惑ったでしょう、大変だったでしょう、そして楽しかったでしょう。

ただその代償として、いつにもまして短かったオフはほぼ無かったも同然。その影響がモロにいま出ているようです。その状態で首位に立てるほど甘くない。

しっかし、過去プロ野球史数十年を振り返ってもここまで驚天動地の激動の状態に身を置いたチーム・選手達はいなかったんじゃないのかなあ？よりによって、始まったばかりのアジアシリーズにWBCに、すべて絡みましたからね～

現状を考えるにやはりWBCの影響は大きいでしょう。言いたいことはたくさんある。がしかし、そういう世界的な大きな大会に参加できたことを負の遺産にしてはいけない。悪い前例にしてはいけない。言い訳にしてはいけない。記念すべき大会に足跡を残せたことを光栄と思わなくてはいけない。大きな糧にしてほしい！

そして・・・、なにより怪我人を口実にしてはいけない。野球はチームスポーツなんだから。意地でも後半戦は奮起してくれ！

そのなかで、今年も若い衆が台頭してきたことは好材料。野手なら大松、青野、根元、辻。投手では成瀬に神田。ファームで機会を待つ竹原や古谷、期待してるよ。そしてジョニーよ、今こそお前の熱い魂が必要だ！

しかし、やっぱり小坂のトレードは痛かった・・・　西岡にリードオフマンとしての自覚が出たのは良いことだけど、今はそれがりきみとなって空回りしてる。気楽に楽しんでくれれば良いんだがなぁ・・・

あと、初芝の明るいキャラが欲しい。スコアラーでもいいからベンチに入ってくんないかな？