先日の読売新聞に出ていた記事ですが、「なかなか面白い!」と同時に「ホントかな?」って感じの研究発表です。スイスのチューリッヒ大学などのグループが、ホルモンの一種「オキシトシン」に人間に対する信頼感を強める働きがあることを実際の人を使った実験で確認したようです。要はその「オキシトシン」が強く分泌したり、外部から処方されるとより人を信用しやすくなるわけです。その実験の内容とは・・・合成オキシトシン溶液と作用のないブランク液体を58人の学生の鼻に噴霧し、投資シミュレーションを行ってみた所、オキシトシンを噴霧した学生の45%が最高額で投資し、最低額は21%だったらしい。方やブランクの場合は全くの逆の結果が得られたらしく、最高額で投資したのは21%だったとか。この現象を利用して、人を信頼できないとか、人に対する警戒心がきわめて薄いような症状の人への医療的な適用が考えられているようです。でも・・・、その現象を知ってしまえば悪用も十分出来るわけです。他人を信用させる事が出来るわけですからね。商用・私用問わず、人と人のお付き合いも「目をじっと見て真心込めて信用を得る」なんていうことは今後必要なくなったりして・・・とりあえず私の指を敵対視している鳥のちょこちゃんで試してみようかな?