2005年06月15日
車輌盗難について
昨夜のニュースで語られていたこと。
高級外車を中心に、相変わらず車輌盗難が後をたたないようだ。国内ならまだしも、盗難後は海外で転売されるのが多いらしく、そうなるともう捜査の手が及びにくいらしい。
ここのところ、イモビライザーの普及で一時期の数よりは減ったようだけれど、窃盗グループが対策を講じそれらが現実に行われるようになってきた最近、再び多くなってきたとか。
大まかに言えばその方法はこう。盗難しやすいようなガレージや駐車場に停めてある対象となる車を下見。ナンバーを控えて後日陸運局に行き登録者の氏名住所はもとより、形式、車台ナンバーなど全ての情報を得る。
それらを元にして輸出をする手はずを進める一方、オーナーに成り代わって車製造元へ合鍵の追加発注を以来。全てが揃った頃・・・、乗り逃げ。
そこに悪質なディーラーや業者が入ると、いくらイモビライザーやセキュリティを万全にしようと、いとも簡単にことを勧める事が出来るとか。
さらに問題なのは、本人でなくてもナンバーから全ての情報を得る事が出来るという役所の現実。身分証明を要求する場合もあるようだけれどもそれもさほど厳しいものではなく、それを日々やっている窃盗団にかかれば容易なレベルらしい。ナンバーから個人情報が漏れないような対策はほんとうに必要ないのか?
結局の所、いくら車のセキュリティ装置が上がろうとも、それらを最終的にコントロールするのは人。人のセキュリティレベルを上げないことには何の解決にはならないだろう。
玄関のカギを開けておいてもコミュニティで個々人を守ってくれていた古きよき時代は過ぎ去ってしまった。
外から建物の中が見えないようにするとか、ガレージに柵を施して安易に乗り逃げされないようにするとか、物理的な防衛策を自ら練らないといけないようだ。
人を信頼した上での生活にはもはや限度があるらしい。悲しい事だけど。
それにしても・・・、”振り込め詐欺”しかり、余りにも詳細を伝えてくれるTVの報道は、悪意を持つ人にヒントを与えてくれているようで心配になることがある。
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まじっすか? 千状万態・・ | 日記
Posted at
2005/06/15 11:24:21
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