2005年07月20日
芸術点って何だろう?
フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングなどの競技を見るたびにいつも思うこと、「芸術点てなんだろう?」
意味合いはわかりますよ。「芸術的観点から見たポイント」とでもいいましょうか?
でも・・・、といつも思うわけですよ。「”芸術性”って、これほど客観的で多様性の高いものってないんじゃない?」
「そういう客観的なポイントをある特定の人(審査員)が少数で見て、得点にして優劣を決めるなんてほんとに出来るの?そして、競技者はそれを納得するの?」
「それがスポーツでルールになっていて、そしてその世界に身を置いて競技を行っている以上、その裁定は受け入れなければいけない。それこそ潔し」というスポーツマンシップも理解しなくてはいけないんでしょう。でもスポーツをやってる私がそれに賛同できるかといえば「100%できる」とは言い切れないんですよね。
恐らく、日本人をはじめとした東洋と、アメリカ、欧州、南米、アフリカ・・・、それぞれに美的感覚って違うでしょう?文化も違えば方向性すら違うにちがいない。
昨年のアテネ五輪。日本のチームは悪くなかったと思いました。が、結果はああでした。名物の鬼コーチの涙と笑顔に救われました。
例としてふさわしいか判んないですけど、「”クラッシック”や”名画”で優劣・順位を決めろ」といわれて、果たしてできるのか?難しいはず。
ブラームスやベートーヴェン、ゴッホやルノワールが書いた作品の中でさえも個々で好きずきありますからね。もしかしたらゴッホの絵なんて最初から評価しない人さえ居るんじゃない?”芸術”難しい。
でも”スポーツの競技”として存在し明白な優劣をつける以上、万人を納得させることが出来ない評価法は採用すべきでは無いと思っています。
それに絡んで・・・。「ノーベル文学賞」これこそ良くわかんない。「侘び、寂び」を簡潔にまとめた究極の文学、”俳句”なんて絶対に選ばれる事はないんだろうな・・・
ところで、シンクロのソロってもはやシンクロナイズドスイミングではないような気がするのは私だけ?誰ともシンクロしてないしなぁ。
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Posted at
2005/07/20 11:46:19
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