カイロで行われていた世界柔道が終幕し、男女16階級で、都合、金3、銀3、銅3個のメダルを取りました。今回も悲喜こもごものドラマがありましたが、改めてはっきりした事は、軽量級の谷亮子と野村忠宏の絶対的な強さでしょうか。昨年のアテネでも圧倒的な強さで金メダルを取りました。さも最初から決められていたシナリオのように。今回、谷は妊娠中、野村は休養中ということで出場していません。代わりといっては失礼ですが、それぞれ北田、江種が出場しました。両者とも影に隠れがちではありますが、もちろん実力はありますし、実績もあります。今回は残念ながら途中で敗退し、敗者復活戦でも敗退。メダル無しに終わりました。もし、谷・野村が出ていれば、恐らくメダルを取っていただろうと思います。その根拠は無いんです。でも、両者ともに負ける図が想像できないんです。偉大ですね。表に出ないところでの努力と経験に裏打ちされた実力はもちろんですが、どんな場でも決して負けない強い精神力。それも継続的な・・・偉大ですね。素人の私でさえも感じるカリスマ性と絶対的な信頼感。そこまでの政治家も出てきて欲しいものです。