ずうっと疑問に思っていたことが「週刊ベースボール」の11月7日号のp22を読んで納得しました。日本シリーズのマリンスタジアムでの初戦、「やっと全国放送される、全国のファンにマリーンズを見てもらえる」と楽しみにしていました。日本プロ野球の最高の舞台で始球式に現れたのは「マシュー南」こと、お笑いの藤井隆。「えっ!?」と思いました。なぜなら、今期マリーンズはプロ野球改革元年と位置づけ、始球式にはOBや野球を愛する少年やそういった人たちをいつも起用していたのです。「それがこんな晴れ舞台の試合になぜ????」と思いました。全くのプロ野球ファン無視!「週刊ベースボール」曰く、「この試合は放映権を握ったテレビ朝日にそういったことの決定権があり、起用はテレ朝による単独決定」だったらしい。つまりは番組宣伝の利用以外の何物でもなかったのです。紙は続けて「千葉ロッテ球団の職員はこの屈辱的な事態に心底悔しそうだった。彼らの名誉のために、この人選は球団の意向ではない、ということをここで名言しておきたい。」視聴率がどうのこうのでプレーオフは歯牙にもかけなかったテレビ局がいざ放送するとなれば番宣に利用し、全く偏った不平等な放送内容。球団に対してはほっとするとともに、相変わらずのテレビ主導にがっかりしました。