
氷河の贈り物、カールの底からジグザグ登ること約30分、急に開けた尾根に出ます。そこは名前の由来の通り大きな岩が”ごろごろ”。
その岩の上を飛び石のように渡りながら頂上に向かいます。約10分後、大小のケルンが林立する頂上に着きます。標高は2839.6メートル。リュックを置いて改めて周囲を見渡せば思いも寄らぬ光景。
日本百名山にも挙げられる、笠が岳、焼岳そして乗鞍岳が綺麗に並んでいるのです。来た方を見れば薬師岳を左に、正面には雲の平の上に黒岳、右に鷲羽岳、さらに三俣蓮華岳から稜線が伸びて槍ヶ岳、穂高。そして真下を見下ろせば箱庭のようなカール。
雲ひとつ無い晴天の元、バーナーを取り出していつものラーメン。こういう景色を独り独占しながら頂くといつも食べなれた即席ラーメンも美味しいから不思議。
ブログ一覧 |
美しき日本 | 旅行/地域
Posted at
2005/02/01 22:52:14