2005年09月14日
スカートめくりってやったこと有りますか?
今じゃそんなこともしないのかな~?わたし、やっちゃいました。もちろん最近じゃなく、保育園の頃ですよ。
当時、好きだった子がいました。あゆみちゃん。よくあるでしょう?「ちょっと気になる子にちょっかい出して興味を引きたい」っていういじらしい子供心。それだったんですよ。私はね。
「きゃーっ!なに~」「うわ~~~い」でその場は終わったんですよ。こっちは満足して。
後日、家の前で近所のおばさんと母親が立ち話をしてまして、私もそばにいました。あゆみちゃんと母親が通りかかりました。もちろん私は直ぐ気が付きましたよ。二人は軽く会釈して通り過ぎました。
ところがあゆみちゃんの母親が何かを思い出したように急に私を向くなり「XXXちゃんのスカートを・・・」とスカートめくりの件を私に叱りだしました。
何を言われたかはもう覚えて無いけど、そのシチュエーションは忘れませんね~~ ショックでしたよ。母親と好きな女の子の前で恥部を叱られたんですからね~~・・・ それ以来かな~~、女性に対して積極的になれなくなったのは(笑)。
あんまりお子さんを強く叱らないで下さいね。あと心の逃げ口も残しておいてくださいね(経験者談)。
Posted at 2005/09/14 12:09:50 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記
2005年08月18日
ご存知ですよね、オニヤンマ。体長が15センチくらいも有るような、大きなトンボですよ。トンボの王様!
近くの空き地に、壁は赤いレンガで屋根は寄棟のハリだけを残した古い倉庫がありました。高い壁の一部が土砂で埋もれていたので、小柄な小学生は届かなかったけれど中学生はなんとか壁の上まで登れました。
その倉庫の内側には深さ4~50cmくらい雨水が常時溜まっていて、夏になるとオニヤンマのヤゴが大繁殖していました。子供たちだけが知ってる、”秘密のオニヤンマの聖地”になっていました。
ただ小柄な私たち小学生には未知の聖地。中学生が自慢し、捕まえたヤゴを見せびらかすので、そりゃ~~~羨ましかったのです。
中がどうなっているのか見たいじゃないですか!トンボのヤゴ、欲しいじゃないですか!!
友達I君と二人、策略をねって挑戦しました。I君は何とかレンガ壁の上に登頂成功!壁の上のI君の協力の下で私がトライしてる時、I君が急に「ゆらっ」としたかと思うと、後ろ向きにバッシャ~ン!
体中から、さーっと血の曳く音がしました。ど、どうしよ!? すぐ厚い壁を隔てた向こうから心細そうな声が聞こえてきました。
幸い水深は浅かったので溺れる心配は無いんだけど、どうも水が汚いらしい。それだけでなく、いろんなものが、ゆらゆら、にょろにょろ・・・ そして、向こうもが壁が高く独力では脱出できないらしい・・・
もはやトンボどころの話しではなくなった・・・ 背丈も力も頭も無い小学生が2~3時間粘ったけれど、どうすることも出来ませんでした。
結局近くに居た大人に救援を頼みました。そしたら地区挙げての大救出劇となってしまいました。
叱られましたよ、もちろん。そりゃそうですよね、I君、危うく命落としかけたんですから。
その”聖地”にはフタがしつらえられ、まもなく跡形もなく取り壊されました。長い間子供を喜ばせてきた”聖地”は”整地”になってしまいました・・・。
Posted at 2005/08/18 15:38:47 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記
2005年08月16日
今年ももう、お盆も終わりました。同じ日本とはいえ、お盆の風習は各地でかなり違うんでしょうね。
私の故郷、長崎の五島では墓は裏山に段々畑のように作られています。”迎え火の日”は、夕方のまだ明るいうちから墓所へ登り、お墓の前に2~5段の提灯の櫓を組みます。東北の”竿灯”のような感じですね。そしてその下で子供たちは花火をするのです。小さい頃、いろんな家紋を目にしてとても興味深かったのを覚えています。
その日は提灯を先頭にして早めにお墓から降り、本家に用意されたご馳走を前に一族みんなで宴会が開かれます。子供はスイカをむさぼり食ってました。みんなで食うと美味いんですよ!
墓から持って降りた提灯はお盆の三日間玄関につるし、絶えずロウソクを灯します。仏壇も、お盆の時期は大きな木組み5~7段のものを出してきて組み、そこに花やら果物やら沢山お供えするんですね。そしてその周りには回り灯籠数組。ほんと色とりどりで賑やかですよ。
”中日”は長崎の無形文化財にも指定されている念仏踊りの日。地区によって”チャンココ”だったり”オーモンデー”だったり呼び名が違うんですが、私の町では”カケ”といってました。私ももし地元にいたら今頃踊っていたんでしょう・・・
”送り火の日”は再び墓所へ。玄関につるしていた提灯を先頭に墓へ登り、再び提灯の櫓を組みます。この日は大量の花火をしながら夜遅くまで墓で過ごします。
きらびやかな花火やらドラゴン・・・。男の子は大きくなると主に爆竹やロケット花火をします。それも単発ではなく、瓶に十数本刺しておいて花火でまとめて火をつけて連射!爆竹なら束のままで導火線に火をつけ、投げ上げるんです。小さい頃は憧れてましたよ。
ふもとの海から山を見ると綺麗なんですよ。山肌に提灯がびっしり。そして色とりどりの花火と静かな海の上を響く音。もっと上を見上げれば満天の星。
夏の風物詩です。
って書いてたら大きな地震!?耐震のビルは良く揺れるぅ~
Posted at 2005/08/16 12:27:42 | |
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五島・やんちゃ期 | 暮らし/家族
2005年08月05日
中学の頃、地元のおばちゃん達にそう呼ばれていました。遊びながらタコを獲っては持ち帰り夕食に。
大きな湾の出口は対岸まで50メートルほどの狭い水道になっていて、満ち干きの時など渦が巻くほどの急流になります。湾に出入りする漁船もここを通るのですが、潮の流れに乗った船は音もなくすーーーっと進み、逆進する船は音はすれどほとんど進まない、不思議な情景でした。
この水道、深さが5~10メートルくらいの砂地なのですが、湾の内外を行き交う魚の通り道でもあります。したがってその小魚を狙ったタコも集まってくるわけです。
タコは海底の砂地に深さ50~100センチ、直径15センチくらいの穴を掘ります。そして何の目的かわかりませんが、海底に落ちている貝殻を集めてきて穴の周囲に綺麗に並べてデコレーションします。当のタコはそのデコレーションの真ん中、穴の入り口にちょっと身体を乗り出しようにして待ち構えているんです。
私たちは海面を泳ぎながらその巣穴、もしくは海底に沈んでいるドラム缶やそういったものの下に潜むタコを探すのですが、「いかに目ざとく見つけることが出来るか」がタコ獲りが上手いかどうかの分かれ目だったのです。
それを見つけるや、素潜りで捕まえるわけです。みんなは手製の”カギ”を使っていました。小さな木のグリップに長さ50センチくらいの細い金属の棒を付け、先を尖らして少しだけ手前に曲げ戻したものです。確かに引っ掛けて捕まえるのには便利なんですが片手が塞がるわけです。なので私は手掴みで捕まえるようにしました。
タコを見つけると、早い潮の流れと深さを計算して上流から潜るわけです。目的の位置の1メートルくらい手前で海底につければ上々。計算を誤るととんでもないところに行きますから、そしたら再び急流を泳ぎ戻らなくてはいけません。
そして海底を這って目的のタコをむんずと捕まえます。失敗するとすぐ深い穴の中に逃げちゃいますからそれでアウト!奴らも死活問題。8本の手を使って身体に吸い付きます。その中央にはとがった口もあって、これにかまれると皮膚がえぐれる感じになって痛いんですよ。
もちろん手や身体に吸い付きますから自由には泳げません。ここで無理に泳ごうとすると溺れたり不必要に疲れたりするんですね。一度海面に上がって息を吸うと再度海中に。そして”仕上げ”。
タコの頭って一部が開いたドーム状になっていますよね。その開いた所に指を差込んでドームを裏返しにするんです。内側に内蔵がついてますからむしり取るんです。そうすると直ぐに〆ることが出来ます。そして腰につけている金属の輪っかに頭を通して、タコを何匹もひらひらさせながら次の獲物を探す、そんなあんばいですね。
タコって軟体動物でしょう?海底沿いに私が近づくとね、目のところだけがにょろ~~~って延びて観察するんですよ。ちょうど潜水艦の潜望鏡みたいに。便利に出来てますよ。
そうそう、一度海面に上がったら目の前に小さな漁船が走ってきていて轢かれる寸前だった事もありました。小さいながらも漁船のスクリューに巻き込まれると一巻の終わりですからね。急速潜行しましたよ。
今年の夏も真っ黒に焼けた新しいタコ獲り名人が活躍しているのかな。
Posted at 2005/08/05 11:45:04 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記
2005年08月01日
五島では羽が茶色いアブラゼミはほとんど目にしたことがありませんでした。図鑑やTVでよく見る羽の茶色いセミに憧れたものですよ。
五島でセミ、といえば羽が無色透明で身体が黒光りしているクマゼミかツクツクボウシでした。
でも五島も千葉も子供は子供、セミの種類は違ってもやることは一緒。この時期は朝もはよからラジオ体操に夏休みの友、それからセミ取りに励んでは昼からは海遊び、そして夜はカブトムシ取りにと子供ながらに大忙しでしたよ。42日間、あっという間でしたよね。
ところでセミの取り方、私たちにはその方法が幾つかありました。もちろん長い棒は使うのですが、その棒先の細工に違いがあったんですね。1)トリモチを巻く、2)ハエ取り紙を巻く、3)小さいわっかを作ってクモの巣を沢山つける、4)長いたもを使う、でした。
セミが汚れてしまうので好きではなかったのですが、”効果抜群”ということで、普通は1)か2)のいずれかを使ってました。クモは大きらいでしたから3)は論外。
でも上手くなると長い棒を上手くコントロール出来るようになって、胸のところにポチッと付けれるようになるんです。なので羽を汚さずに綺麗な姿で取れるようになるんですよね。
小学低学年だったある日、道の真上にせり出した林の梢を見上げてセミを探しながら歩いていました。
たすきがけで虫かごをぶら下げて、両手は長い棒を握り締めていました。そして大きな麦わら帽子。白いTシャツに短パン。絵に描いたような田舎の少年ですね(笑)。
林の周囲が弧を描いて曲がっています。切り通しのその林、道もその曲線に沿うように弧を描いていました。ただ、切り通しの出口部分はずれていたんですね・・・
上を見上げて林に沿って歩いていた私の足の下がいきなり”無”になりました。道の脇には深めの溝があったんです。夢中でセミを探していた私は道が林からそれていっていることを忘れて気が付いていなかったんですね。そして蓋のない深い溝があったことも・・・
気が付いたら深さ7~80センチくらい溝に仰向けではまり込み、底から狭い空を見上げていました。幸い夏場で水は干上がってましたし、擦り傷程度の怪我で済みました。
小さい頃って何故か集中力があるんですよね。そして一つのことにしか集中できなかったんです(私だけ?)。おかげで生傷が絶えませんでした(恥・涙)。
Posted at 2005/08/01 11:43:04 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記