2005年02月18日
考えてみるに、今の収集癖は昔からすでに始まっていたようで・・・
子供の頃は虫が好きでした。ある時期はトンボのヤゴ、カブトムシ、コオロギなど取ってきては飼育してました。はてはショウジョウバエ。幼虫は、要は・・・ね、汚い話でごめん。
カマキリにも凝ったんだな。オオカマキリにハラビロカマキリ、コカマキリなど種によって色も大きさも違うんだよね。指で顔あたりを突っついて怒らすとボクサーのファイティングポーズみたいカマを構えて羽を後ろに全開。かっこいいんだよね!
そのうち当然の流れで卵の収集に移るわけ。代を越しての飼育が好きだったんですよ。
知ってるかな、カマキリのたまご?
”麩菓子”みたいな感じの殻(かな?)の中に何百個って入っているんだけど、コカマキリなんかのからは焦げ茶色で硬め、オオカマキリのはもっと明るいベージュ色で柔らかめで大きいんだよね。
多分産み付ける場所によっても変わるのかな、個々で形や色に微妙な違いがあって見比べるのが楽しくてね。だいたいはススキや木の枝に付いてるんだけど、それを探すのは宝探しの気分。
あるとき大きなサボテン近くの枝に見つけたんだけど、外れた拍子に落としちゃって。そしたらサボテンの根元の穴に入ったもんで、手探りで拾ったさ。そしたら右手中にサボテンの小さな針が刺さって酷い目にあったよ。
結局20~30個くらい見つけたかな。嬉しくて見比べては喜んでたんだけど、子供の興味の移行は早いんだよね。机の引き出しの中に入れておいて、そのうちすっかり忘れて・・・・
あるとき学校から帰ってきたら部屋の壁が妙に動いて見える!!カーテン開けて良く見たら他の壁も!
ひえっ~~~!
なんと、羽のない1センチくらいのちびこいカマキリが壁も天井もうようよ・・・ 茶色いのもいれば緑色のもいる。
こういう生き物ってぇのはライフサイクルが一致するもんで、孵化のタイミングも揃うんだねえ~ 机の中に忘れられてたカマキリの卵が一斉に孵化しちゃったのさ!
いかに虫好きとはいえこんなにちびこいのがいっぱい居たら気持ち悪いさ。そして襲い来る罪悪感。各種4~5匹だけ箱に入れて逃げるように外出しました。
ほとぼりが冷めた頃(さめないよね・・)帰宅してみたら、仕事から帰った母親が掃除機で吸い取っていました。何も知らない母親こそ驚いたろうね。怒られたかどうだったかは覚えてない・・・
採集したいならちょうど今の時期ですよ?
Posted at 2005/02/18 11:36:40 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記