
小さい頃から本を読むのが好きでした。
小学生の頃凝ったのが小学館の「怪盗ルパン」シリーズ。
話がみんな明るくて、かっこ良かったんです。もちろん泥棒の話ですけど、なぜかすかっと出来たんですね。”強きをくじいて弱きをたすく”
と同時に、「謎解き」の要素も多分に含まれていて、子供の冒険心をくすぐったんですね。
中でも一番好きだったのは「奇巌城」。
詳細を語りだすとまた長くなるので(というか詳細を忘れつつある・・・)割愛しますが、古文書の暗号等々を解読すると海岸近くの海にそびえる円錐形の岩の中の宮城に行く秘密の地下道が開く、というような話でした。確か、「ボートルレ」なる学生記者との謎解き勝負でした。
面白いのはこの話の最後にホームズが出てくること。それも悪役になるんですよね。確かルパンを銃撃しようとしてヒロインを誤射するんでしたよね。
先にご紹介した、”基地作り”とか”城探し”の根源も、もしかしたらこの話に触発されてのものだったのかも。
ところで、同じ頃に読んでいた江戸川乱歩。名探偵・明智小五郎の活躍する話のひとつに「鬼面城」なるものがあります。設定は多少変わっているものの、基本的に「奇巌城」にそっくり。
江戸川乱歩熱はそこで冷めました・・・
Posted at 2005/03/26 01:31:20 | |
トラックバック(0) |
五島・やんちゃ期 | 日記