2005年07月12日
小さい頃って何でも遊び道具にしちゃうものなんですよね。
当時の頭の柔らかさ、オリジナリティ、応用力には今更ながらすごいなあと思います。
小学生の頃、竹のクラブを使ったゴルフが一部で流行りました。
竹ってご存知のとおり地下茎で地中にネットワークを広く張り、あっという間に繁殖していきます。つまり、根は下には張らず横に張るんですね。そこでほんの20~30センチも根を掘ると直ぐに90度近い角度で横に曲がります。私たちはこれを利用したんです。
根が曲がって10数センチのところで切り離し、竹を1メートル位の長さに切りそろえればあっという間にゴルフのクラブになるんです。
放課後近くの竹やぶに行って手ごろな”クラブ”を各自数本作り、みんなして校庭へ。砂場を越したり校舎を半周回したり、適度な距離でゴルフコースを作りゲームスタート。ボールは直径が10センチくらいのカラフルなソフトビニール製のもの。
元々上手くはないし、所詮”クラブ”もそんなもの、ビニールボールだから真っ直ぐ飛ぶわけもないんです。
いや~、楽しかったですね~ ボールを打ちやすいように根の部分にかまぼこの板を打ち付けてみたり、クラブの長さを変えてみたり、針金を巻いてヘッドの重さを変えてみたり、少しずつタイプを変えたクラブのセットを作っては自己満で喜んで・・・
子供のアイディア、恐るべしです。誰に教わったわけでもないのにね。
Posted at 2005/07/12 10:56:23 | |
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五島・やんちゃ期 | 日記