本日の朝日新聞WEB版に出てました。やっと日本の政府もバイオエタノールの分野に本腰というか”動き”を入れるらしい。
アメリカやヨーロッパの国々では国策として早くから盛り込まれている。アメリカでは州によってその基準に差があるものの5%はガソリンに混ぜないといけないらしい。もう何年も前からトウモロコシからエタノールを作る技術を開発し、官民共同の研究に対しては何億ドルもの開発費を供与している。
実際問題、技術的なことはほぼクリアされている。あとはいかに安価に安定して製造するか、の問題。実は私もその研究の一端を担っているんだけれども、これだけ欧米で盛んな話がどうして日本では全く耳にしないんだろう、と思ってました。
ここにいたっても日本は資源に乏しい国なんですね。アルコールを作るにしても日本は技術的には問題ないでしょう。がしかし、そのための原料が足りない。欧米で原料として用いているサトウキビやトウモロコシを日本で調達するほうが何倍も大変だしコストが掛かるんですね。
朝日新聞によると「”将来”は家屋の廃材から・・」なんていう記事。なんとも悠長な事を・・・
アメリカなんて、有り余るほどある均質な天然原料のトウモロコシから製造するのでさえコストが問題だったのに、何が入ってるかも判んないような家屋廃材を原料にするなんて、本当に研究しているんだろうか・・・
その”将来”、何年後の将来の事なんだか聞いてみたい。
例えばいくらでも生えてくる竹の有効利用は出来ないものか?ジャガイモは、サツマイモは?
Posted at 2005/07/19 14:01:50 | |
トラックバック(0) |
まじっすか? 千状万態・・ | クルマ