
最近、気候がいいので朝は会社まで歩いてます。その道すがら、造営中の敷地があるんですね。
職人さんたちが、ちくちくと、こつこつと石組み用の御影石を並べています。ちゃんと面が揃うように前後に調整し、出っ張ったとこは削りながら。丁寧な作業もあってか、毎朝見てますがなかなか進まないものなんですね。
で、思うわけですよ。
インカの石組みってご存知ですよね?クスコやらにある、かみそりの刃が一枚も入らないくらいぴったり密着して造られているやつですね。
すごいよな~~~
重機や最新鋭の機械・金属がない時代の造形物ですよ!?どのくらいの期間と人手が費やされたんでしょうね~
さらに面白いことに、全ての石のサイズや形が違うんですよね!あれだけ密着させるほどの技術があるなら、全て均一に石を立方体を削りだすことなんて簡単じゃないですか?そのほうが現場で組むときも楽だし。
あの”不均一”って、あえての作為で、それに美意識と職人の誇り楽しみを見出しているとしか思えませんよね。
実際に行って、現物を見たいな~ 北米や欧州観光よりも、不便だけど中南米の古代遺跡見学に強い欲求を覚えるんですよね~
遠いな~
Posted at 2006/11/01 21:55:09 | |
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