伊フィアット社が、フィアット500(チンクエチェント)を復活させ、新型を7月に発売する予定であることを示した。
チンクエチェントは、大戦直後の1957年に生産が開始された、イタリアの国民車的存在。いまから50年前に生産された同モデルは、その後600(セイチェント)へとモデルチェンジしていったが、空冷エンジンがゆえの排出ガスの問題や小さな車体が宿命に持つ安全性確保の問題などから現役の座を退き、後に主役の座をパンダへと明け渡すことになった。
が、イタリア人にとってチンクエチェントはあたかも特別な存在のようで、フィアットも 2004年のジュネーブモーターショーに、そのコンセプトモデルにあたる「トレビゥーノ」を出展するなど、国民の期待を煽ってきた。しかしその頃、フィアット社は販売不振が報じられていたこともあり、プロジェクトは頓挫したと見る向きも少なくなかった。
そんな色々あったチンクエチェントがついに復活、今度ばかりは信じて良さそうである。フィアット社によればボディサイズは全長3550mm×全幅1650mm×全幅1490mmほどで、ホイールベースは2300mm。この小さなボディサイズもそうだが、デザインもオリジナルの面影を色濃く残すものとなっている。
エンジンについても発表されており、1.2リッター(69ps)、1.4リッター(100ps)、それに1.3リッター・マルチジェットディーゼルターボ(75ps)の3タイプが用意される模様。
チンクエチェントの復活は今年のイタリア自動車業界における最大のニュースのひとつとなりそうである。
久々
これはイイ~だな。
豪華な装備も無いが
それでも「乗りたい」
Posted at 2007/03/23 19:29:43 | |
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