SPARCO EVO
型はおそらく初期型のEVOではないかと思います。
というのもショルダーの滑り止めもありませんし、今の型と違って座面も他のところと同じ生地を使っています。
一番気になったポイントのすわり心地ですが、やはり思ったとおり他のシリーズに比べてゆとりがあります。
背中、脇、大腿部とも少しづつ弛めです。
それと、両サイド先端の高さが低くなってるので、車の乗り降りにもあまり窮屈にならないのがいいですね。
あと、座面と背面の角度ですが、もう少し寝た方が良かったんですが、バケットとしてはこれ以上は無理でしょうから、シートレールのポジション調整で前上がりにして、少しシートバックを寝かせたいですね。
取り付け幅は一般的な39cmではなく40.5cmありますから、シートレールにはBRIDのRO-typeを使い、それにインポートサイドステーを合わせることになります。
早速梱包を開いてベースとサイドステーを組み立ててみました。
幅を40.5mmに合わせて仮締めして、シートを合わせてみます。
少し寝たポジションが好みなので、前を一番上、後を一番下の穴に固定。
と目論んだんですが、後は下の穴までシートが下がりません。
シートの底がレールに干渉するので、中段が精一杯です。
前側のステーの穴位置を見ると後に比べて少し段違いに高くなってます。
そこで一番上の位置に固定すると、シートはそこそこ角度が付いていますねー。
これならいいかもしれません。
さあ、仮組みも済んだので、いよいよ車両へ装着してみます。
純正シートを外して社外へ・・・・・・・うっ、お重い!
やはり純正のシート+レールの重さは半端じゃない(笑)
計ってみないと正確にはわかりませんが25キロぐらいありそうです。
これで10kg以上の軽量化です
固定位置を合わせて前2本だけで仮止め。
シートに座ってみます。
若干ステアリングのセンターとズレています。
また外してシートが一番センター側に寄るように調整して、再度装着。
また座ってセンターを確認。
まだ若干センターより右にオフセットしてますが、これ以上は無理なのでコレで良しとします。
次にペダルを踏んでみます。
すると、前側が上がってるので、シート前端の膨らんでるスポンジが少し邪魔して、クラッチが奥まで切りにくい感じです。
シートバックの寝方は好きなんですが、仕方なく前を中段に再調整して下げてみました。
今度はペダルの操作も問題ないです。
穴位置は結局前後とも中段になったんですが、サイドステーの前後の穴位置がそもそも前が高いし、シートの方も前後の穴位置が傾くようにずれているので、なんとかこの状態でもいいかな?という感じです
形が決まったのでやっとここで本締めです。
そうそう、シートベルトの受け側も移設しないと純正ベルトが使えませんから、純正シートから外してこちらに装着しました。
シートの高さは純正とほぼ同じ位置になります。
もう少し下がるのを期待したんですが、これ以上は無理ですからここからは改造ということになります。
どうするかはしばらく様子を見てからにします。
そこで早速試乗に行ってきました。
やはりシートのホールドはいいですね。
綺麗に肩でGを受けてくれます。
わざと肩を斜めにひねるように体重を掛けても全くヨレません
ベースに固定してない状態で試し座りした時は少しヨレましたが、下がガッチリ固定されると、上は全くひねらなくなります。
この辺はシートレールの性能の良さというのもかなり重要な部分です。
クッション性もOK。
むしろ車体が跳ねた時に、体がシートのバネでピョンピョン跳ねないのでいいです。
ただ、ツーリングなどの時は腰の位置にランバーサポートが欲しいので、オプションのサポートを買うか考えて見ます。
今は着けたばかりですから、まだまだ納得いくまで微調整をして、もっとマッチングを取っていこうと思います。
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