確かこんな感じで・・・・
取り付けた。違ってるかなァ 間違ってたらごめんよ。
)


小物・・・その6
さて、コレはなんでしょう? Ⅵ
「やっ~と最後だぜ。ここまで俺らな~んにもわかんなかったけど、これもわかんねェなァ。
」
「ウマよ。写真を拡大してみな。なにやら南蛮文字が書いてあるぜ。」
「・・・・・おッ ほんとだ
おいペンギン
あの南蛮文字のツマミの外側に書いてるヤツは見たことあるゾ。」
「見たことあるか。」
「おおッ 俺の同族たちが背中につけられた布に、あんなヤツがあった。」
「そうか、イイゾ
もっと思い出せ。」
「最近じゃ、ディープインパクト兄さんがつけてた。」
「兄さん? お前ディープインパクトと兄弟なのか?」
「うんにゃ違う。 俺のいとこの嫁さんの姪っ子の兄弟の知り合いらしい。」
「それは他馬って言うんだよ。」
「そうとも言う。」
「・・・・・で、その兄さんがつけてた布ってなんだ?」
「その布は人間が馬族につけて、早く走って来た馬に順番をつけるためのものらしい。」
「ふんふん。」
「その順番で人間が『勝った』の『負けた』のをやってるって、ディープインパクト兄さんが言ってた。」
「ふ~ん。で?」
「それだけだよ。」
「じゃあこれは、その布の番号をつけるためのものか?」
「ペンギンよ。」
「何?」
「違うと思うぞ。」
「だろ。」
小物・・・その5
さて、コレはなんでしょう? Ⅴ
「ペンギンよォ~ そろそろ持ち主もネタ切れらしいぞ。」
「なんでだ?」
「『いよいよ大詰め』なんて言うようじゃエンディングが近い証拠。よくTVで『まだまだ続く』って言うのと一緒。ありゃ『終わりますよ~』って言う合図だかんね。」
「ウマ様の慧眼には恐れ入ります。」
「おう! 伊達にTVは見てないよ。」
「で、ウマ様のご意見は?」
「ご意見かい? そうだな・・・・。ジーパンか帽子の飾りじゃねえの? 穴の開いてるとこを縫うんだよ、きっと。」
「・・・・・。」
「そんでチャラチャラと音をさせるんだろ。」
「そんなの見たことあるね。」
「だろ。結構若作りなんだぜ、持ち主は。」
「ミイラの装飾品って感じもするな。」
「さすがペンギン、学があるねェ。俺は学はねえけど、教養はあるぜ。」
「勝手に言ってろ。」
「まあまあペンギン、抑えて抑えて。」
「・・・・・・。」
「でもよ、左のヤツだけ形が違うんじゃねえの?」
「そうだな。使用方法が違うんだな。」
「全部で4個だね。 この前ジャガジャガ弾く道具でピックがあったけど、それに似てないか。」
「ふ~ん。ウマ様、今日は冴えてるね。」
「弾く方法はジャガジャガしかないのか?」
「いや、まだあるはずだよ。」
「そうだよなァ・・・・・・。」
小物・・・その4
さて、コレはなんでしょう? Ⅳ
「ぺッ ペンギン~
たいへんだァ~
ペンギ~~ン
」
「なんだうるさいなァ。 3の答えを考えてるんだから静かにしろよ。」
「そッ それどころじゃねえぞ
」
「なにがどうした?」
「上を見てくれ。上を
」
「上? これがどうかしたか?」
「『どうかしたか?』じゃねえだろ
しっかり見てくれよ
」
「まあ 餅つけ。じゃなかった、落ち着け。」
「冗談なんかいうな
よく見ろ
いいかァ ココの持ち主が何にも答えられない俺たちに愛想をつかし、『食ってやろう』と串を用意してきたんだぞ
」
「・・・・・・・。」
「うわ~ん
、やだようォ~ 食われたくないよォ~
」
「・・・・ウマよ。俺は食われないけど、お前はあぶねえな。『ニンニクで食べる馬肉はうまい』って言ってたぜ。」
「何でだよォ。お前も鳥
だろ? 焼き鳥コースだろがァ」
「まあまあ、よく見ろ。串にしちゃ先っぽがトンガってねえだろ。あれじゃァ 刺さらないね。」
「・・・・ん。でもよォ ミンチにしてきりたんぽ風ってのはどうだ?」
「長さはどれ位だ? 10cm位か? 左が持つところらしいが、きりたんぽにしちゃ短すぎる。」
「うん、うん。」
「それに、熱の伝導も早いけど、音の伝導も良さそうだ。」
「うん、うん、うん。」
「『うん、うん』じゃなくてお前も考えろ。これで脳みそ震わせたろか?」
「ブルルル・・・・」
小物・・・その3
さて、コレはなんでしょう? Ⅲ
「おいおい、また変なのが出てきたぞ。」
「ふ~ん、クリスマスが近いからツリー
だろ。」
「うま。これはツリー
じゃねえぞ。」
「えッ
違うのか? じゃァなんだ?」
「見てみろ、三角形の集まりだ。」
「ほんとだ、三角形の集まりだ。9枚あるけど、全部使うのか?」
「どうだろ、全部は使わないな。」
「そうかァ 弦は6本だろ。1本に一個で、2個付く弦が3本あるわけだから、みんな使えるだろ。」
「フフフ。うま、見直したよ。計算できんじゃねえか。
」
「だろ、ニンジンくれ。」
「ニンジンより答えを出せよ。」
「答えが正解なら、なんかくれるか?」
「ああ 何でもやるよ。」
「じゃあ鹿をくれ。」
「鹿? お前が飼うのか?」
「そうだよ。飼う。」
「やめたほうがいいだろ。」
「何でだ、俺のペットにする。」
「馬が鹿を飼ってみろ。どうなる?」
「馬が鹿を飼ったらどうなるかだって?」
「ああ。」
「・・・・・・。」