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元)零細社長のブログ一覧

2006年02月11日 イイね!

バレンタインの切ない思い出

バレンタインの切ない思い出トラバカフェのお題は「甘い思い出」だが、切ないチョコもあるぜ?

忘れもしない、中学2年(1984年)の2月14日。
奇しくも今年と同じ火曜日だった(今調べた)。
携帯はおろか、固定電話の子機すらなかった時代だということを念頭において読み進めてもらいたい。



当時ワタシは生活委員という任務にあたっていた。
戸締りやら教室に残っている人間はいないかなど、校内の異常をチェックする。
部活に大手を振って遅刻することができるので、一部(ハードな練習が売りの部活動に参加している生徒)に人気がある職だった。

生活委員は各教室から男女2名。
ワタシの相方はOさんだ。
外見はちょいと地味だが、明晰で芯が強く、明るいキャラだった。
別に惚れちゃいなかったが、ワタシは好感を持っていた。
彼女と2人きり、誰もいない校内で仕事するのは楽しみであった。

そして2月14日の放課後。
別にチョコのことなど期待していなかった(禁止されてたし)。
今日も楽しい時間が始まるなぁと職員室から戻ってくると彼女の姿が見えない。
20分くらい玄関で待っていたが一向に姿を見せない。
はて、珍しいこともあるもんだ。どうしよう。

ふと自分の下駄箱を見た。
するとそこには手紙が入っているではないか!

__下駄箱に手紙__
ドーン

時間が止まった。
ドラマや漫画ではよく見かける(当時は)が、実際これを経験したことがあるヤツはどれくらいいるだろう?
心臓が高鳴った。
きっとOさんだ。
あたりを見回し、手紙を取る。手紙と言っても二つ折りの紙だったが。

・バレンタイン
・放課後
・下駄箱に手紙


キーワードは揃った!
Oさん!!
と心の中で叫び手紙を開く!
そこには・・・!


「用事ができたから先に帰るね。ゴメン!」



誰も居ない玄関。
低く西日が差し込み、辺りはオレンジに染まっていた。


今思えば、彼女はコッソリ男と会っていたのかもしれない。
別にそれは構わない。もともとチョコなど期待していなかったし、彼女は良かれと思って手紙を置いたのだ。
しかし
20年たった今、ワタシはあえて言いたい。

バレンタイン当日、下駄箱に手紙を入れるなバカモンがっ!!


Posted at 2006/02/11 02:32:17 | コメント(8) | トラックバック(0) | ろくでもない思い出 | 日記
2006年02月07日 イイね!

バレンタインデーの苦い思い出

トラバカフェのお題は「甘い思い出」だが、苦いチョコもあるぜ?

あれは・・・小学校3年か4年か5年のときだった。
前年まで禁止だったチョコ配布がその年解禁されたのである。
みんな喜んでいた。
俺も喜んだ。
ボーヤだったからな。
2,3個はもらえるだろうとワクワクしていたのを覚えている。

当日
オレは、フツーの板チョコどころか
気が利く女子がもってきたアルファベットチョコレートすらジャンケンでもらい損ねた。
オレはクラスで唯一チョコをもらってない男になったのだ。
なんということだ。
これはかっこ悪い。最悪だ。
凹むどころではない。この事実はなんとしても隠さなくては!

そうこうしているうちに、クラスの一部の話題が
「誰かもらってないやついるんじゃない?」となった。
可愛そうだからなのか面白いからなのかは分からない。そんなことはどうでもいい。どっちもいやだ。
何故かオレのところに矛先が来た(まぁ誰にあげたとか聞けば消去法で簡単に浮かび上がるんだが)。
オレは当然
「ああ、もらったよ。さっきの袋にいっぱい入ってるヤツから」
と平然を装って答えた。
我ながら名演技だった。
今思えばなんてけなげなヤツなんだ俺って。

とりあえずその日は無事に終わった。
教室でお菓子を食べるという禁断の味を知ることなく家に帰った哀れな男を除いて。
やばい泣けてきた。


バレンタインは嫌いではない。
クリスマス同様、町が活気付く様を見るのは特に予定がなくてもウキウキするからだ。
しかし
頼む・・・女子・・・
本命だけにコッソリ渡してくれ・・・。
Posted at 2006/02/07 03:47:37 | コメント(10) | トラックバック(0) | ろくでもない思い出 | 日記
2005年11月07日 イイね!

ピンク映画の思い出

ワタシの行動理念には一つの明確な指針がある。
「やらずに死んで後悔しないか?」
だ。

もう6年くらい経つだろうか。夏のことだった。
前の仕事でワタシは取引先でカンヅメになっていたのだが、ふと思い立った。
「ポルノ映画館に行ってみたい」
イマドキのAVの方がよっぽどえげつないのは知っていた。
しかし、幼い頃、街で見かける看板に胸をときめかせた記憶は誰しもあるだろう。「どんな空間なんだろう」と。
行くなら平日昼間の今しかない!
迷わず行けよ行けば分かるさ!

というわけでこっそり抜け出て行きました。ジャージ姿で。

確か3本立てで
一つはベッタベタな女教師モノ
二つ目は、なんかやたら小難しいセリフを並べるオチとかわかんないヤツ。
三つ目は、廃業寸前のポルノ映画館が舞台の人情物語だったな(これが一番マトモだった)。

いざ見てみるとやっぱつまんねーんですよこれが。
チンコなんか1ミリも立ちゃしないんですよ。
でもまぁこれも社会勉強と、我慢して見てたんですが(一応映像屋のはしくれだったので)、しばらくして隣の席に30半ばのスーツ姿の男性が座ったのですよ。
「他にいっぱい席あいてるのに何で?」と思ったんですが、この席にこだわりがあるのかも知れんと、すぐに映画鑑賞に意識を戻しました。
スクリーンには西部の荒野・・・じゃなくて、安っぽい映像。監督の意図を一生懸命分析しながら没頭していたんですが、ふと気付くと下半身に違和感が。

Σ( ̄□ ̄lll)チンコサワラレテル!!

隣のサラリーマンがご丁寧に上着を肘掛にかぶせ、その下で手をもぞもぞやっとるのですよ!!

「そ、そーいうことか!!!」と全てを理解し慌てて席を移動したのです・・・。

あれはたまげた。
ある意味社会勉強になった。
ポルノ映画館では「隣に座って移動しなかったらOK晴れ」というルールがあるのだろう。みんなも気をつけてくれ。
「やらずに死だら後悔する」と判断して後悔したと同時に、もうちょっと優しく断ればよかったなぁと反省している次第であります。


しかし

あのまま放置したらあのサラリーマンはどこまでやるつもりだったのだろうか。
(((゚д゚)))
Posted at 2005/11/07 21:33:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | ろくでもない思い出 | 日記
2005年04月10日 イイね!

ショッキングピンクな思い出

ショッキングピンクな思い出俺はこの状態でファミレスに行った事がある。

まぁ聞いてくれ。

10年ほど前だろうか。
当時俺は、これまた社長一人スタッフ3人の零細会社に勤めていた。
その日、事務所で作業していたのは俺と社長の2人。
お互い、背中を向けて自分の作業に没頭していた。

当時、年に1.3回くらいしか床屋に行かなかった俺は髪が長くて、作業にあたる際は何かしらの手段で前髪をおさえておく必要があった。
ヘアバンドを使用していたこともあったが、恒常的に使用していると、頭にヘアバンド感触がいつまでも残って気持ち悪い。
輪ゴムは痛いし。
なにかないかと周りを見回すと
鮮やかなピンクの髪留めがあるではないか。
というわけでそれで前髪を束ねる。おお。快適。

夜。

夜食を食べに出ることになった。ファミレスだ。デニーズだ。
俺が先に出て二人分の注文をし、社長は15分くらいしてから事務所を出るという合理的な作戦だ。俺はそのまま事務所を出た。

悲劇はここにあった。

背中を向けて作業していると、
会話の際、
首を上げ、体を相手のほうに向けることがかなり面倒になる。
なにより作業の手が止まる。
つまり上記作戦会議中も、社長は俺の姿を見ていないのだ。

俺はそのまま事務所を出た。
出てしまった。



注文を終え
しばらくして脳があるフラグの存在にひっかかった。

Σ( ̄□ ̄lll)!!
「俺、髪留め取ったか!?」

いや取った記憶はない・・・!
「あ!!そうか!!さっきウェイトレスが出迎えたとき、なんか妙に頭見るなと思ったら・・・!!」
「くそ!つけっぱなしだ!うああああああ」
心臓が高鳴った。
頭に血が上った。
窓に映っているであろう自分の姿を見るのが怖い。

どうする!?
このまま「俺はこーいう人間なんだよ」と主張するためにつけっぱにした方がまだ格好がつくのでは・・・!?
永遠とも思える数秒を葛藤した末、
そそくさととったけどね。
(´・ω・`)

思い出すたびに悶絶してしまう・・・。
一体何人にあの姿を見られたのか・・・。
うーーーあーーーーー
Posted at 2005/04/10 21:50:29 | コメント(10) | トラックバック(0) | ろくでもない思い出 | 日記

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