ワタシの行動理念には一つの明確な指針がある。
「やらずに死んで後悔しないか?」
だ。
もう6年くらい経つだろうか。夏のことだった。
前の仕事でワタシは取引先でカンヅメになっていたのだが、ふと思い立った。
「ポルノ映画館に行ってみたい」
イマドキのAVの方がよっぽどえげつないのは知っていた。
しかし、幼い頃、街で見かける看板に胸をときめかせた記憶は誰しもあるだろう。「どんな空間なんだろう」と。
行くなら平日昼間の今しかない!
迷わず行けよ行けば分かるさ!
というわけでこっそり抜け出て行きました。ジャージ姿で。
確か3本立てで
一つはベッタベタな女教師モノ
二つ目は、なんかやたら小難しいセリフを並べるオチとかわかんないヤツ。
三つ目は、廃業寸前のポルノ映画館が舞台の人情物語だったな(これが一番マトモだった)。
いざ見てみるとやっぱつまんねーんですよこれが。
チンコなんか1ミリも立ちゃしないんですよ。
でもまぁこれも社会勉強と、我慢して見てたんですが(一応映像屋のはしくれだったので)、しばらくして隣の席に30半ばのスーツ姿の男性が座ったのですよ。
「他にいっぱい席あいてるのに何で?」と思ったんですが、この席にこだわりがあるのかも知れんと、すぐに映画鑑賞に意識を戻しました。
スクリーンには西部の荒野・・・じゃなくて、安っぽい映像。監督の意図を一生懸命分析しながら没頭していたんですが、ふと気付くと下半身に違和感が。
Σ( ̄□ ̄lll)チンコサワラレテル!!
隣のサラリーマンがご丁寧に上着を肘掛にかぶせ、その下で手をもぞもぞやっとるのですよ!!
「そ、そーいうことか!!!」と全てを理解し慌てて席を移動したのです・・・。
あれはたまげた。
ある意味社会勉強になった。
ポルノ映画館では「隣に座って移動しなかったらOK
」というルールがあるのだろう。みんなも気をつけてくれ。
「やらずに死だら後悔する」と判断して後悔したと同時に、もうちょっと優しく断ればよかったなぁと反省している次第であります。
しかし
あのまま放置したらあのサラリーマンはどこまでやるつもりだったのだろうか。
(((゚д゚)))
Posted at 2005/11/07 21:33:19 | |
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ろくでもない思い出 | 日記