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火曜日の夜、妻とRhein Energie Stadiumで行われた、ブンデスリーガのケルン対マインツ戦を観戦した。

スタジアム入り口には、チームスポンサーのFordの車が。

ケルンのマスコットは、ヤギだが、着ぐるみではなく、本物のヤギである。
試合前は、このヤギの登場で会場は盛り上がる。

この試合、大迫は、サブで、結局、出場しなかった。
マインツ岡崎は、フル出場で、ポストに当たる惜しいシュートはあったが、無得点。

結果は、スコアレスドロー。
ホームチームが点を取らないと、ちょっと寂しい。

月曜日、渋滞を避けて、フランクフルトを朝早く出発して、ケルンに移動した。
走行距離は、250km。

途中、少し遠回りして、ライン川沿いをWeisbadenからKoblenzの区間100km弱走った。

道も広く、交通量が少なくて、快適なドライブ。ところどころ、景色の良いとことで止まって、写真を撮った。
この一帯は、古城が多い。

途中ローレライの岩の上部に上がり、景色を眺めた。

この一帯は、ライン川の中でも川幅が狭く、流れが速く、湾曲しているので、船の事故が多いところである。
ひっきりなしに船が通るが、ブイが設置されていて、航行可能な場所が、わかるようになっている。
また、無線アンテナのついた、管制塔のような建物を見かけたが、航行する船の誘導も行われているようだ。

ケルンでは、目当ての大聖堂を見たり、美術館に行ったりしている。
月曜の夜、大聖堂の近くのシンフォニーでおこなわれた、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の定期演奏会を聞いた。
ブラームスのピアノ四重奏曲第1番の他、Jazz風にアレンジした曲も演奏し、楽しく聞いた。
このコンサートホール、オーケストラ席を取り巻くように、座席が配置されていた。
楽団のすぐ後ろの席に座ったが、少し、打楽器の音が大きかったかもしれない。

土曜日、ネルトリンゲンから、フランクフルトに移動した。
走行距離は、270km。

途中、ヴュルツブルグに寄った。
ここは、中世からこの地区の司教が治めていた領地で、雰囲気は、ザルツブルクに似ている。
X線を発見したレントゲンが学んでいた街で、実験装置が記念館に残っている。
この街は、フランケン・ワインの集積地で、試飲がてら昼食をとった。Silvanerというブドウで作った辛口の白ワインが美味しかったので、3本ほど買った。

フランクフルトには、2泊した。

買い物や市内観光に加えて、Alt Operでおこなわれた、フランクフルト・ムゼウム管弦楽団の定期演奏会を聞いた。
ベートーベンの7番他、すばらしい演奏であった。
このAlt Operの歴史的な外観とは、まったく異なる、内部の近代的なコンサートホールに驚いた。12月後半は、ここで、ミュージカル「We will rock you」を上演するようである。

レーマー広場のクリスマスマーケットに行ったが、すごい賑わいであった。

混雑の中で、モヘアが人に踏まれないよう、妻が以前購入していた、犬用のベビーカー（？）を使った。
モヘアは、歩けないことに、少し不満げであったが、あたりをキョロキョロ見回していた。

金曜日は、インゴルシュタットから西に90km程のところにある、ネルトリンゲンに宿泊した。

隕石の落下でできた盆地にできた町で、航空写真（Google Mapより）のように、城壁で囲まれた、小さな町である。
1周3km程の城壁の上部が歩けるようになっていて、妻とモヘアと歩いたが、途中工事中のところがあり、そこからは、街の中を歩いた。

街の中心部で、クリスマスマーケットをやっていて、夕食は、クリスマスマートで、つまんだ。
小さな町の割りに賑わっていたが、ウィーンのような混雑がない。

ここで、グリゥーワイン（ホットワイン）以外に、ホットビールが2種類あったので飲んだ。

そのひとつが、普通の生ビールに、バーナーで熱した鉄の棒を差し込んで暖めたもの。
ビールの上半分が暖かくて、下半分は冷たい。泡が暖かくて、不思議な感覚であるが、甘みと苦味が上部と下部で違っていて、意外と楽しめた。
もうひとつがFlöffというホットビール。これは、完全に暖かいビールで、グリゥーワインのように、りんごやシナモンが混じっていて、味は悪くない。値段が、一杯2.5ユーロと安かった。

10月、11月は、忙しくて、久しぶりのブログ更新である。

仕事が一段落したので、金曜日から、少し早い、クリスマス休みをとっている。
妻とモヘアと、ドイツのいくつかの都市を回る予定である。
金曜日は、インゴルシュタットへ。ウィーンからは、北西に500km。休憩をいれて、5時間弱で到着した。
今年のヨーロッパは雪が少なく、路面にまったく雪がない。雪がないのは、冬の景色として、少し寂しい気もするが、カーナビの予定時刻どおりに到着するので、ありがたい。

インゴルシュタットでは、Audi Forum (http://www.audi.de/de/brand/de/audi-forum-ingolstadt.html) に行った。英語の工場見学ツアーに間に合わなかったので、施設内を歩いて見て回った。
Audiの工場の一角にあるこのエリアには、博物館（写真の円筒形の建物）、レストラン、ショールーム、オフィス等がある。
2枚目の写真が、納車施設であり、出来立ての車がオーナーの到着を待っていた。大きなリボンのついた車もとまっていたが、プレゼントであろうか。結構、嬉しいプレゼントである。

Audi博物館は、BMW、ベンツと比較すると、小さな博物館。入場料も2ユーロと安い。
エレベーターを上がると、時代を遡る、展示になっていて、最上階の3階は、1899年、Audiが設立された当時の車が並んでいた。
また、Audi 他3社が統合して、アウトウニオンとなり、エンブレムの4つのリングが生まれた経緯もわかる。
博物館には、モータースポーツで活躍した車の展示もある。

博物館と納車場所の間にあるカフェテリアで昼食を食べた。社員食堂も兼ねているようで、値段もリーズナブルで、味も悪くなかった。