
9月19日。
北海道一周旅行6日目。
今日は北海道最終日です。釧路から襟裳岬を経由し、フェリーに乗船する苫小牧まで向かいます。
オドメーターは36,143km
最初の目的地、尺別(しゃくべつ)駅。
ちなみに、廃線じゃないですよ。現役のJR北海道根室本線の駅です。いわゆる秘境駅ですね。
駅舎へはこちらの手動スライドドアをガラガラ…と。
潜入。当然のように、だーれもいません。
ベンチの上に、ノートが置いてありました。
日記のように、旅行者を中心にたくさん書き込んでいます。
時刻表です。
一本逃すと、最大約5時間待たねばなりませんよ(笑)
反対側のホームへ回り込む跨線橋の上から、釧路方面を望みます。
駅番号の新しさが逆に他の部分の寂れ具合を増長しています。
そして、駅前の様子。なーーーーーんにもありません。写真のさらに右側のほうに、民家が数軒あるだけなんです。素敵でしょう。
近くの踏切から尺別駅方面。都会の踏切ではとてもできないような写真を撮ってしまいました。良い子はマネしないように…
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今日も風が強く、海は荒れています。
行く手は波飛沫で霞んで見えます。幌を開けられません…
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次の目的地は、ココ。ハルニレの木。遠くにぽつんと立ってる木々がそれです。
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次の目的地、忠類駅。ちなみにこちらは、廃線された国鉄広尾線の廃駅です。
昭和61年当時の北海道国鉄路線図。
駅舎内の様子。ポスターが時代を感じさせますね。
料金表。そう、広尾線には、あの「愛国」駅と「幸福」駅があったんですね。バブル期ですかね、「愛国」発「幸福」行きの切符を記念に買い求めていたカップルがたくさんいたとか…
忠類駅舎です。
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さて、襟裳岬を目指します。
R336、黄金道路です。
道路の工事が相当難儀だったようで、とんでもない経費がかかったとの由来から黄金道路。
ちなみにここで気づいたのが、ホイールハウスのライニング剥がれ。ハードな走行が続いたので、若干のダメージは覚悟していましたが。
ハードさを表すフロントマスク。虫の死骸で汚れまくりです…
そしてリア。巻き上げた埃でドロドロです。
途中にあったフンベの滝。
黄金道路の由来がありました。
百人浜の雄大な眺め。この先が襟裳岬です。
昼過ぎ、襟裳岬に到着。灯台。
もうちょっと干き潮の時に来れば、ずーっと先まで岩が続いてるらしいんですけど、それでも大雪山系から続く日高山地がずーっとここまで続いて海に落ち込んでいくんだなぁと思うと、地球の大きさを感じさせます。
襟裳岬の土産物屋さんにあったなんとか神社(笑)
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襟裳岬を回り込み、様似駅へ到着。
今日見てきた秘境駅に比べると大都会に感じる駅前。
ちなみに、様似も終着駅ですね。ココで線路は終わってます。
ちょうど、列車が来ていました。1両編成。
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ここから先は、馬産地が続きます。
シンザンの故郷浦河町にある馬事資料館。入り口の「優駿の門」。
馬事資料館内。
シンザンの父、ヒンドスタンの剥製(と、写りこむ私(笑))です。
サラブレッドの骨格標本。
サラブレッドの胎児ホルマリン漬け。
浦河由来の活躍馬を中心に紹介がされています。
GⅠホース、マサラッキ。
有名なシンザン鉄。
いやいや、ちょっと長居してしまいましたよ(笑)
街路灯もお馬さん。
日高幌別駅の入り口にもお馬さん。
そして次の目的地、静内の二十間道路。桜の名所です。桜の季節にまた来たい。
両脇、牧場です。この距離でサラブレッドが草をはんでいます。きれいですね、サラブレッド。
一面、サラブレッドを育成するための牧場です。
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陽が傾いてきました。
清畠駅にて。
門別にて。もう北海道最終日だと思うと、ちょっと寂しい気分です…
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北海道最後の目的地、門別競馬場に潜入。
ちょうど、夕方から北海道競馬が門別で開催してたんです。
かわいい花壇。
パドック。中央競馬や大井競馬しか見に行ったことないんですが、圧倒的に近くから見られます。
陽も暮れかかって、いいかんじです。
ゲート入り。
スタート!
ブレる!(笑)
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門別競馬で若干の預金(苦笑)を済ませ、フェリー出航地、苫小牧へ。
フェリーに載せる前に、コイン洗車場を発見したので、軽く汚れを落とします。
水洗いの安さに唖然としました。ウチの近く、600円ですけど…
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夜22時頃、苫小牧港到着。八戸行きのシルバーフェリーに乗船します。
ちょっと早めの到着だったんですが、シルバーフェリーのチャックインカウンターが分かりにくい場所にあったので、お土産を買い込む時間等もあり、結果としてあまり余裕はありませんでした。
せめてホームページにはチェックインカウンターへの行き方とか、ちゃんと案内しておいて欲しかった。
しかし、取った部屋はなんと、特等!
船内。特等は入り口からして違いますね。
ちなみに2等(広間に雑魚寝)は、酔っ払った団体のお客さんばかりで、ちょっと安眠できそうにありませんでした。八戸から川崎までのドライブを考えると、特等にしておいて良かったと思いました。
その特等のお部屋。すげー広い(笑)
バス、トイレが部屋に完備です。言うこと無しでした。
苫小牧-八戸航路の図。なるほど、青森行くより、八戸の方が近いのね。
さよなら苫小牧。さよなら北海道。また来るよ。
以上、6日目が終了です。
オドメーター
スタート時 36,143km
ゴール時 36,579km
走行距離 436km
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9月20日。
北海道一周旅行最終日。
朝7時半過ぎに八戸港に着岸し、ドライブスタート。八戸道から東北道へ入り、一気に川崎まで帰ります。
オドメーターは36,579km。
ちなみにこの日、18時から会社の飲み会の予定が入っていたので、遅刻はできないともうただひたすら走ってました。
なので、ほとんど写真撮ってません(笑)
かろうじて、こんなSAでの様子。
かろうじて、明治通り(原宿付近)。
かろうじて、渋谷駅。
かろうじて、ヒカリエ。
というように、昨日までの北海道ととても同じ国の景色とは思えないところを通過しつつ、川崎に帰ってまいりました。
以上、これにて北海道一周旅行、終了です。
オドメーター
本日スタート時 36,579km
本日ゴール時 37,261km
本日走行距離 682km
総走行距離 3,742km
総給油量 264.76L
平均燃費 14.13km/l
◆ ◆ ◆
感想はただ一言。
「夢が叶って、幸せです。」
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きっと、また行っちゃうと思います。
癖になる素晴らしさ、北海道。ありがとう。
では。
Posted at 2012/10/15 00:21:38 | |
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