
9月16日。
北海道一周旅行3日目。
今日は定山渓温泉から札幌を経由し、日本海オロロンラインで北上、サロベツ原野を通り抜け、稚内まで向かう予定です。
今回の旅行では、このオロロンラインを走ることが、大きな楽しみのひとつでした。
ということで、あいにくの雨模様でしたが、朝からウキウキが止まりませんでした(笑)
朝風呂もそこそこに、さっそくスタートです。
オドメーターは、34,839km。
R230をばびゅんと走り、ものの40分ほどで札幌到着。
北海道庁旧本庁舎。
いつきてもちっちゃな札幌時計台。
と、市内中心部で写真を収め、スタバでコーヒーを買い込み、ものの20分くらいで早くも札幌からは離れます(笑)
R231で石狩から日本海オロロンラインに入ります。
途中のひとコマ。北海道らしい写真と言えると思います。セイコーマートと風力発電。
沿岸部にはたくさんの風力発電の風車があります。
そしてこの海岸線。まだここは石狩市内ですが、昨日までのソーランラインとはうってかわり、一気に雄大な姿が増えてくるんです。
晴れるとこんなです♪
雄冬岬にある白銀の滝。
雄冬岬ではこんな不正搭乗も(笑) あっち行ってカラス!
このあたりは、こんな隧道やトンネルの連続です。
札幌から約130km、留萌に到着です。夕日がとてもきれいとのことですが、あいにくの真昼間かつ曇天の黄金岬。
留萌の案内図。右下の年間イベントにある「やん衆どすこほい祭り」が気になります…
◆ ◆ ◆
留萌を過ぎたあたりから、オロロンラインはさらにスパーンとまっすぐな海岸線沿いの部分が多くなってきます。ちなみに、全然他のクルマいませんが、これでも3連休の中日です(笑)
ますます増える風力発電の風車とバス停。
小平(おびら)町に入りました。小平といえばココ、ニシン漁華やかだった明治・大正を偲ばせる旧花田家番屋。とても大きいです!
郷土資料館も併設されています。入場無料です。熊、リアルすぎます…
今回の旅行では、ほとんど食べ物の写真を撮っていないのですが、ココは撮りましたよ。名物の「にしん丼」です。

甘く煮た鰊はとても柔らかくて美味しい!隠れて見えませんが、鰊は二切れあって、ボリュームも文句なし。
たくさんのメニューが写真とともに壁一面に。分かりやすくて良いと思います。
ちなみに小平はこんな位置。だいたい札幌と稚内の中間地点ですかね。
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おなかも膨れたことですし、先を急ぎます。
隣町の苫前ではこんなものが。とままえだベアー。
ちなみに横から見るとこんなです(笑)
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さらにその北隣。羽幌に到着。ここは、天売島や焼尻島へ渡るフェリーの出る街ですね。
オロロン鳥、デカ過ぎです…
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初山別(しょさんべつ)村に入りました。みさき台公園は、とても景色のきれいなところで、キャンプもできるようです。
遠くに利尻山(利尻富士)が見えます。ものすごく北まで来たんだという実感が、この時湧きました。
しばしこの眺めをみながらのんびりと…
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遠別を過ぎ、天塩へ。
天塩川を渡ると、もうこの先は広大なサロベツ原野です。この橋を渡る時、もうかつてなくワクワクしました。
そして…こうなります。
とても日本とは思えないほどの広大な風景が続きます。
神々しいとさえ思えた利尻富士。あの山頂から北海道本土はどんな風に見えるんだろう…
ただひたすら、感動の景色が広がっていました。
来て良かった。心からそう思える場所でした。
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そして、ノシャップ岬へ到着です。
北海道一高い、稚内灯台。
イルカの像があります。
遠くに見えるは利尻島と礼文島。
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天気がよければ、ノシャップ岬からの日没を見たかったのですが、天気がイマイチだったので、早々に稚内駅へ移動します。
噂には聞いていた、ロシア語標識。
日本最北端の駅、稚内駅です。
街の案内図。
駅(ビル?)の中。最近新しくなったんですかね?とてもきれい。映画館まで入っているようです。
最果て度合いが分かる料金表。旭川まで5,000円超!そして近距離表示は知らない駅ばかり…
そして列車の本数も数えるほどです…
最北端な風景。
◆ ◆ ◆
本日は、これでドライブ終了。駅前のホテルに投宿です。
今日も天気は晴れたり雨だったりの一日でしたが、日本海オロロンラインのドライブは、とても気持ちのいいものでした。特に、サロベツ原野の大自然の中を走るのはとても印象深い経験で、一生忘れることはないだろうと思えるほどのものでした。きっとまた来よう、そう思いました。
感動の一日。とても幸せです。
オドメーター
スタート時 34,839km
ゴール時 35,198m
走行距離 359km
Posted at 2012/09/28 23:04:15 | |
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