ロマン流 車高調調整の仕方
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車高調って、
調整すればするほど乗り心地が悪くなります。
なぜか?
だって、どういう風に調整すればいいのかの説明が無い。
なので私なりにマトメてみました。
まずは、HPにてダンパースペックを見てみます。
フロント伸び79mm縮み50mm、と言う事は、ストローク129mm
リア伸び65mm縮み104mmで、ストローク169mm
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リア側はトーションビームなので、
クルマを平行な場所に置き、
タイヤ(ホイルでもいい)からフェンダーまでの寸法を測り、
ジャッキアップしてタイヤとフェンダーまでの寸法を測り引いた寸法が、
リア伸び65mmになるようにショックのケース長を調整します。
すると、乗り心地が向上します。
この位置がズレると、板の上に乗ってる様なストローク不足や、
ガシャン、ガシャンという安っぽい音がします。
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フロント側は、ストラットなので、
ショックのケース長のみを調整する事は不可能なので、
プリロードと呼ばれてる量を変えます。
プリロードとは、スプリングの自由長から、縮めて初圧をかける事です。
プリロードの量はどうするのか?
スプリングレートが5kgのスプリングを使うとして、
(これは、5kgで1mmスプリングが縮みます)
まず、車検証見て、前前荷重を調べます。
例)
1000kg÷2=500kg(1輪に掛かる荷重)
(500kg÷5kg)-79mm(ダンパー伸び側)=21mm
となり、21mmプリロードを掛ければ、
縮み側のショックストロークを確保できる事になります。
実際は、ショックの減衰力、レバー比を間に入れれば完璧です。
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ところが、プリロードを掛ければかける程乗り心地が悪くなったりします。
それはスプリングのせいだと思われます。
元から付いていた白色のスプリングは、樽型直巻
スプリングの縮み始めと中頃ではスプリングレートが違うと思われます。
純正のようにストロークの長いスプリングなら、いざ知らず。
ショートのスプリングでは、レートの低い所が早々と縮み固いレートでしか動作しなくなるからでしょう。
なので、前回購入の茶色の直巻きの方がいいようです。(いい品質のもの)
コレだとプリロードを掛けても乗り心地が極端に悪くなる事はありませんでした。
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乗り心地を求めるなら、スプリングレートも変えるのも手です。
スプリングの自由長の長い物で、
スプリングレートを小さくしても最大荷重が変らない物を選択して、
その分プリロードを掛けてやるといいような気がします。
後、ストラットは、ハンドルを切るとスプリングがよじれて、
「ばぃーん」とかスプリングが鳴くので、
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