
行って参りました。
谷川連峰のたもとに位置し、水上温泉郷の隣谷川温泉にその宿はありました。
向かう道路には、見落とす様な小さな看板があるだけ。
ナビが無かったら、行き止まりになりそうで、躊躇してしまう道。
ナビに頼って進むと、ありました!『別邸 仙寿庵』
駐車場からは全貌が分からない作りで、ワクワクします。
どこかにカメラが仕掛けてあるのか、駐車場に待っていてくれて、名前もご存知でした。粋な計らいにますますわくわく。
ロビーに通さされると、ウエルカムドリンク(ビールもありました)と、和菓子。
ゆったりした時間のなかでチェックイン。
こだわりの廊下を通ってお部屋へ。
そこでお茶を頂くのですが、出てきたお饅頭が暖かい!
帰ったあと確認すると、ミニバースペースにIHコンロが備えてあり、蒸篭で蒸したことがわかった。
また、卓上には寝具の伺い表が置かれていて、マットの硬さ・掛け物の種類・枕の高さなど申告する心配りがされていた。
お部屋は、一般温泉旅館の特別室という感じ。もちろん露天風呂が付いていた。
お部屋は全部で18部屋と聞いた。
この意味は、ほとんど他客と顔を合わさない。
まさにお忍び向きだ。
建物はコンクリートと土壁をモダンに融合したデザインになっていた。
建築屋からみると、降雪地帯で、外壁に土壁を多用しているので、
今は良いが、5年もしたら大規模修繕しないと、非常にみしぼらしくなってしまうのではと感じた。
夕食は別個室を用意され、コースで頂く。
2時間半超。
慣れない大人にも厳しいが、子供が我慢の限界を迎えたのは言うまでも無い。
戻る際、お部屋にフレッシュフルーツと、粽が夜食用に用意してあるといわれた。
戻って確認すると、またコンロに蒸篭が用意されていて、温かくして食せるというものだった。
チェックイン13時、チェックアウト11時。
ゆっくり過ごせるが、読書などで時間を楽しめる方以外には、時間を持て余してしまう感じがした。
チェックアウトの際、お水のお土産を頂いた。
車に荷物を積んでいると、窓を拭いていただいた。
全国50選のお宿に入っているこの旅館。
建物の和モダンが売りで、サービスも粋なところがあり、丁寧で判る気がするが、
自分のお金で行くか行かないかだと、お勧めできない感がありました。
それはサービスの質です。
スタッフ皆さんが、20から30台がメインで、そつなくこなして、ふいんきを出して頂いているのは判るのですが、重みが無いんです。
サービスに重み、わかっていただけるでしょうか。
自身で一泊5万出せるなら、都心のシティーホテル又は他旅館をあたります。
Posted at 2007/03/27 13:49:21 | |
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