
昨日、
書いた時は、シールドが崩落したのか!異常事態だ!!と感じ書きましたが、
新聞の記事で確認すると、天井材の崩落でした。
ある意味、安心できましたが、悲惨な惨状であることは変わらず、
起きた事象の割りにお亡くなりになられた方々が少なかったことにも
ほっとしたのが・・・正直な私の気持ちです。
無念にお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
改めて書きますが、週末夕刻の大渋滞中でなかった事に、安堵します。
私なりに原因を想像しましたが、地震の際に、大スパン建物の軽天(軽量鉄骨天井)が、
揺すられて崩落すると云う事象は、既に業界では以前から周知されて、
設計、工事に反映されていますが、
重さで落ちる可能性のある部位に、PCコンクリート版があり、しかもトンネル内という事に、
知って驚きました。
40年も前の考え方で、その時代としては一般的な条件の一つだったのでしょう。
天井内を風洞(換気ダクト)として利用されていたという条件らしいので、
車道空間との水平区画で、しかも耐火構造が条件だったのですかね・・・コンクリートを使ったと云う事は・・・
追記:
当時の工法にシールドマシーンが無いかも。そうなると、物理的に余計アーチ部の頂点付近の構造体の躯体精度は、当時の施工技術を勘案すると、吊ピースに掛かる重量と部材の耐用に大きく影響があると考えてもおかしくないかと。
先のブログでも書いたが、難工事であったのは間違い無い様で、従事された方々の努力の結晶だと感じます。
ただ、その頃の人工物を耐震改修などで、現実に躯体を見ると、努力と躯体強度(躯体精度)は
まったく別で、とりあえず形(躯体を作って)にして、仕上げで蓋(ごまかす)するみたいな物が
多かったのは間違いない。
同じ技術屋として、見るに耐えない、その様に出来上がったプロセスが想像できない・・・
それと、笹子トンネルを結ぶのは、今のところ、時代しか有りませんが・・・
吊ピース(アンカー)部に躯体不良があれば、湧水に晒されている訳で、
鉄製のピースだった・・・腐りますね(耐用的に)
その前に、躯体が薄い(不良)だったら、重さに耐えれませんワナ
追記:しかし・・・外すことが簡単にできない天井内の、さらに5m以上上の取付状態の点検業務って
どうやって出来るのだろう???
早々の会見から、双眼鏡を使ってボルトを目視検査したといっていますが、
理にかなってませんね・・・
まてよ!仮ににも、4000m級のトンネルの天井内の@1.2mの吊ピースを確認したということであれば、記録が残っているはず。
仮説ではありますが・・・吊ピースのアンカーが朽ちて破断したのであれば、錆汁がこれでもかってコンクリートを伝って流れ出ていたはず。
その程度は、目視で十分判別できます。
記録してあるかな~
コレマタ妄想ですが、天井内を歩いていたら、まさかこの床が車道の上で吊ってあるものだと気が付かなかったのでは。
二層構造トンネルと感じたかもしれない。。。。。
Posted at 2012/12/03 12:09:46 | |
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