2018年07月10日
豪雨災害に被災された皆様、夏日の盛り返しと、馴れない体力仕事(空調外)で参っている頃と察します。
車も使えなくなっているでしょうし・・・
私、年に一度は熱中症にならない為の予防知識を広報しておるのですが、この度もタイミングかと想い書きます。
近くの方、田舎が被災された方、ご自身色々なパターンがあると想いますが、作業している方に伝えて下さい。
まず、熱中症とは、最悪【死】を迎える怖い病気だと認識させて下さい。
気合いではよくなりません。
どうしてかかるかと申しますと、脱水や体温上昇(40°以上)で、生命機能が犯される事で徐々に病んで来ます。
その時の発汗状態ですが、玉の汗が体中から常に出ている時で、それでも休まず動いている時です。
顔色が真っ赤になっていたり、肩でゼイゼイ息をしている者が周りにいたら、
迷わず、日陰や空調の効いた空間で、体温を下げる行動をとらせて下さい。
一度高温になった体温は、直ぐに下がらないコトも覚えて下さい。
空調が無ければ、頭から流水を浴びたり、バケツに流水を流した状態で脚を漬けるのも効果的です。
氷で冷やす場所は、首・脇・股になります。その時は横にさせて下さい。
一番重要なのは、飲み物を与えても、自力で飲めない場合、
すぐに救急車を呼んで下さい。
死が迫っています。
最後に、熱中症にかかる要因の一位は、体調不良。
なんか調子悪いと言っている方は、作業を止めさせる勇気と休む勇気を持ちましょう!
次は過去にかかった方。生活と連動していますので、生活感を変えなければ、またなる確率が上がります。
重症化すると、本人が辛いのは当たり前ですが、数日の入院、そして熱中症が起因して、他の臓器へのダメージ等、
ダブルパンチなコトも有ります。
予防しましょう!
豆知識
①飲酒すると、三時間後に、汗と別に、強制的に飲んだ量の1.5倍が体外に放出されます。その場所が炎天下であれば、一気に脱水を促進します。
②熱中症と梗塞の違い
倒れることに変わりませんが、梗塞の方は、強烈な痛みを反射的に手で押さえて倒れます。
熱中症の方は、倒れて時間が経過していなければ、意識は有ります。
③倒れた方を
見つけると、『OS-1!もってきて!』みたいな風潮が有りますが、実際はとにかく冷やす(体温を下げる)事が一番先と覚える。
Posted at 2018/07/10 09:44:49 | |
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