
【硫化水素】自殺、にぎわしてますね。
丁度、趣味の雑資格講習取りで、【酸素欠乏・硫化水素作業特別講習】を
受けたので、事故に遭わない為のマメ知識を♪
まず匂いって?
たまごの腐った様な匂いだそうです。温泉場でも事故があると
いう事は、いわゆる硫黄臭と似ているという事でしょうか?
昔から、【地獄谷】【殺生谷】【殺生石】などと言われている場所は
近づくと、鳥や獣・人間が死んでしまう所という事だそうです。
又、硫化水素の匂いは、誰でも判る簡単な匂いで、僅かな濃度でも
いわゆる『うぅにおう!』となるそうですが、ココからが重要で、
※この匂いは人間として、嗅覚(脳)が麻痺し、濃度が濃くなっても
匂いが判らなくなるそうです。※
なので、上記に書いた自然な場所でも、『あっ匂わなくなった!』と勘違いし
進んでしまい、気がつく前に倒れてしまうそうです。
それと、空気より比重が重い為、穴や谷に溜まり易いと言う訳です。
と言う事は、マンションなので事故があった現場は、その階の廊下、避難経路の階段室が危険という事になります。
どうしましょう!?ビニールゴミ袋に空気を入れて、呼吸しながら走って避難で
しょうか?
特徴として、事故の際の致死率が40%と以上と高いことがあります。
助かっても、生涯が出るとか、いわゆる【毒】ですね。
高濃度(最近の自殺事件の様な)の場合、ひと呼吸で即死レベルです。
生物の死骸・糞などが分解される際に、硫化水素が発生しますので、特にムラサキ貝は注意!
人の入る設計でない、地下(ピットやズイ道、埋設管)で長期に閉塞された
空間は、鉄の酸化や微生物の呼吸(人の6000倍の呼吸量もある微生物もある)で
酸素を消費し、低酸素(大気では21%)18%以下になっていることが多い
という事を知っているだけでも、助かります。
16%を下回ると、脈・呼吸数の増加
14%を下回ると、不安定な精神状態
10%を下回ると、嘔吐や体の自由が効かなくなる
6%を下回ると、失神・痙攣・心臓停止
助けに入ったら、次々に倒れ死亡なんてニュースが、よく流れますよね。
助けに行く前に、【まず測定】ですが、測定器常備している場所では
事故にならない訳で・・・
【まず換気】【まず送風】でかなりの改善になるそうです♪
【知っている】と【知らない】では、格段の生存率が異なります♪
読んで頂いた方はOKですね♪
Posted at 2008/05/29 18:20:19 | |
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