合唱コンクール

学校名がばれてしまいますので，あえて「合唱コンクール」と書かせていただきます。
前前任校の合唱コンクールがあったので，見に行ってきました。思えば2年前，臨時採用ということでこの学校に入り，臨時採用にもかかわらず当時1年生の学級担任を持たせていただきました。
もちろん，初めての担任。何もかもわからず，学年職員を始め，いろいろな先生方のご協力も得ながらの毎日でした。
このときのクラスの生徒39人は，誰一人として転校生を出すこともなく，最後まで同じメンバーで終えることができました。
この一年は，まさに「がむしゃら」という言葉がピッタリな一年だったと思います。
合唱コンクールでは，最優秀賞を取れるかも！？と思えるくらいまとまっていました。結果は一つ下の優秀賞でしたが，悔しさもありましたが，もらった賞状を高々と掲げ，みんなで喜び合ったのをよく覚えています。
あれから2年。みんな3年生になり，大きく成長していました。身体はもちろん，心も（きっと…）。
それは，今日の合唱コンクールでの合唱によく現れていたと思います。最後の合唱コンクール。思いもそれぞれだったと思いますが，明らかに気合いが違っていました。歌声もきれいに響き渡っていました。講評の時，音楽の先生が「3年生は本当にどのクラスにも賞をあげたい。」と話されていましたが，そのくらいどのクラスも仕上げてきていました。
休憩時間などにロビーにいると，私が来ている，と噂を聞きつけた生徒たちがゾロゾロやってきました。別に隠れていたわけじゃないんですがね。
懐かしの面々。今は進路を決める大事な時期。精神的にナーバスになりやすい時期はもう少し先ですが，表情はみんな明るかったです。
この学校，この学年，このメンバーがあったからこそ，今こうして同じ仕事を続けられています。だから私はこの学校，この学年，このメンバーを大切にしています。
明日は体育祭です。また良い思い出を残してください。午前中だけでも見に行きたいが，どうなるか（汗）。