我が家のトイレの片隅に,ゴマ粒以下のサイズのクモが巣を張っています。巣といっても,放射状ではなく角っこに綿あめみたいなやつを,です。……や,掃除を怠っているってわけじゃないんですよ。あるのは随分前から知ってるんですよ。ただなんか,健気に家を立てて住んでるのを見ると潰すのも可哀想というか。(でも最近巣が拡大してきてるような……ちょっと削ってやろうかしら)ともかく。で,さっきトイレに篭っていたところ,足元の方からこれまた小さいクモが出現。巣を張ってる奴とは明らかに別種の徘徊型のやつでした。そいつはそのまま先住民の巣の方にゆっくり歩いていき,糸に気づくと何を思ったかその巣を上り始めました。結局は,外敵の侵入を察知した先住民の方が巣を揺らして追い払いましたが。ただ個人的に驚いたのは,・クモは他人の巣でもくっつかずに上れること・徘徊性のクモでもくっつく糸とくっつかない糸の区別が付くことの2点。特に今回は,放射状のいわゆるクモの巣型の巣ではなく,割と乱雑に張られたタイプ。ぱっと見で縦糸と横糸の区別なんてつかないように思うのですが。これってクモ業界の人には常識なんですかね?まぁ別にどうでもいいんだけど。