最近ずーっと
「ドア開口補強してぇ」ばっかり考えてます。
ドア開口補強の手段としては,やはりポピュラーなのがスポット増し打ち。
まぁポピュラー=お手頃とはいかないのがチューニング業界のお約束みたいなもんで,
金はかかる,時間もかかる,ショップの当たり外れは顕著,うっかりすると錆びる……などなど。
とりあえずDIYじゃどうにもなんね~というわけでこの手段は却下。
開口全部とは行きませんが,サイドシルのウレタン充填なんかも結構有名でしょうか。
これは本当に賛否両論で,喧々囂々しているうちに下火になっていった気がしますが,
実際にやってみた身としては肯定派です,出来ることなら今回もやりたかった(つまりこれも却下)。
効果がないと言っている人たちは,ホームセンターで建材用とかを買ってる可能性大。
ちゃんとボディ補強用のウレタンを使って,あまり縦に長くないクルマにやるなら効果はあります。
背の高い車だとサイドシルだけ固めても足りないんじゃないかな~というのが却下の理由その1。
理由その2は,今回のクルマはサイドシル上面に穴が一切空いてないから,空けるのが面倒。
その3は,サイドシルが閉空間でないことに気づいたから(後ろのサイドメンバーと繋がってる)。
ここまでダメな理由が見つかってなお強行する程ではないな~。
で,ここしばらく「やっぱこれだね
(ロッテのトッポ)」と考えていたのが,接着剤を使うという案。
最近メーカーの間でも構造用接着剤はかなりホットな話題で,どこも使用に躍起ですね。
とはいえ,1パンピーに出来る接着剤っていうとそんな業務用のガチなものではなく((^^;
せいぜいが
アロンアルフアか何かを板と板の隙間に流しこむ程度です,ハイ。
まぁでも,考えることは皆同じなんでしょう,調べると結構やってみたブログが出てきます。
私の仕事の師匠も「あぁ,昔S13に隅から隅までやった覚えが……」とか言ってましたし。
やってみたブログを見てみると,皆さん異口同音に「効果があった」と言ってます。
ただ,問題なのがここからで,「効果は一時的」との見解もチラホラ。
振動や衝撃で瞬着がボロボロになってしまうみたいですね。
でもよくよく見ていくと,一時的だった人たちが使っていたのはアロンアルフアの一般用。
てことは耐衝撃性のあるタイプならあるいは……例えば
コレとか
コレとか。
トリムやウェザーストリップ外しが面倒,作業場所の確保(真っ平らが理想)が意外と難しい,
あと何より硬化・定着を待つ十分な時間が取れるかどうか,などなど課題はありますが,
プロ用を3パック買ったところで\5,000もしませんし,ダメ元で試してみようかと。
……思っていた矢先に,こんなものを見つけたのである。
レイブロス「カチカチ君」
トリムとウェザーストリップを引っぺがし,フランジにひたすら嵌めこんでいくだけ。
取り付け後も何事もなかったようにウェザーストリップがつくんだからすごい。
しかもコレならドア開口と言わずサイドシル下面でもアッパーフレームでも使えるじゃん。
あまりに魅力的な内容なので,そのまま楽天の通販でポチッてしまいそうになりました。
が,思いとどまった理由はその値段。
1パック(ドア2枚分)で\13,608。
(; д) ゚ ゚
前後ドアだけで3万弱,テールゲートとサイドシル下面やろうとするともう1パック……。
魅力的なんですが,瞬着案と比べて7倍以上のコストがかかるとなると考えちゃうわ。
(スポット増し打ちに比べりゃ半額以下なんだけどね)
とりあえず保留!!
まずはボーナスを確認してからタイヤ交換(
ボーナスで買っていいってヽ( ´¬`)ノ ワ~イ !!)。
そのフィーリング次第でスプリングとカチカチ君の要否を検討します(当然自腹)。
ちなみに私の中の悪魔は「必要か不要かじゃねぇ,やりたいかやりたくないかだ」と申してます。
多分金が貯まり次第両方とも買うと思われます,乞うご期待。