• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2017年09月24日

車高実験



びふぉ~。


あふた~。


全然わからん。
せめてアングルを揃えろと……いや揃えたつもりだったんだけど。
本当はカメラを三脚固定するつもりが,忘れたことに気づきつつ作業を強行した結果がコレ。


そんな感じで,後ろの車高を上げてみました。

ミラージュは,フロントのロアアームは人が乗っても下反角がついているんですが,問題はリア。
1G空車状態でも上反角。人が乗ったらなおさら。なぜだ,設計者が違うのか?
窪みに落ち込んだ時などに後ろの沈み込み感が気になっていたのは,おそらくこれが原因。

※下反角の話は,國政氏のブログや本,またはWebCGの森慶太氏執筆の記事を読んでくれい。
  詳しく書くほど今日はもう元気がない。これ書いたら寝る。

とりあえず,私1名乗車の状態だけでもなんとかしたい,いや多少でもいいから上げたい。
ということで色々考えたのですが……どれもイマイチ。
・車高調(LARGUS)
 →かえって落ちる(バネ・ダンパー別体の宿命か)。
・車高調のアダプター(LARGUS)だけ流用して嵩上げ
 →径が合わない(いいアイデアだと思ったのだが)。
・米国仕様(車高アップされてる)のバネを流用
 →安全確実だけど入手性に問題が……それに今のバネを捨てるのもなぁ。

で,至った結論がコレ。
中国製丸出しのうっさんくっせーパッケージにちょっとビビる……。


本来はダウンスプリングの車高上げをするためのラバースペーサーです。
これで粉飾して通るような車検制度で本当にいいのだろうか。閑話休題。
まぁサイズさえ合わせれば純正バネでも使えるでしょうということでお試し。
所詮2,400円だし,ダメでも大して痛くはない。

やはりこの手のラバー素材部品で一番気になるのが耐久性です。
基本的に一時しのぎ用途で使われるスペーサーですからねぇ。どこまで考えられているのか。
焼け石に水かもしれませんが,ラバープロテクタントを吹いておきました。


とりあえずジャッキアップ。牽引フックを押し上げてギリギリでした。
(作業記録だとナンバー隠しが雑になるw)


びよ~んと伸び切った状態。
この状態での線間距離に対して適度なサイズのスペーサーを選びます。
ミラージュの場合は35mmがジャスト。それ以下だと車高は上がらず,以上だとハマりません。


なお,35mmのやつだと外径が140mmもあるので,ミラージュには明らかにオーバーサイズ。
よって,ちょん切って調整してやります。
バネのワイヤー1周分の長さを何らかの手段で測って,それに合わせて切断。
ここではタイラップをあてがってみてなんとなく計測しています。


はいバサーッ。目分量の割に正確なサイズでした。


で,コイツをバネの間に詰め込んでいくのですが……これが尋常でなく硬い。
どう考えても無加工では入りません。ということで最終的にはこうなった。


タイヤを外して側面からアプローチ。でないと姿勢が悪くて力が入りません。
そして,スペーサーの溝の内側の縁を全周カット。これでもまだ引っかかる。
最後は十徳ナイフの工具を各種使って無理やり押し込む。
ここまでやってようやく入りました。想定外の重労働に心が折れかけました。
ついでに手を何箇所か切りました。ちゃんとした工具と軍手の大切さが分かります。

最後に,脱落防止のため,タイラップでバネと固定します。
ちゃんとタイラップを通すための穴が開いているあたりは考えられているなと思います。


そして,全てが終わったあとに,尺で車高計測していないことに気づきました。
巻き尺まで用意して臨んだのにねぇ。やはり最近ボーっとしているな。
冒頭の写真を用いた目視ベースでの計測では,だいたい10mmくらいは上がっている模様。
これでも1G空車でようやく水平かどうかというところ。これ以上私にどうしろと言うのですか 。


さて,これだけ頑張った結果がどうだったかというと……

全然わからん。

一応,作業前に試走して感じを確かめてはあったのですが,重労働すぎて忘れてしまいました。
併せて車載も撮っていたつもりだったのが,MF位置がおかしくなっててピンぼけで使用不可。
G-Bowlだけは計測してあったものの,データ補間くらいのつもりだったから見てもよく分からず。
……この雑さ,仕事だったらぶっ飛ばされてたぞ。

まぁでも,そんな盛大に何か変わってるわけではないと思います。
どこのギャップや窪みを駆け抜けても「お!?」と思うこともありませんでしたし。
てか,結局上反角に変わりはないんだから,そんな変わるわけはないよね~。
少なくとも「悪くなった」と感じる部分はなかったので,そこは一安心です。
とりあえず,もう少し疲れていない時に再度乗って確かめてはみるけど。


さて……次の手を考えようか。
もうダンパー変えて減衰上げた方が手っ取り早い気がしてきた。



ブログ一覧 | [日記]チューニング考察 | 日記
Posted at 2017/09/24 15:17:08

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

パワースポット巡り
コンセプトさん

やっぱり洗車は、、、
HIDE_HA36Sさん

明日、手術決定しました😂
なつこの旦那さん

新穂高ロープウェイと白骨温泉へ行っ ...
ブクチャンさん

高橋真梨子さんのDVD いいですね ...
kuta55さん

夜洗車🧽のあと、打ちっぱなし⛳️
T19さん

この記事へのコメント

2017年9月24日 18:26
こんばんは。
後ろが落ちる、TBAのそれはアーム角なのかダンパーの伸び側減衰が高くて伸び方が渋いのが問題か、
この前のレンタカー、アクセラとC-HRで後ろの落ち込み感じて、これか!って。
知らない方が幸せだったかも、ますます国産車に乗れなくなる…
コメントへの返答
2017年9月24日 18:46
こんばんは。
ミラージュの場合は,アーム角は本文の通りと,減衰は全体的に低め……人すし詰めで悪路を走る新興国ニーズを優先した結果でしょうかね。トータルとしては良く出来てるんですが。
日本車の場合,自国の道で開発テスト出来ないハンデも大きいと思います。風化して日々姿を変えるいいテストコースがそこらじゅうにあるのに,使っちゃダメだなんて……。

プロフィール

「ノーブレーキどころかフル加速で信号無視して側突はさすがに草も生えない。どこを見ていたというのか。」
何シテル?   08/28 21:29
人生うまく行かないことばかり。 エコカーで非エコ運動して鬱憤発散。 GANREFはじめました https://ganref.jp/m/h-kata_l...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

三菱 ミラージュ 三菱 ミラージュ
先代機のFTOが色々限界に達したため,泣く泣く機種転換。 所謂エコカーではあるが走りの ...
三菱 FTO 三菱 FTO
各部の疲労・破損が限界に達したこと,純正部品の供給の打ち切りが深刻になったことから手放す ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation