最近,もはや天気予報の予想最高気温を見なくなった。
数字を気にするだけ無駄だ。どうせ暑い。
ついに夜まで暑い時期に突入したので,服装に悩まないのがある意味ではいい。
どちらかといえば暑さには強い方だと思っているが,やはり暑いものは暑い。
じっとしている分には大丈夫なのだが,少しでも動くと汗が止まらなくなる。
通勤のチャリも,走っているうちはいいが,信号などで止まると地獄である。
で,この時期になると,待ってましたと言わんばかりに湧いてくる連中がいる。
これである(画像はイメージです)。

他にも何都市かあったよね,同じく最高気温合戦やってるところ。
え~,中の人が読んでいたら気分を悪くするかもしれません。ごめんなさいね。先に謝っとく。
お前らはバカなのか。
本来であれば,熱中症などに気をつけるよう危機感を煽らなきゃいけないと思うのだ。
それが,何を喜々として「うちが日本一暑いぞわーいヽ(‘ ∇‘ )ノ」だ,ふざけてんのか。
誰が競い始めたか知らないが,町が暑くて何の自慢になるというのか。
街頭の不快指数と熱中症患者数を跳ね上げ,仕事の能率は下がり,救急の出番が増える。
そこには経済的メリットなど何もない。損失ばかりだ。
こんなことだから,日本の観光業がコケにコケるのだ。
おらが村自慢で身内だけ盛り上がり,客のニーズなどな~んにも考えていない。
世界遺産だってそうだろう。金にもできんのに無駄な情熱をかけるから経済的に苦しくなる。
「**市はこんなに暑いよ~。
皆さん週末は,**町に涼みに行ってみてよ~。
他の町より10℃くらい涼しいよ~」
こんな感じで涼しいところを紹介するのが普通の考え方じゃない? 違う?
暑い大都市から人を追い出せば,エアコンの消費電力を削減でき,町の気温上昇も抑えられる。
避暑先の郊外の都市には週末ごとに一定の金が落ちて,広域的な経済メリットもある。
盆休みの短期間にワンチャンかけずに済むようになれば,観光地の整備も進もう。
ついでに,今まで見向きもされなかった過疎集落が脚光を浴びて復活する可能性だってある。
道路渋滞等の課題もあるだろうが,日本経済へのメリットは十分あると思うのだ。
政府の経済政策を居間から批判していたって,この国の景気は良くならない。
国民1人ひとりが少しずつでも金を使って回していくしかないのだ。
そして,日本で数少ない「伸びしろのある」業種は,観光業だと言われている。
その観光業を,やがては外国人観光客相手にがっぽり稼げるよう育てるにはどうするか。
まずは日本人が客として,各地の観光地を発掘し,叱咤激励して成長させてやることだ。
いつもより少し足を伸ばした余暇の旅が,ゆくゆくは日本経済を好転させる原点となりうるのだ。
最終的に自分の給料に返ってくる……と思えば,なかなかいい投資だと思いませんか。
メディアも,くだらん我慢大会を取り上げてる暇があったら,この活動に寄与してみてはどうか。
暑さよりは,涼しさの方が金になると思うのだが。
Posted at 2017/07/12 23:00:35 | |
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モノモウス | 日記