2015年09月05日
というわけで,本日はディーラーでオイル交換。
走行距離10,408km也。
新車とは思えないペースでオイル交換してるような気がするけど,
まぁ財布が許すならマメにやっといて悪いことはないですし。
普段は大体土曜日の午後1時か2時ごろを予約するんですが,
先日電話したら「5時からしか空いてないです」との返答。
仕方がないのでその時間で予約したら,道が混んでるのなんの。
もう二度と変な時間に予約は入れない……。
オイルはボトル会員券で,エレメントは自費(まぁエレメント券もあるにはあるんだが)。
あとは毎回入れている添加剤(プロロングPL-100)を。
このプロロングも,財布に余裕があったら常用してみることをオススメ。
ディーラー側も,本当に真面目にクルマを維持しようとする人にしか勧めないとかなんとか。
そんなこんなでオイル交換も普通に終わり,帰ろうと思ったんですが,
春先から私の担当になった新人の子が来て,
「PHEV試乗しますか!?」o(゜∇゜*o)
お,おう……。
普段は点検に預けている間の暇つぶし程度に「貸して~」って試乗してた程度で,
店側から乗りませんかって言われたことなかったんでキョドってしまいました。
しかも閉店間際にそんな張り切って。
……というか,別にそこまで興味ないんですけどね,アウトランダーPHEV。
マイナーチェンジ前のは乗ったことあるし,クルマとしてイイのは分かるけど,
①うちじゃ充電できない。
②デカすぎる(3ナンバーギリギリくらいが個人的許容範囲内)
③スポーツ走行に使えない。
④SUV自体そんなに好きじゃない。
縦横がそんなに大きくなくて車高低目のセダンとかだったら考えるけど,
まだコイツ買ったばかりだし,向こう10ウン年は乗るだろうし。
とはいえ,担当さんのキラキラした笑顔に負けて試乗。
試乗したのは,アウトランダーPHEV,グレードは一番いい奴らしい。
革シート,暑いんだよなぁ……私は普通のファブリックが好き。
運転席に座り,シートポジションを合わせる。
電動パワーシートって,重たい以外はいいよね,微調整利くし。
てか乗った時凄まじく遠かったんだけど,前の人どんだけ足長かったわけ?
形状が卑猥だと一部で言われているレバーをDに入れて発進。
道路に出てアクセルを踏むと,音もなくなめらかに加速していく。
「音がしない」ということが加速感を水増ししている気はするが,事実速い。
あと,メーカーがWBSでも言ってたとおり,静粛性はびっくりするくらいアップしてる。
空気の音もロードノイズもせず,聞こえるのは空調と,地下鉄みたいなモーター音だけ。
いっそ静かすぎて車内が気まずくなるレベル(会話的な意味で)。
無言をエンジン音でごまかすタイプの私にはちょっと耐えられないorz
ブレーキタッチは,一回目に踏んだ時には「良くなった」と思った(そう思う人は多いらしい)けれど,
その後の制動ではやはりコントロール性に難というか癖があるな気がする。
初期制動はカックン感がまだあるし,踏んでいっても制動力が立ち上がらない範囲がある。
そういえばコルトVersionRのブレーキもこんなフィーリングだったような……。
今回はサイズ・パワートレインとも乗り慣れてないせいでそう感じたのかもしれない。
単純なブレーキ性能でいえば,前が2ポットになったため初期型よりも間違いなく向上している。
個人的に一番いいなと思ったのは動力性能。
パワー自体は十分にあるし,電気自動車だから車速問わずその出力を発揮できる。
坂道でもあまりアクセルを踏まずともビューンと加速していってくれる。
そしてアクセルコントロールに対するレスポンスも比較的いい。
このパワートレインでジムカーナやったら相当速いだろう。
ACCとかLDWとか,その他の機能については今回はチェックしてないので省略。
というか,あっちゃこっちゃにボタンが増えすぎて私にはチンプンカンプンじゃあ。
同様の理由で未だにガラケー使ってるくらいだもんげ。
とまぁ,個人的には前述のとおりの理由から間違いなく買わないだろうが,
世間一般の基準から見れば,クルマとしては素晴らしくいい。
店長さんに聞いたら「意外とマンション住まいでも今回のは買う人が多い」と言ってたし,
充電施設もじわじわと増えているので,私のような人種でなければ十分魅力を感じるのでは。
比較対象に上がるのはおそらくプリウスPHVやアコードPHVだろうが,これらとは思想が180°異なる。
この2車種が,ガソリンをモーターでアシストする,則ちEVユニットがブースター扱いなのに対し,
PHEVではEVであることを基本とし,エンジンが動力として係わることが少ない。
プリウスやアコードが,エンジンがかかるとガソリン車然としたフィーリングを出すのに対し,
PHEVではエンジンがかかろうが止まろうが走行フィールは常に電気自動車だ。
電気自動車の走りに魅力を感じた人なら,乗ればおそらく気にいるだろうと思う。
とはいえ,電気自動車の走りを純粋に楽しみたい人にとっては贅肉が多めであることも事実。
たとえばEV航続距離はこんなにいらないし,ボディサイズもいらないし,不要な装備も多いだろう。
もう少し小型・軽量で廉価な,セダンやハッチバックのPHEVも市場には必要だと思う。
そういうのが出たら,興味を示す人や買う人はもっと増えると思うんだけどなぁ。
……まぁ言ってる本人が買うかは別として,ね。
試乗を終え,そのまま自分のクルマを受領して帰路についてすぐ,
「やっぱりこっちの方が落ち着くわ」と思ったもんで。
ハイテク機能の何ひとつついてない感じとか,うっさいエンジンとか,ショボイ防音とか,
この贅沢をごっそり省いてる感じがどうも性に合ってるのよねぇ。
どうせあっしは貧乏気質のアナログ人間ですから。
Posted at 2015/09/05 23:13:39 | |
トラックバック(0) |
[日記]メンテナンス・装備 | 日記