ブレーキパッドの鳴き止めシムを外すと,ブレーキのフィーリングがよくなるそうで。
現状にそれほど不満があるわけじゃないですが,良くなるならばとやってみました。
ジャッキアップして,タイヤ外して,キャリパーのスライドピンを緩めて……
スカッ……
ガリッ!
思ったより簡単に外れたので,勢い余った結果がこのザマです。

ちょっとグロいことになったので直接はお見せできません。
作業をするときは手袋をしましょう。
あと,万一手が滑ってもこうならないような工具の持ち方を考えましょう。
気を取り直して,スライドピンを抜きます。
本当はグリスアップしてあげるべきなんでしょうが,手持ちがないので今回はパス。
キャリパーを持ち上げます。
てっきり上がった状態で固定できるかと思ったらそんなことはなく。
片手で支えながらの作業となりましたが,ウザければ針金かなんかで固定すべし。
んで,パッド外しなんですが……。
これがなかなかコツのいるシロモノでした。
写真を撮ればよかったんですが,サクッと取れると思ってたのでカメラを用意しておらず。
INRパッドは,パッドの面直方向(車体内方向)にスライドさせて外す。
これだけですが,戻すときは上を先に嵌めこんでから出ないと入っていきません。
勢い良く押しこむとブレーキローターごと車体外側に外れますので注意。
OTRパッドはもっと面倒かつ力技が要ります。
構造としては,キャリパーをクリップと裏金の凸で挟んで固定するようになっています。
よってパッドを取るには,クリップを浮かせながら噛み合っている凸を外さないといけません。
コツ3割の力7割といったところでしょう,指が痛くなりますが耐えてください。
まぁ,片側外して慣れてしまえば反対側は簡単です。
外したパッドからシムを外します。
外したシムがこちら。想像してたほどペニャペニャではないですね。
ここで,外したパッドの残り厚を測ってみると,右FRのOTRで残り4mm強……。
いくらなんでも減りすぎだろ,まだ14,000kmだぞ。
というわけで見ちゃいけないもんその1。
近々のパッド交換が決定しました。
また小遣いが……orz
そして,見ちゃいけないもんその2。
なんということでしょう,右のピストンブーツが破れとるΣ( ̄ロ ̄lll)
破け方から察するに,前回キャリパー開け閉めした時に挟んでしまったっぽい。
いくらなんでも劣化で破けるような時期でも走行距離でもないもんね。
いつから破れてたんだろう。
とにかく,次の12ヶ月点検ででも直してもらうべきだろうな。
保証で直らないかなぁ……まぁ無理だよね,自業自得だし_| ̄|○
という感じで,色々と発覚して若干ブルーになりつつパッドを戻します。
ちゃんとパッドがセットされていることを確認し,
ブーツを挟まないようキャリパーを閉めます。
あとはスライドピンを戻して作業終了。
シムを外した効果はというと……まだ走ってないから分かりません。
ただ,シムが歪んでフィーリングが,というのは結構踏力かけた時の話なのかな?
となると街中ではあまり関係ないかもしれませんね(((^^;
軽く動かした限りではブレーキ鳴きも特にありません。
はぁ……全く,買って1年以内のクルマの消耗具合じゃねぇよなこれ。
少し自重するべか。
Posted at 2015/11/22 11:23:41 | |
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